講師からのメッセージ
講座抄録
自分の歯があった時と同じように噛めて自分の歯のように感じ、異物感がなく、ブリッジなどを装着した時よりも長持ちすると言われているインプラント。そのメリットを維持するためには、定期的な歯科受診によるメンテナンスとしっかりした自己管理が必要になります。
しかし、インプラントを使用されている方の高齢化に伴い、定期歯科受診や自己管理が難しくなった患者は在宅療養、介護施設などで十分な管理ができていない現状があります。また、施設職員が施設利用者自身の歯だと思っていたのが実はインプラントだった、と後からわかることもあります。今後増加すると推測されるインプラントを使用されている患者の訪問口腔ケアについて、かかりつけ歯科として行う場合、また、そうでない場合のケース、在宅療養、介護の現場で問題となっていることを紹介し、必要なケアや介入の仕方を考え、審美的にも機能的にも優れたインプラントの状態を確保し、より健康的に食事や会話を楽しむことができるよう、自己管理が困難となったインプラント患者の継続的口腔管理の実践のポイントについて症例を通してお伝えしたいと思います。
第一部 インプラントの基礎知識
- インプラントとは
- 歯科衛生士が行うインプラント患者の口腔ケア
- インプラント症例における口腔周囲筋のリラクゼーション
- メンテナンス継続症例・かかりつけ歯科による患者教育の効果
第二部 在宅、施設におけるインプラント患者の実際
- 訪問先、現場で口腔内を認識されていない?これインプラント?
- インプラント自己管理困難となってしまった患者の口腔内とは・症例より
- インプラント周囲の顎骨壊死
- 患者ケアに関わる人チームアプローチ・インプラント管理に関する情報共有の必要性
このように、多くの方から高評価を得ている内容となっています。
お申込みから参加まで
《会場参加の方》
1.参加票のお届け
銀行振込の方は、ご請求書・参加票・会場案内をお送りいたしますので、期限までに指定口座へ参加費をお振込みください。クレジットカード払いの方は、お客様の決済確認後に参加票・会場案内をお送りいたします。
2.参加当日
参加票は受付の際に必要になります。忘れずにお持ちください。当講座・セミナー・研修会の撮影・録音は、個人の使用目的も含め、固くお断りしております。
《オンライン受講の方》
1.認定講座のオンライン・ライブとは
日本訪問歯科協会の認定講座をインターネット経由でリアルタイムに受講できるものです。インターネット環境があれば、受講する場所を選びません。パソコンやタブレットPC、画面が小さくはなりますが、スマホでも受講可能です。
2.講義中に質問できる
オンライン・ライブでの受講ですので、講義中に疑問に思ったことやわからなかったことを講師へすぐに質問できます。オンライン・ライブ専用の質問フォームにご入力ください。講義の後半にまとめて回答されます。
3.時間が合わなかったときのためのリプレイ(再放送)
認定講座は、別の日に同じ講義内容を2回、リプレイ(再放送)します。リプレイ(再放送)は、認定講座開催の翌週の日曜日と翌々週の日曜日、2回にわたりおこないます。いずれも9:00〜21:00の間に視聴できます。
4.講座のテキストは事前にお届け
認定講座のテキストは、講座開始の前日までにお届けします。受講前にざっと目を通しておくと、知りたいところをチェックでき、学習効果が高まります。
5.認定申請に必要な研修ポイントが付与されます
認定講座を受講された方には、認定医、認定訪問歯科衛生士の認定申請に必要な研修ポイントが付与されます。オンライン・ライブでの受講者も同様です。
6.実際に受講するには
決済確認後、特別なご案内をお送りいたします。オンライン・ライブに参加するためのURLとユーザー名、パスワードなどオンライン・ライブ受講に必要な情報が記載されています。テキストは、講座開催日の前にお届けいたします。認定講座の開始時刻前に、ログインをして受講開始です。
キャンセルについて
お申し込み後に、やむを得ない理由によりキャンセルされる場合は事務局までご連絡ください。
キャンセルされる場合は、以下のキャンセル料が発生いたしますので、申し込み前に必ずご確認ください。
キャンセルのご連絡はこちらから>>
1.キャンセル料
- 前日のキャンセルまたは当日の不参加:参加費の100%
- 開催日の前日より8日目にあたる日以降のキャンセル:参加費の50%
- 開催日の前日より15日目にあたる日以降のキャンセル:参加費の30%
- 開催日の前日より16日目にあたる日以前のキャンセル:無料
2.返金方法について
キャンセルのご連絡後、事務局より返金確認書をお送りいたしますので、署名、捺印のうえ、返金の指定口座をご記入してご返送ください。
上記キャンセル料を差し引いた金額をご指定の口座へお振り込みいたします。返金時の振込手数料はお客さまのご負担とさせていただきます。ご了承ください。
M・T (承認) –
いつも貴重なお話をありがとうございます。
訪問診療でのインプラント患者さんが増えている中で、とても参考になりました。
エピシルについては、院長先生と相談してみようと思います。
木全 真理子 (承認) –
将来、入院に備えて、歯の健康手帳があると、情報提供出来るというお話は、すごく共感出来ました。
確かに、家族でも義歯がどうなっているのかわからないという事は日常的に目にします。まして入院した先のスタッフの方々に、インプラントやノンクラスプデンチャーなど入った口腔内がわかりにくいのは、当然だと納得しました。
M・F (承認) –
インプラントについてだけでなく、顎骨壊死についても具体的な口腔ケア方法、歯科医師不在の施設での対応方法が説明されており、とても参考になりました。
O・Y (承認) –
訪問に限らず、高齢者のインプラントの口腔ケアとして活用できそうでとても役立ちそうです。
Y・K (承認) –
アロマテラピーの併用
K・C (承認) –
現在、当医院に定期健診に来られる患者さんでもインプラントを管理している方が多くおられます。その方々が介護や長期入院になった事を具体的に考えました。今回のセミナーではわかりやすく症例や写真を多く見ることができ役に立ちました。
インプラント手帳の発行をしてない方のこともあり、早急にしなければなりません。お薬手帳に添付されていると、医療機関全般で情報共有されると思うのですが。
関わる機関の情報共有の重要性を改めて感じました。
O・M (承認) –
インプラントの基礎知識を得ることが出来た。「口腔機能支援のポイント」は「連携、情報共有の工夫か必要」である事。
M・S (承認) –
インプラント患者の場合においては特に病院との連携が大切だという事を改めて感じました。
H・S (承認) –
口腔粘膜保護剤エピシルはためになった
T・A (承認) –
インプラントは自分で口腔清掃ができなくなると、メンテナンスが難しいのでリスクがある。と思っていました。しかし、歯科衛生士が介入しメンテナンスをしっかり行うことで、口腔機能の維持が可能だと思いました。今後、益々インプラントをされている高齢者や要介護者が増えると思うので、とても勉強になりました。
Y・A (承認) –
インプラントの手帳はなるほどと思いました。何らかの形で考えてみたいです。
F・M (承認) –
エピシルは使用してみたいと思ったので院内で相談したいです。