講師からのメッセージ
講座抄録
訪問歯科診療では、患者さんの全身疾患の増悪や全身的予備力の低下などの可能性が常にあります。安全な歯科医療の提供のために心がけることとは…。講座では、患者さんの全身状態の把握の重要性や突発的な事態への対応方法などについて解説します。
第1部 高齢者の特性と注意すべき全身疾患
- 訪問歯科診療において特に注意すべき全身疾患は
- なぜ高齢者の栄養評価は大切なのか
- 認知症患者にどのように対応するか
- 知っておくべき口腔と全身疾患の関係
第2部 注意すべき薬剤と口腔粘膜疾患
- 多くの内服薬のなかで特に注意すべき薬剤は
- 高齢者の口腔の特性と注意すべき口腔粘膜疾患
- 知っておくべき口腔粘膜疾患の対応
- 薬剤関連顎骨壊死とその対応
第3部 全身状態のモニタリングと緊急時の対応
- バイタルサインのモニタリングの基本
- パルスオキシメーターで何がわかるか
- リスク回避のために知っておくことは
- 多職種連携やスタッフ教育の重要性
全国4カ所のサテライト会場でも受講可能です
日本訪問歯科協会の認定講座は、Ustreamで全国5か所の会場へライブ配信をしています。
メイン会場は東京。名古屋、大阪、広島、福岡にサテライト会場を設け、動画・音声配信システムを使っておこないます。サテライト会場では、回線を通じてメイン会場をスクリーンに映し出します。
メイン会場は複数のカメラで撮影し、プロジェクターに映すものと、講師を映すものを専門のスイッチャ―が切替するので、ただ単に講師とスライドがスクリーンに映っているという退屈なものにはなりません。音声もクリアです。
つまり、東京と同じ環境を全国のサテライト会場でも実現できるわけです。
T. S. –
訪問診療をはじめ.日常の診療においても高齢者、有病者に対して注意すべき点をあらためて整理させて頂くことができました。短時間でまとめてお話し頂くことがなされて大変勉強になり、明日からの診療に役立てさせて頂きたいと思いました。
A. F. –
訪問歯科での全身管理の重要性がわかって良かった。
S. O. –
全身管理の目安が理解できて、よかった。
久野 ミト子 –
これからの診療に役に立てていきたいと思います。
I. H. –
BP製剤、服用かでの対応(最近の)
A. K. –
内容が盛り沢山でありがたかったです。訪問時における手技的なポイント(準備など)あるとより助かります
M. S. –
緊急時の対応について外来でも役立つ話が聞けて、大変参考になりました。
M. I. –
歯科治療時に注意する全身管理について再認識する機会ができてよかった。
N. T. –
全身疾患と投薬の関係、嚥下機能との関連は現場で目で感じるところであり参考になりました
H. Y. –
全身的に注意すべきところがおさらいできてよかった。特に薬物の話は明日から役に立つと思う。
遠藤 圭介 –
BRONJの話