講師からのメッセージ
講座抄録
歯科訪問診療においては,必ずしも教科書的な治療原則が正解とは限りません。100点の診療を目指すのではなく,半分の時間で90点を目指すことも必要です。残存歯数は確かに増えていますが,寿命の延長に伴い,義歯患者(特にパーシャルデンチャー)は減ってはおらず,逆に難症例は増えています。このような状況で,義歯治療も,新製ではなく,適切な調整・修理・リラインが重要となってきます。
本講演では,義歯を中心とした補綴診療を効率的に行うための「教科書に書いてないコツ」をお話します。「簡単で,効率的な診察・検査」「義歯作製のための効率的な治療法」「的確な調整」「適切で長持ちする修理・リライン」「加齢変化への対応法」「口腔機能低下症への対応(4月から保険採用)」などです。拙著である「教科書にのせたい義歯診療のコツ:Q&Aで学ぶ臨床ヒント集(永末書店)」「高齢者補綴治療のお悩み解決(医歯薬出版)」「よくわかる高齢者歯科学(永末書店)」は予習・復習に最適です。
講演の内容
- 超高齢社会における義歯の現状
- 簡単で,効率的な義歯の診察・検査
- 義歯作製のための効率的な治療法
- 的確な義歯調整
- 適切で長持ちする修理・リライン・軟質裏装
- 加齢変化への対応法
- 適切な義歯管理・指導
- 口腔機能低下症への対応
- 歯科訪問診療でインプラント患者に遭遇したら
このように、多くの方から高評価を得ている内容となっています。
お申込みから参加まで
《会場参加の方》
1.参加票のお届け
銀行振込の方は、ご請求書・参加票・会場案内をお送りいたしますので、期限までに指定口座へ参加費をお振込みください。クレジットカード払いの方は、お客様の決済確認後に参加票・会場案内をお送りいたします。
2.参加当日
参加票は受付の際に必要になります。忘れずにお持ちください。当講座・セミナー・研修会の撮影・録音は、個人の使用目的も含め、固くお断りしております。
《オンライン受講の方》
1.認定講座のオンライン・ライブとは
日本訪問歯科協会の認定講座をインターネット経由でリアルタイムに受講できるものです。インターネット環境があれば、受講する場所を選びません。パソコンやタブレットPC、画面が小さくはなりますが、スマホでも受講可能です。
2.講義中に質問できる
オンライン・ライブでの受講ですので、講義中に疑問に思ったことやわからなかったことを講師へすぐに質問できます。オンライン・ライブ専用の質問フォームにご入力ください。講義の後半にまとめて回答されます。
3.時間が合わなかったときのためのリプレイ(再放送)
認定講座は、別の日に同じ講義内容を2回、リプレイ(再放送)します。リプレイ(再放送)は、認定講座開催の翌週の日曜日と翌々週の日曜日、2回にわたりおこないます。いずれも9:00〜21:00の間に視聴できます。
4.講座のテキストは事前にお届け
認定講座のテキストは、講座開始の前日までにお届けします。受講前にざっと目を通しておくと、知りたいところをチェックでき、学習効果が高まります。
5.認定申請に必要な研修ポイントが付与されます
認定講座を受講された方には、認定医、認定訪問歯科衛生士の認定申請に必要な研修ポイントが付与されます。オンライン・ライブでの受講者も同様です。
6.実際に受講するには
決済確認後、特別なご案内をお送りいたします。オンライン・ライブに参加するためのURLとユーザー名、パスワードなどオンライン・ライブ受講に必要な情報が記載されています。テキストは、講座開催日の前にお届けいたします。認定講座の開始時刻前に、ログインをして受講開始です。
キャンセルについて
お申し込み後に、やむを得ない理由によりキャンセルされる場合は事務局までご連絡ください。
キャンセルされる場合は、以下のキャンセル料が発生いたしますので、申し込み前に必ずご確認ください。
キャンセルのご連絡はこちらから>>
1.キャンセル料
- 前日のキャンセルまたは当日の不参加:参加費の100%
- 開催日の前日より8日目にあたる日以降のキャンセル:参加費の50%
- 開催日の前日より15日目にあたる日以降のキャンセル:参加費の30%
- 開催日の前日より16日目にあたる日以前のキャンセル:無料
2.返金方法について
キャンセルのご連絡後、事務局より返金確認書をお送りいたしますので、署名、捺印のうえ、返金の指定口座をご記入してご返送ください。
