講師からのメッセージ
このセミナーでお伝えする内容の一部をあげるとすると・・・
- がん治療における口腔管理
- 手術を受ける人への対応方法
- 化学療法中の人への対応方法
- 緩和ケアを受けている人への対応方法
- 口腔と密接な関係を持つ心疾患への対応方法
- 虚血性心疾患を有する人への歯科治療
- 感染性心内膜炎の予防と注意点
- 肺炎予防のための口腔ケアと摂食嚥下リハビリテーション
- 要介護の原因第一位 脳卒中後の口腔管理
講座抄録
本邦では65歳以上の高齢者の人口が2013年に全人口の25%に達する超高齢社会に突入しました。今後,団塊の世代が後期高齢者となるいわゆる2025年問題を控え,医療,介護では,高齢者対策が喫緊の課題として動いています。歯科医療においても,今後ますます増加する多疾患,多障害を有する高齢者への対策に積極的に取り組んでいかなければなりません。平成28年度の診療報酬改定においても,チーム医療,医科歯科連携の推進,在宅歯科医療の推進が重点課題として取り上げられています。高齢者の特徴としてあげられるのは,個体のバリエーションが非常に大きいということです。80歳を過ぎてもピンピンしている人もいれば,多数の疾患を有して1回の内服薬が10種類を越えるという方もいます。今回は,歯科診療所の先生方が訪問診療や外来診療において,今後ますます接する機会が増えるであろう,四大死因である,がん,心疾患,脳血管障害,肺炎の特徴と,歯科治療を行うときの注意点などを説明していきます。また,近年注目されるようになってきたオーラルフレイルについても触れたいと思います。
- 日本人の2人に1人はかかる病気,がん治療における口腔管理
手術を受ける人,化学療法中の人,緩和ケアを受けている人それぞれへの対応 - 口腔と密接な関係を持つ心疾患への対応
虚血性心疾患を有する人への歯科治療,感染性心内膜炎の予防と注意点 - 肺炎予防のための口腔ケアと摂食嚥下リハビリテーション
誤嚥性肺炎の予防には,口腔ケアと摂食嚥下リハビリテーション - 要介護の原因第1位 脳卒中後の口腔管理
片麻痺患者さんの診療台への移乗や嚥下障害者の歯科治療のコツ
全国4カ所のサテライト会場でも受講可能です
日本訪問歯科協会の認定講座は、Ustreamで全国5か所の会場へライブ配信をしています。
メイン会場は東京。名古屋、大阪、広島、福岡にサテライト会場を設け、動画・音声配信システムを使っておこないます。サテライト会場では、回線を通じてメイン会場をスクリーンに映し出します。
メイン会場は複数のカメラで撮影し、プロジェクターに映すものと、講師を映すものを専門のスイッチャ―が切替するので、ただ単に講師とスライドがスクリーンに映っているという退屈なものにはなりません。音声もクリアです。
つまり、東京と同じ環境を全国のサテライト会場でも実現できるわけです。
鈴木 昭生 –
医科・歯科連携がいかに重要か
森 晃史 –
多職種との連携が重要なファクターであることが理解でき、具体的に良くりかいできました。アセスメントは尾ままで色々見てきましたが、一番現場で使用しやすいように思います。
古市 明弘 –
調べて判ることはこれからどんどんHPで調べていきます。
西田 哲雄 –
具体的に説明して頂いたので判りやすかった
木多 伸彰 –
話が明確で判りやすい。1日コースにしてもう少し掘り下げ話したりない雑談なども交えて講演をしてほしい。最後が駆け足になった。サルコペニアとフレールさらには栄養指導の具体例なども解説してほしい。
長谷川 浩之 –
松尾先生は様様な点からシステム作りをされる事により、歯科医療従事者だけでなく全ての医療従事者も口腔の診断をわかりやすくすることにより口腔ケア等の向上に役立てていることが大変すばらしいと思った。
M. M. –
がん治療における口腔ケアの意義が印象に残った
T. N. –
低栄養からの波及がとても理解しやすかったです。
E. N. –
内科的病名と歯科治療へのかかわり方が少し判ったような気がする。
H. S. –
多数の内容ながら良くまとまっていて判りやすかったと思います。
T. M. –
オーハットなどのアセスメント表が役立つと思います。
N. K. –
全身疾患と歯科特にoralcareとの関係がより具体的にイメージできました。
K. H. –
病院で多くの患者の口腔ケアを行う上でアセスメントによって回数や、方法が変わるというのが大変勉強になりました。
N. Y. –
OHATをぜひ使わせていただきたいと思います。また患者様からの感謝の言葉というのは大変うれしいものでやっていてよかったと思える瞬間ですので今日学んだことを少しでもいかしていければと思います。
Y. N. –
チームで取り組むための歯科としての役割の大切さを再認識できました。
E. F. –
各疾患の注意点などとてもわかりやすかったです。OHAT利用してみたいです。
Y. S. –
松尾先生の1つ1つの丁寧な解説がよかったです。
N. M. –
本日は貴重な講演ありがとうございました。OHATはホームページから確認したいと思います。今後は活用させていただきたいと思います。
T. N. –
OHATについて、使用してみたいと思います。
M. S. –
外来での臨床にも役立つ内容で判りやすかった。高齢者のスクリーニングに取り入れたい内容もありよかった。
T. E. –
フレイル、サルコペニアが良く判りました。自分も脳卒中より生還したので脳血管疾患は興味あります。
M. M. –
OHATを使用したアセスメントと多職種連携
Y. K. –
OHAT等の内容の話が多く、具体的な手技等の話が少なかった印象です。
K. K. –
近くの病院より収受月の患者さんの以来が続いているのでOHATを利用し、医科との連携を深めていきたいと思う。