このDVDの3つの特徴
部分床義歯製作のポイントを解説
訪問診療における部分床義歯製作の要点がまとまっているのでワンランク上の義歯製作ができます
全部床と部分床義歯設計の違いがわかる
部分床義歯の考え方を全部床義歯と比較しながら解説しているので理解が深まります
訪問診療の現場で役立つアイデア
訪問診療においても外来と同じような品質の部分床義歯治療を行うアイデアが得られます
このDVDを観ることで得られることは…
- 訪問診療におけるワンランク上の部分床義歯治療に役立ちます
- 訪問診療患者に優しい部分床義歯の作り方がわかります
- 身に付けたい! 部分床義歯治療の3つのテーマで役立つテクニック
- 部分床義歯製作での失敗を防ぐために知っておくべきこと
- コンポジットレジンの3つの意外な使い方とは?
などとなっています。
このDVDの収録内容をご紹介すると…
Part1:訪問診療における部分床義歯製作の考え方
1-1. 部分床義歯の設計上の配慮
- 部分床義歯の動揺の抑制
- 両側か、片側か?
- KennedyⅡ級(3歯欠損)
- KennedyⅡ級(2歯欠損)
- 新たに作るか、作らないかの判断
- こんなにクラスプは必要か?
- 取り外し用のノブ
- 部分床義歯はこの順序で設計する
- レストがなければ義歯とは呼べない
- ノンメタルクラスプデンチャーも
- レストシートが無いと…レストが置けない
- 間接支台装置としてのレスト
- レジンアップ:間接支台装置と同じ
- 維持は最小限で
1-2. 全部床義歯と比較した部分床義歯の床外形
- 1)頬側と口蓋側
- Denture Space
- 無口蓋義歯が最も理論に適する
- 義歯を構成する2つの要素
- 維持があれば
- 後縁封鎖の原則
- 上顎義歯、後縁削除のルール
- 咬合圧を主に負担する組織による義歯の分類
- 中間欠損の場合
- 中間欠損での支持
- 中間欠損の床
- 遊離端欠損の場合
- 遊離端欠損部での支持
- 歯根膜粘膜支持型
- 遊離端欠損の床
- 2)下顎の舌側
- 顎舌骨筋線部
- 水平のルール ⇒ 舌が乗れる面積の確保
- 患者さん:「異物感が強い…」
- 舌下腺部
- 舌下腺部は厚みが必要
- 他に維持があれば、舌下腺部に期待しなくても
- 下顎義歯床設定のルール
- 全部床義歯では覆い、中をリリーフ
- 無くてもあたる下顎隆起
- PDでは、できれば避けたい→確実な支持が必要
- 下顎隆起部の床外形は?
- 下顎隆起部:レストがポイント
- 超えるか、とどめるかは、支持(レスト)による
- 義歯を構成する2つの要素
- 新義歯の装着
- どこを削る?
- 1アンダーカット部
- 2不要な床縁
- まだまだ、削り足りない
- 確認テスト
Part2:訪問診療で使える部分床義歯の臨床Tips
2-1. 補綴前処置に関わるTips
- 以前より歯冠補綴が減った?
- 前歯部のレストは置き辛い
- 切縁レストは有効だが、審美性に難あり
- レストが効かないと義歯が徐々に沈下
- 基底結節レスト vs 舌面レスト
- コンポジットレジンの活用①
- 環状型クラスプが使い易い
- Iバーは、infrabulge type
- I バーにも支持と把持が必須
- 双子鉤は咬合干渉を招きやすい
- サベーラインを無視して、アンダーカット域には入れない
- 豊隆の修正(リカンタリング)の必要性
- クラスプの走行が改善
- 前歯部のリカンタリング
- 支台歯の根面齲蝕
- コンポジットレジンの活用②
- ガイドプレーン
- 遊離端部の回転を抑制し、支台装置の負担を軽減
- Q:「パーシャルデンチャーを成功させるには?」
- どこに問題があるのか?
2-2. 印象採得とリラインに関わるTips
- 光重合型リライン材の活用
- 撤去のタイミングやアンダーカットも心配ない
- 重合前に、容易なトリミング
- 5分間の光重合、容易な研磨、高い物性
- PDにおける沈下量の差による問題
- PDにおける沈下量の差
- オルタードキャストテクニック ⇒ 粘膜を選択的に加圧
- 既製トレーでは粘膜部を加圧し辛い
- 訪問では 「既製トレー+アルジネート印象」
- 装着時に直接法のリラインもあり
- アルジネートの積層2回法
2-3. 咬合に関わるTips
- レストで咬合させる
- 残存歯でのガイドを優先
- 残存歯でのガイドが得られない場合
- 残存前歯の咬合平面をそろえる
- コンポジットレジンの活用③
- 残根は?
- 根面板の材質と形態
- 全部床義歯と比較した遊離端義歯の咬合接触は?
- 全部床義歯の咬合接触 バランスドオクルージョン
- フラビーガムの咬合に関わる問題
- 支台の負担(動揺)を抑えたい
- 第二大臼歯は咬ませない
- 確認テスト
などなど。
R.M. –
前歯部のレストをCRで作れる方法とても参考になりました。また、総義歯と局部床義歯の辺縁の考え方の整理ができ今後の臨床に生かしていきたいと思います。遊離端義歯の咬合力の考え方も何となくではなく、考えながらやっていきたいと思います
M.K. –
基本的な構造や考え方から、改めて確認することが出来、それをふまえた上での印象をとる時の考えなどを再認識することができました
T.A. –
部分床義歯の重要なポイントがすごく分かりやすかったです。明日から診療に生かしていきたいと思いました
M.S. –
パーシャルでのアルジネート二重印象のテクニックが非常にためになりました
A.K. –
部分床義歯の基本について理解が深まった