2018年02月25日開催

症例別にみる摂食嚥下リハビリテーションの方法

(19 件のレビュー)

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このセミナーを収録したDVDをご用意しています。

症例別にみる摂食嚥下リハビリテーションの方法

67,000 (税込 73,700)

セミナーの詳しい内容や収録動画の一部をご覧いただけます。

商品コード: dr044 カテゴリー: ,

4月の診療報酬改定について、中医協から個別改定項目の情報が出されました。特に注目すべきは、医科の診療情報提供料(Ⅰ)にかかる「歯科医療機関連携加算」。現行では「栄養障害を有する患者」について医科が歯科へ情報提供をした場合に加算するとされていますが、改定後は、加算の対象に「摂食機能障害を有する患者」が加わります。これにより、医科から歯科への摂食機能障害患者の紹介の増加が見込めます。歯科においては、摂食機能障害への対応力が今後ますます求められてくるのです。
そこで今回は、摂食嚥下リハビリテーションの基礎知識や、実践でつかえるテクニックを解説します。

講師からのメッセージ

セミナー内容の一部をご紹介すると

  • 要介護者にみられる口腔機能の変化
  • 全身状態の確認7項目とそれぞれの確認ポイント
  • 簡単にできるスクリーニング方法
  • 評価が難しい方へのアプローチ方法
  • VEの画像から問題点を発見するポイント
  • 代償嚥下手技のポイント
  • 具体的なリハビリの順序とステージアップの評価法
  • ALS・パーキンソン病など神経難病患者への対応事例
  • 経口摂取を希望する胃ろうの方への対応事例
  • 食事支援3つのポイント
  • 低栄養・脱水のリスク管理

講座抄録

摂食嚥下機能(食べること)は、毎日の生活に欠かせない機能の一つであり、その機能が十分に発揮できずに摂取量が低下することで低栄養や脱水などの生活機能低下へと繋がる状態になるため、特に高齢者では危険です。また、努力して(無理矢理に)食べることによって、誤嚥や窒息などの問題も生じます。これらの問題を回避するために、摂食嚥下障害への対応(摂食嚥下リハビリテーション)は、超高齢社会の現在において必要な医療であり、歯科医療従事者に求められているスキルです。

摂食嚥下障害の原因には、神経・筋疾患、解剖学的疾患、精神疾患など多岐にわたり、複数の疾患を併発するために病態を複雑にしている場合もあります。また、疾患による摂食嚥下動態も異なるため、原因疾患別に対応を考えることが必要です。その評価を行うための知識や手段(技術)を習得することは、歯科医師には必要不可欠となっています。

摂食嚥下障害への対応は、形態や機能の改善だけでなく、機能が十分に発揮できる環境を整備すること、代償的な方法で機能を補うこと、介助方法の指導も必要です。そして、効果的な方法を選択するために、前述の評価・診断に基づいていることが重要です。環境の整備は、食事姿勢や調理形態の工夫など食事場面に関わることだけでなく、口腔清掃状況や歯科治療の必要性の判断とその治療などがあります。代償的な方法は、嚥下を意識させる、頸部の角度を調整する、舌などの機能低下を補う装置を作製・使用するなどです。介助方法の指導は、日常的に介助する方への認識や協力度を考慮して行わないと、想定外の対応がなされていて危険な場合があります。施設などでは、複数の人が担当するので、指導内容の共有も必要です。

今回、摂食嚥下機能の基本や評価のポイントなど、急性期や外来における臨床での対応を例にお話しさせていただきます。

症例別にみる摂食嚥下リハビリテーションの方法」への19件のレビューをご覧ください

  1. T.Y (承認)

    リハの部分のみにスポットをあてた講義を更に聞きたい。VF、VE等の画像が多く分かりやすかった

  2. O.S (承認)

    摂食嚥下リハビリテーションのアプローチ方法が理解できた。

  3. S.Y (承認)

    すべてが包括されており、わかりやすかった。

  4. O.Y (承認)

    摂食・嚥下障害患者さんへのアプローチの仕方

  5. M.A (承認)

    VF、VEの画像をたくさん見られてよかったです。

  6. M.Y (承認)

    摂食嚥下リハビリテーションの奥の深さをあらためて知りました。現在、訪問診療を行っておりますので、日々の診療に今日のお話を活かしていきたいと思います。

  7. T.T (承認)

    嚥下に対して積極的になれませんでしたが、必要性を感じるようになりました。

  8. K.H (承認)

    摂食嚥下リハビリテーションの基本から、症例写真や動画、VF、VEも見られて、具体的でわかりやすかったです。今後、診断・評価をしっかり行い、訓練を指導したいと思います。過去のおいしかったであろう食事を再現して、おいしく安全に食事ができる事を目標としたいと思います。