上記キャンセル料を差し引いた金額をご指定の口座へお振り込みいたします。返金時の振込手数料はお客さまのご負担とさせていただきます。ご了承ください。
H・T (承認) –
老人においてはそのまま使用することが多いために、大変参考になりました。
H.A (承認) –
大学(大学病院)から離れて数年経過すると、所属していない学会等の情報は全く入らず、最近の話等があり、興味深かったです。
岩崎 健将 (承認) –
新義歯の調整法、注意点等再確認できてよかったと思います。特に保存方法等、臨床で活用できる内容が多かったです。
I.Y (承認) –
高齢社会の問題点を、データをもとに比較できてよかったです。
K.H (承認) –
訪問診療患者のインプラントの対応はあまり聞いた事のない内容だったので興味深かった。
大西 比呂支 (承認) –
義歯の調整の順番。
T.F (承認) –
新しいこと。検査方法。
S.K (承認) –
咬合調整の仕方。
S.M (承認) –
普段の臨床でも応用できる内容(保湿剤ジェルタイプ)があり参考になりました。
T.Y (承認) –
10年訪問診療を行ってきて復習的な内容であった。
O.K (承認) –
義歯の調整、訪問でのインプラントへの対応の話が聞け、印象に残りました。
K.Y (承認) –
インプラント患者の対応と義歯の夜間使用について
T.T (承認) –
口腔低下症やオーラルデアドコキシス(ODK)の検査法の解説は今後の訪問診療 高齢者歯科治療に大変参考になった。さらに義歯の修理や手入れについても大変参考になりました。
T.K (承認) –
義歯調整について改めて確認ができた。勤務医時代に学んだやり方とほぼ同じであり、良き先輩から学べてほんとうによかったと思った。
Y.T (承認) –
よかった
Y.M (承認) –
義歯調整での歯科医師の時間や材料のコストの考え方はすばらしとおもいます。ここまで考えて診療されている先生は少ないと思います、我々歯科医師があんまり考えないところなのでコストのことをもっと伝えてほしいです。
Y.H (承認) –
各学会のホットトピックス
Y.Y (承認) –
訪問と言うより義歯について大変勉強になりまた。是非本を購入させて頂きます。
S.H (承認) –
インプラントも、訪問診療もされている先生が、意外と多かったので、驚きました。
S.M (承認) –
臨床に即した症例が多く勉強になった
M.R (承認) –
先週アンケートを出し損ねました。
今まで介護状態になったインプラントの方のことを考えたことがなかったため、非常に参考になりました。インプラントをするとき、施術を受けられた方の人生がどのように変化するかも念頭に置いていかなければならないと医院で話し合いをしました。
インレーやクラウンの除去法も健全歯牙をなるべく残すようにしていましたが、今回お教えいただいた方法大変参考になりました。
M.M (承認) –
コピーデンチャー作成時に技工用のシリコンパテを使用する方法は是非実行します。
K.K (承認) –
高齢者の方でも、着脱しやすい義歯のお話を興味深感じました。
往診先の方、また、外来に来られる方でも、指先が使いにくくなっていることが多く、
せっかく作っても義歯が使えないのは、残念です。そのことで、技工士さんと相談していたところなので、とても参考になりました。
T.T (承認) –
義歯適合検査における、シリコーン材とペースト材の使い分け。ODKの検査における「パタカ」10回法などが印象に残りました。
K.Y (承認) –
最近の国家試験の内容なども交えながら、実践的な治療法を教えていただけて大変勉強になりました。
Y.K (承認) –
コストの比較や症例の具体的な考えかた
K.K (承認) –
義歯調整方法が良く分かった。
Y.H (承認) –
義歯の調整方法
O.M (承認) –
義歯の診査方法について、咬合紙の使い方、適合試験材の使い方は良かった。30分早く終わっている。時間をもっと有効に使ってほしい。
I.E (承認) –
参考になりました。
S.M (承認) –
日頃の訪問診療における自身のスキルや悩みは大学の先生も同じことを感じられていることがわかり、少し安堵しました。
D.A (承認) –
インプラントの話
K.A (承認) –
平均寿命と平均余命、平均余命と健康余命について
O.S (承認) –
義歯調整の考え方が勉強になりました。
U.M (承認) –
指で安定かどうかを確認するという事に参考になりました。