このセミナーでお伝えする内容の一部をあげるとすると・・・
- 医療職・介護職のそれぞれの役割
- プロフェッショナルであるために
- 歯科衛生士として出来る事、出来ないこと
- 歯科医師をはじめとする「多職種連携」方法
- 「歯科医師の指示のもとに」から考える 歯科衛生士の役割とは
- 患者さんにとってのベストアンサーを多職種で見つけ出すノウハウ
- 多職種連携に求められること
- 多職種から歯科が求められていること
- 症例から学ぶ具体的対応方法
講座抄録
医療の世界でも、介護の世界でも、今「多職種連携」と取り上げられることが増えています。実際の現場では、「必要性は分かっているが、何から取り組めば良いのか?」という意見を多く耳にします。医療職、介護職には、それぞれの役割があります。
私たちは専門性を追求した知識と技術を身につけ、「~師・~士」という職種名と「資格」をもらいました。個人的な意見ですが、「~師・~士」と名乗る以上は「その道のプロフェッショナル」でありたい!
しかし、職域の壁があることも現実です。1人の力は微力です。
私自身、歯科衛生士という資格の中で、出来ること、出来ないことの壁にぶつかることがあります。そんな時、心強いアドバイスを下さるのが、歯科医師を始めとする「多職種」の存在なのです。歯科医師の指示のもと~私にとって歯科医師は指示を下さるだけの存在ではありません。共に患者さんにとってのベストアンサーを見つける事が出来る大切な存在です。
所属は違えども、色々な事を相談できる「多職種」の存在。
人柄が見え、腕が見える存在。そこに「信頼関係」が構築されることを感じています。では逆に私自身が、多職種にとって「頼れる存在」になっているのか?そんな自問自答の日々の中で、患者さんから学び、多職種から学んできたこと、それを活かした身近な「多職種連携」の必要性。
セミナーを受講される皆さんと共に、「明日から出来る多職種連携」について、症例を交えながら考えていきたいと思います。
全国4カ所のサテライト会場でも受講可能です
日本訪問歯科協会の認定講座は、Ustreamで全国5か所の会場へライブ配信をしています。
メイン会場は東京。名古屋、大阪、広島、福岡にサテライト会場を設け、動画・音声配信システムを使っておこないます。サテライト会場では、回線を通じてメイン会場をスクリーンに映し出します。
メイン会場は複数のカメラで撮影し、プロジェクターに映すものと、講師を映すものを専門のスイッチャ―が切替するので、ただ単に講師とスライドがスクリーンに映っているという退屈なものにはなりません。音声もクリアです。
つまり、東京と同じ環境を全国のサテライト会場でも実現できるわけです。
I. N. –
ST、PT多職種との連携をとっているつもりでもなかなか時間が無く、意見交換ができていないのが現実。今後はもっと意見や質問をぶつけていきたいと考えさせられた。
A. T. –
多職種の事は何となく知ってはいましたが、かかわる事はなかったので大変参考になりました。今後どんな風に訪問にたずさわるかわからないですが、少しでも役立てる衛生士となりたいと思いました。
T. S. –
PTの分野になるかと思いますが、もう少し具体的に私たちが行える開口困難な方への対応が知りたかったです。
M. S. –
口だけを見ていては駄目。いかに他職種の方の知識を吸収できるかが大事ということ。
平野 かおり –
多職種との協働、連携をどう図っていくのか?自分はそこにどう関わっていくのか日々の課題が出来ました。もっと知識を増やし、また明日からは元気でいきたいと思います。
大橋 りか –
PT、ST、OTさんケアマネさんとのつながりをもっと深めていこうと思いました。
芦田 浩子 –
現在の訪問歯科の見直しのためにとても役立ちました。院内に持ち帰り、院長とも話をしていきたいと思います。「全身の中の口」すごく印象に残りました。