  9. N.I (承認)

    直接訓練は日頃の治療に大いに役立つと感じた

  10. Y.H (承認)

    動画が豊富で分かりやすかったです。

  11. Y.Y (承認)

    それぞれの嚥下障害のレベルや段階の違いに応じて、具体的な対応についてわかりやすくまとめられていました。

  12. M.H (承認)

    摂食嚥下障害の病態と基礎訓練法がよくまとまっていて、頭の中が整理できました。

  13. 庄 昌彦 (承認)

    動画が多用されていてわかりやすかった。

  14. 正畠 昌幸 (承認)

    出来れば実習セミナーをお願いしたい。

  15. 兒玉 敏郎 (承認)

    もう少しリスク管理を具体的にまとめてほしかった

  16. M.T (承認)

    総論的内容で、知識を再度整理することが出来た。

  17. I.E (承認)

    5期モデルの再確認しました。

  18. F.A (承認)

    摂食機能療法の具体的なやり方がわかってよかった

  19. 加地 彰人 (承認)

    基本的な事から応用までとても勉強になりました。

このように、多くの方から高評価を得ている内容となっています。

詳細情報

主催

一般社団法人 日本訪問歯科協会

講師

岡山大学病院 スペシャルニーズ歯科センター 助教 村田尚道先生

会場

東京:ソラシティ カンファレンスセンター Room B
名古屋:安保ホール 101
大阪:松下IMPビル B会議室

開催日時

2018年2月25日(日)13:10~17:15

受講形式

ライブ配信, 名古屋会場受講, 大阪会場受講, 東京会場受講

歯援診の研修項目

高齢者の心身の特性

お申込みから参加まで

《会場参加の方》

1.参加票のお届け

銀行振込の方は、ご請求書・参加票・会場案内をお送りいたしますので、期限までに指定口座へ参加費をお振込みください。クレジットカード払いの方は、お客様の決済確認後に参加票・会場案内をお送りいたします。

2.参加当日

参加票は受付の際に必要になります。忘れずにお持ちください。当講座・セミナー・研修会の撮影・録音は、個人の使用目的も含め、固くお断りしております。

《オンライン受講の方》

1.認定講座のオンライン・ライブとは

日本訪問歯科協会の認定講座をインターネット経由でリアルタイムに受講できるものです。インターネット環境があれば、受講する場所を選びません。パソコンやタブレットPC、画面が小さくはなりますが、スマホでも受講可能です。

2.講義中に質問できる

オンライン・ライブでの受講ですので、講義中に疑問に思ったことやわからなかったことを講師へすぐに質問できます。オンライン・ライブ専用の質問フォームにご入力ください。講義の後半にまとめて回答されます。

3.時間が合わなかったときのためのリプレイ(再放送)

認定講座は、別の日に同じ講義内容を2回、リプレイ(再放送)します。リプレイ(再放送)は、認定講座開催の翌週の日曜日と翌々週の日曜日、2回にわたりおこないます。いずれも9:00〜21:00の間に視聴できます。

4.講座のテキストは事前にお届け

認定講座のテキストは、講座開始の前日までにお届けします。受講前にざっと目を通しておくと、知りたいところをチェックでき、学習効果が高まります。

5.認定申請に必要な研修ポイントが付与されます

認定講座を受講された方には、認定医、認定訪問歯科衛生士の認定申請に必要な研修ポイントが付与されます。オンライン・ライブでの受講者も同様です。

6.実際に受講するには

決済確認後、特別なご案内をお送りいたします。オンライン・ライブに参加するためのURLとユーザー名、パスワードなどオンライン・ライブ受講に必要な情報が記載されています。テキストは、講座開催日の前にお届けいたします。認定講座の開始時刻前に、ログインをして受講開始です。

キャンセルについて

お申し込み後に、やむを得ない理由によりキャンセルされる場合は事務局までご連絡ください。
キャンセルされる場合は、以下のキャンセル料が発生いたしますので、申し込み前に必ずご確認ください。
キャンセルのご連絡はこちらから>>

1.キャンセル料

  • 前日のキャンセルまたは当日の不参加:参加費の100%
  • 開催日の前日より8日目にあたる日以降のキャンセル:参加費の50%
  • 開催日の前日より15日目にあたる日以降のキャンセル:参加費の30%
  • 開催日の前日より16日目にあたる日以前のキャンセル:無料

2.返金方法について

キャンセルのご連絡後、事務局より返金確認書をお送りいたしますので、署名、捺印のうえ、返金の指定口座をご記入してご返送ください。

上記キャンセル料を差し引いた金額をご指定の口座へお振り込みいたします。返金時の振込手数料はお客さまのご負担とさせていただきます。ご了承ください。