このDVDの3つの特徴
インプラント患者に対応する新しい概念
今あるインプラントを最大限活用して、患者さんの口腔内の変化に柔軟に対応するという「バックオフ」という概念を知ることができるので、訪問診療におけるインプラント患者への治療の打ち手が増えます。
さまざまなインプラント患者への対応症例を紹介
さまざまなインプラント患者への対応症例が紹介されているので、今後の臨床に役立つヒントが得られます。
インプラントをリハビリや自立支援に役立てる方法
インプラントオーバーデンチャーの修理・調整の際に、義歯の着脱を容易にすることで自立支援に役立ったり、逆に負荷を大きめに付与することでリハビリになったりします。本講座では、そんなちょっとした工夫の数々を紹介しています。
このDVDを観ることで得られることは…
- 要介護インプラント患者の治療とケアの症例が数多く紹介されているので臨床に役立ちます
- インプラントのバックオフの考え方と対応方法
- 要介護インプラント患者の訪問診療において考慮すべきこととは?
- 訪問診療におけるインプラント周囲炎の対処方法と注意点
- インプラントを最大限に利用する複数のアイデアが得られます
などとなっています。
このDVDの収録内容をご紹介すると…
高齢化するインプラント患者
- 家族から求められる時代
- インプラント患者どのくらいいるの?
- 全体の6%未満
- 訪問診療では3%
- そのインプラント役に立ってる?邪魔になってない?
- インプラント@病棟
- 訪問歯科診療における条件
- 栄養状態をキープするためには
- ステージとニーズ
- インプラントは健康期だけのものですか?
- Back off
- 残存することによるリスク
- スリープすることにより解消
1.摂食嚥下リハの観点
- 症例の概要
- 症例I
- 主訴:義歯が入らない
- バックオフによりリハビリがスムースに遂行できた
- 栄養状態の比較
- 症例II
- バックオフをしても食べられない
- VE所見
- ISRPD
- 臼歯咬合の喪失
- 固定性補綴の優位性を考える
- リハビリの近道に、インプラントはいかがでしょう?
- 嚥下内視鏡検査
- パーキンソン病における運動症状・非運動症状・合併症の経過
- 症例III
- 順応性が低下した患者の再製作のリスク
- 口腔内の順応性
- 大切なのは低栄養回避!ですよね?
- 訪問歯科診療におけるインプラントトラブル
2.口腔衛生管理の観点
- インプラントの埋入位置、角度、補綴の形態…
- Maintenance
- OUR Needs of Oral Health Care
- インプラント@病棟
- ショック! 33.3%の一致率
- 清掃状態評価
- 口腔アセスメントツールの活用
- OHATの評価方法
- 多職種には複雑で触りづらい…
- UGH 口腔ケア
- インプラント周囲炎…除去ではなくケアという選択
- Test
Complication
- 訪問歯科診療におけるインプラントトラブル
3.治療
- 経済的困難 公費負担医療
- メインテナンス 患者拒否
- 健康期での治療やメインテナンスからのドロップアウト
- 情報を見つけられない
- ドライバーはどれ?
- インプラントメーカーはどこ?
- sitting position
- 今一度 インプラントを利用する
- 71歳、女性 転倒、骨折、頭部打撲
- 口腔ケア
- 75歳、女性 右胸水貯留 胸膜炎 肺癌 呼吸不全
- 65歳、女性 肺炎
- 67歳、男性 腰部脊椎間狭窄症 胸部椎黄色靭帯骨化症 心房細動 脳梗塞
- 決して戦略的ではない 無理のない移行…BACK OFF の真骨頂
- 受療能力の低減とデジタルの可能性
- 使い慣れたデンチャースペースに、短期間でセットしたい
- 使い慣れた新義歯で、短期間での機能回復
- いつかは低下する口腔機能
- 4年後
- 機能低下した今も
- バックオフは挑戦的にも戦略的にもするものではない
- 穏やかに落ちていく機能と共に歩む
- バックオフにおいても大切なのは低栄養回避!の考え方
- インプラント周囲炎…除去ではなくケアという選択
- 海外では?
- Oral implant status
- No teeth, No money… What to do in the eldery patient
- アタッチメントでの挑戦
- SFI アンカー
- 既存のインプラント間の角度を補正する
- Test
- ステージとニーズ
- まとめ
などなど。
R.M. –
インプラント患者へのアプローチについてはエビデンスが確立されていないということだが、実際の目前の患者様には何らかの医学的判断をしなければなりません。その際の大変有意義な視座をご提供いただきました
N.T. –
QOLのために咬合崩壊させぬ選択肢。現状把握と共に予想図をたて、状況に応じてのバックオフ非常に参考になりました
M.A. –
日本口腔インプラント学会専門医の為か往診で他医院で施されたインプラントの不具合を見て欲しいと連絡を貰う事が有る。このセミナーはこの様な時の対応の仕方がビジュアルに見られて大変役立ちました
A.K. –
インプラントの積極利用について根拠となり大変参考になりました。インプラントの利用は、保険適応外となり、経済的理由、家族的の理解度等で、計画が立て難いこともあり、ジレンマを感じます
N.M. –
インプラント周囲炎では無理してとるのだと思っていました。ケアの充実が効果的だと知りました