このDVDの3つの特徴
患者の全身を診る切り口が整理されています
病名を単なるワードとしてではなく、全身機能の障害としてイメージできるようになります
臨床に応用できる最新研究で得られた知見を紹介しています
食べる機能に影響のある因子を洗い出して、それに関連する摂食嚥下リハビリ方法がわかります
摂食嚥下機能に影響する薬剤がわかりやすく整理されています
薬剤の種類と摂食嚥下機能への影響が整理されているだけでなく、誤嚥リスクを低減させる薬剤も紹介されています
このDVDを観ることで得られることは…
- Body System:患者の病態を理解するための鍵
- 訪問口腔リハビリの成果を上げるためにやるべきことがわかります
- 新知見! とろみ剤がもたらす意外な効果とは?
- 誤嚥リスク低減に効果のある3つの薬剤がわかります
- 訪問診療に活かせる、食べる機能が良好な要介護高齢者の生活習慣
などとなっています。
このDVDの収録内容をご紹介すると…
第1章 嚥下機能を保つための新展開
- 生活の質(QOL)
- 摂食嚥下機能・栄養代謝に関わる Body System
- 訪問診療では
- 楽しく過ごしている人は、食べる機能が保たれている?
- 食べる機能の関連因子
- やりたいこと、楽しむ時間を増やす
- 離床して活動すること
- どのくらい離床すると筋肉量や食べる機能が保たれる?
- 食べる機能の比較
- 筋肉量の比較
- 食べる機能の関連因子
- 訪問診療では
第2章 嚥下障害と食事療法に関わる研究
- とろみ剤
- 液体嚥下
- とろみ調整食品(とろみ剤)
- 【実験プロトコル】
- OGTT時血糖値の推移(n=7)
- 各消化管におけるGlp1およびCck遺伝子の発現量
- 血糖値のみでなく、脂質など他の栄養素の吸収代謝にも影響する可能性
- 口から食べる意義
- 経口摂取により細菌叢が変化
- 経口摂取により腸内の細菌ネットワークが変化
- 嚥下障害(経管栄養)の患者は
- 嚥下機能を保つための新展開
第3章 お薬と嚥下障害の関わり(医療・介護連携)
- おくすり手帳
- おくすり説明書
- 薬と嚥下障害
- 神経の情報伝達
- 摂食嚥下機能に影響する薬剤
- 抗不安薬
- 睡眠薬
- 抗うつ薬
- 抗精神病薬
- 抗てんかん薬
- 抗ヒスタミン薬
- 抗コリン薬
- 利尿薬
- 制吐薬
- 消化器潰瘍薬
- 筋弛緩薬
- 抗パーキンソン剤
- 認知症薬
- 誤嚥リスクを低下させる薬剤
- ACE阻害薬の長期投与は肺炎発症を予防する
- シロスタゾールは嚥下反射の潜時を短縮する
- アマンタジンの長期投与は肺炎発症を予防する
- テオフィリンは嚥下反射の潜時を短縮する
- カプサイシン、メントールは嚥下反射の潜時を短縮する
- 「生活」の中に食べる機能を維持するリハビリを
などなど。
J.O. –
これまで顎、顔面、口腔、咽頭などの摂食・嚥下に関わる周囲器官の事ばかり考えていた。今回、循環系、神経系などに分類して身体全体で診ていくという考え方を知り、とても頭の中が整理され大変貴重な学びになりました
R.O. –
最初の摂食嚥下機能・栄養代謝に関わるBody Systemは印象的だった。また「楽しく過ごしている人は、食べる機能が保たれる。」「どのくらい離床すると筋肉量や食べる機能が保たれるか?」「とろみ剤の知識」「摂食機能に影響する薬剤」等は、とても興味深かった
M.O. –
薬と摂食・嚥下との知識の再確認ができたことや、疾患との関わりが分かりやすかったです
R.M. –
疾患ばかり見るのではなく、患者の活動性、生活様式などその人の置かれた状態、多分その人の性格などが食べる機能と大きくかかわるという話は、百歳近くまで食事やデイサービスを楽しんで生きた母の状態を思い出させました。色々な研究に基づいたお話の内容で、特にキサンタンガム系トロミ剤で血糖値上昇抑制効果があるお話は特に興味深かったです
Y.S. –
生活を楽しんでいるかどうかや離床時間が、嚥下機能に関係しているということが興味深かった。高齢者が服用している薬には嚥下機能に関与するものがあるので、今後注意してみてみようと思う