このDVDの3つの特徴
嚥下機能や誤嚥の斬新な説明
高齢者の特徴を動物や乳幼児との対比を用いて、わかりやすく説明できるようになります
安全な食事のためのポイントを解説
安全な食事に関する介護職への指導・助言のポイントがわかります
安全に食形態を上げていくコツを紹介
制限の多い訪問診療の現場で有効なノウハウが手に入ります
このDVDを観ることで得られることは…
- 高齢者の誤嚥防止の要点をわかりやすく説明できるようになります
- なぜ離乳食? 乳幼児と高齢者の共通点から見えてくる食事支援の考え方
- ユニークな説明方法:男性高齢者に誤嚥が多い理由と対応策
- 食事物性を上げていく時のポイント
- 経口摂取をすすめる上で必要な3つの項目とは?
などとなっています。
このDVDの収録内容の一部をご紹介すると…
Part1 四足歩行動物から知る安全な嚥下の要件
Topic1 四足歩行する動物が誤嚥しない解剖学的理由
- 馬の喉頭近傍の矢状断面観
- 呼吸時と嚥下時における鼻腔・口腔・食道(馬)
- 正常な嚥下
- ヒトの頭蓋顔面の断面
- 咽頭期(前半)
- 咽頭期(後半)
- 誤嚥防止姿勢(3点セット+1)
Topic2 70歳以上の健康な高齢男性には気をつけろ
- 70歳以上の健康な男性に注意
- 習熟度テスト
Part2 離乳過程で高齢者での誤嚥防止の鍵を知る
Topic1 生後直後の乳児と高齢者の口腔構造の近似性
- 食物摂取機能の発達過程
- 哺乳時の乳首周りの取り囲み
- 乳児と成人での気管口の位置
- 乳児嚥下とは
- 仰臥している成人での液体の流れ
- 原始反射
- 離乳のための反射の消失
- 脱感作は子供自身だけでするのではない
- 咬反射
- 要介護者に当てはまるか…
Topic2 離乳食に準じた食事支援の考え方
- 食物摂取機能の発達過程
- 離乳(=固形物の摂取)が可能な条件
- 機能発達-初期
- 離乳初期食の特徴・要件
- QUIZ
- 物性が同じでも一口量の相違は処理法を変化させる
- 刻み食はヒトに優しいか?
- 要介護・高齢者に当てはまるか?
- 機能発達-中期
- 舌の上下運動を促す方法
- 離乳中期食の特徴・要件
- 機能発達-後期
- 舌の左右運動を促す方法
- 歯ブラシを使った 舌の左右運動を促す方法
- 離乳後期食の特徴・要件
- エピソード
- 市販離乳食は上手くいかないことがある
- 離乳食に準じた物性の食品による訓練法
- 習熟度テスト
- まとめ
などなど。
E.M. –
乳児は咽頭が短く気管口が高い位置にあるため誤嚥しづらいということを初めて知りました。また、70歳以上の男性は喉頭下垂し嚥下する時の距離が伸び、喉頭運動抑制が出るため誤嚥しやすいということを知り、食事時の姿勢を考え食事してもらうことが大切だと思いました
A.O. –
舌や口唇の動き、発達によって食事内容の違いを明確にすることができました。原始反射についてよくわかっていませんでしたが、栄養摂取の為、異物排除の為ということなど理解でき、脱感作の必要性も理解できました。舌運動の仕方も具体的に教えていただき、とても勉強になりました
Y.Y. –
口腔ケアでうがいをしてもらう場面が多々あり、よくむせる方がいらっしゃるので気にはなっていたのですが、今回の講義で姿勢をしっかりとすれば食事中であってもむせることは少ないという事を学べたので口腔ケアや治療時の姿勢を整えてから始めるようにしたいと思いました。また、舌の左右運動についてもケアもしくは口腔機能訓練を行う際に実践してみようと思いました
S.S. –
70歳以上の健康な男性に注意が必要というパートで、 食事中の姿勢についてとても勉強になりました。全身の筋力の変化や口腔内(喉頭)の変化があることを考え忘れていました。安全な嚥下姿勢=うなづき頭位は覚えやすいワードでした
S.M. –
診療室で見ている時、70代以降の男性は確かに女性と比べるとむせやすい方が多い気がします。その理由が知れてよかったです。健康な方であろうが年齢を一つの区切りとしてこの人は70歳を超えてむせやすいから注意しようなど意識して診療を行っていきたいです