訪問診療を効率化したい歯科医院が知っておくべきこととは?
治療・ケア以外の時間が生産性に大きく影響します。このため、医院経営を安定させるためには、事前準備、移動、診療準備、記録作成、連絡業務などを効率化することが重要となります。
もちろん、既にさまざまな効率化が図られており、「もう、これ以上、どこを効率化できるのかわからない」と思われているかもしれません。
ですが、ちょっと視点を変えるだけで、効率化の改善ポイントが見えてきます。改善ポイントさえ見つかれば、後は、それを実行するだけで、大きな成果が期待できます。
本講座では、効率化の改善ポイントの見つけ方と具体的な改善事例を動画で解説しています。
改善ポイントを見つける評価指標
訪問診療では「時間当たりの質と成果」を最大化することが重要です。つまり、事前準備や移動などの治療・ケア以外の時間を効率化することですが、この指標を訪問先やチームごとに評価することで、改善ポイントを見つけることができます。
診療密度で見えてくる改善ポイント
診療密度で評価することで、どの訪問が時間の割に点数が低いのか、どの施設やチームの効率が悪いのかが数値で比較・判断することができます。
訪問診療全体の診療密度に対して、どの訪問先やチームの診療密度の高いか低いかを判断できるということです。
そこから、診療密度に差がある理由を探すことで、改善ポイントが見えてきます。
なお、薬剤の中には咳反射が起こりやすくなる薬剤も確認されています。例えば、ACD阻害役やシロスタゾールなどです。
このようなことを知っていれば、服薬変更の提案ができる場合には、役立つかもしれません。
よくある非効率訪問と対策例
治療・ケア以外の時間で最も問題であるがゆえに、逆に改善することで大きな成果が得られるのが移動動線の効率化です。
必ずしも理想的な動線ルートを構築できるわけではありませんが、定期的な訪問や緊急性の低い訪問は、できる限り近隣住宅・施設を同じ日にまとめることで移動時間の短縮を図ることを検討してみる価値はあります。
また、前日にルートを確認しておくような地味な作業も、積み重ねれば意外と大きな時間短縮になります。
同様に、チーム間で当日の診療予定を事前に確認しておくことも重要です。
これにより、忘れ物を防いだり、訪問先での準備時間を短縮したりすることなどができるようになります。
ドタキャンや予定変更を避けるために、前日や当日の訪問前の確認電話は必須ですが、訪問直前に到着予定時間を連絡することで、診療準備の時間短縮につながることもあります。
なぜなら、要介護高齢者の場合、診療を受ける準備に時間がかかることがあるためです。医院側の準備ができてから患者を待つ間を短縮できます。
守口歯科クリニック 訪問診療の全てをご覧いただけます
守口歯科クリニックの訪問診療の流れがわかるので、自院の診療の仕方と比べることで、効率化の改善ポイントがわかります。
このDVDを観ることで得られることは…
- 訪問診療の効率をアップして、収益を上げる方法がわかります
- 訪問診療の効率化に最も大きな効果のある方策とは?
- 訪問診療に多い5つの非効率要因と改善策がわかるので、自院の効率化に役立ちます
- 自院の収益構造を“見える化”して改善ポイントを抽出する方法
- たった5分で、訪問診療の収益を押し上げることに役立つ3つのミーティング議題
などとなっています。
このDVDの収録内容をご紹介すると…
Part1:講義
訪問診療における“効率”とは何か
- 外来 vs 訪問の本質的な違い
- 訪問特有の「時間構造」
- 時間構造の違い
- 訪問の収益構造
- 収益構造の違い
- “忙しいのに儲からない”訪問の典型
現場で生まれる“非効率”の原因
- 非効率の理由1 動線(ルート)の複雑化
- 非効率の理由2 書類作業の属人化
- 非効率の理由3 チームの情報共有不足
- 非効率の理由4 忘れ物
- 非効率の理由5 ドタキャン・当日変更
- 非効率の背景 複数要因が同時発生
効率化の鍵
- 「診療密度」で可視化する
- 診療密度で見える3つの重要な情報
- データ例1 訪問件数が増えても利益が減るケース
- 訪問件数を増やしても利益が増えないケース
- データ例2 訪問件数を減らすと利益が増えるケース
- 訪問件数を減らしても利益が増えるケース
効率化のポイント
- 診療密度は「改善の起点」になる
- 効率化=件数を増やすことではない
- 訪問診療のチーム体制
- チーム編成が効率を左右する
- チーム別生産性の差 (実例イメージ)
- 動線最適化の基本
- 書類の標準化で「迷わない医院」にする
- 情報共有の仕組みでチームが強くなる
明日からできる実践
- 診療密度を出す
- 診療密度測定フォーム
- 今日の非効率を3つ書き出す
- ミーティングの議題3つ
まとめ
- 診療密度は“経営の羅針盤”
- 訪問歯科の「真の効率化」
Part2:潜入動画
守口理事長の医院で実践する効率化の現場
- 出発前の準備と情報共有
- 訪問予定の確認
- 器材の整理
- 器材の積み込み
- チームミーティング
- 訪問先への電話連絡
- 移動とルート設計
- 訪問チームとエリア
- 訪問診療で必要なスキル
- ルート設計について
- 訪問現場の動きとチーム連携
- 診療の準備
- 診療
- 診療後(片付け・書類記入)
- 診療後(書類提供)
- 移動(訪問診療後)
- 移動(訪問診療後)
- 認知症の患者について
- 昼休みの過ごし方
- 帰院後の処理と振り返り
- 器材の運搬
- 器材の補充
- 器材の洗浄・消毒・滅菌
- カルテ入力のための作業
などなど。


M.Y. –
訪問診療の現場の難しさを端的に分かり易く、効率化を分析して話されたのは大変参考になりました。訪問に行って忘れ物があって診療できずに帰ったり、行ったら今日は体調不良で中止になったり非効率でしたが明日から守口先生のマニュアルを参考にさせて頂き、行く前の1分ミーティングをやろうと思います
T.K. –
訪問の準備、廻り方の効率は実感しています。施設や患家の都合を取り入れながら訪問を心掛けます
T.S. –
診療密度は自分も考えないといけないと改めて思いました
R.Y. –
事前に準備された訪問歯科の流れやシステムを、スタッフ全体で共有することの大切さが改めてわかりました。それぞれ医院の考え方や進め方が違うと思いますが、事前の準備の段階で自院でも参考にできた部分がありましたので、取り入れてみようと思います
S.A. –
訪問診療を始めたばかりの先生もしくはこれからの先生には大変ためになる講座だと思うが、すでに同じようなことをしている自分には初心に戻るような復習の意味で聴きました