訪問診療の義歯治療で困った時に役立つノウハウが学べる

これならできる!在宅患者の義歯治療 ~診査・診断・調整・修理~

講師:医療法人社団寛眞会 まつした歯科 院長 松下寛先生

(13 件のレビュー)

67,000 (税込 73,700)

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訪問診療の義歯治療で考慮すべきこと

訪問診療の依頼で最も多いのが義歯の不具合ですが、要介護高齢患者の義歯治療は容易ではありません。

頭頸部の機能低下や嚥下障害が疑われる、顎位が安定していない、コミュニケーションが難しく指示が通らない、顎堤吸収が激しいなど、様々な課題があります。

さらに、要介護高齢患者さんの多くは、義歯を新製・修理したとしても使いこなすことが難しいという問題もあります。

その一方で、患者さんやご家族は「義歯を作れば、義歯を治せば食べられるようになる」と思って依頼してきます。どれだけ、義歯を使いこなすのは難しいかもしれないと説明しても、「ダメ元でいいから」と言われると、何らかの処置をせざるを得ません。その際、患者さんやご家族に納得いただけるような治療をすることが重要です。

このDVDでは、訪問診療における義歯治療の実例を元に、義歯の適否の診断方法や義歯の調整方法、治療時の注意点などを詳しく解説しています。

このDVDの収録内容をご紹介すると…

第1章 演者の在宅歯科診療の実際と義歯の役割についての私見

  • 在宅歯科診療で主に行っていること
  • 頻度の多いのはいわゆるお口のお掃除=口腔ケア
    • 義歯ブラシ 一般的な歯ブラシ
    • 利用者さんが持ちやすいように改造したブラシ
  • ご家族への指導では歯科医師が自らの口を提供
    • 要領を習得した上で利用者さんのお口をケアしてもらう
  • 口腔ケアの効果としては誤嚥性肺炎の予防という側面も重要
  • 高齢者では何らかの義歯を入れている比率は7割程度
  • 在宅の患者さんの生活状況も観察する
  • 患者さんへの食事指導では
    • 私の母です 92歳 介護度2 自宅介護
    • 父の介護の場面で心がけていたこと
    • 咀嚼嚥下機能訓練も可能な範囲で行っています
  • 咀嚼嚥下機能については簡易的にこんなところをチェック
    • 口腔周囲の機能運動の指示
    • 舌の機能訓練 咬合力ゴム噛み訓練

第2章 在宅診療における新義歯作製の実例

  • 症例:80歳代女性
    • 多数の残根にプラークが付着した状態
    • 抜歯時笑気のボンベを持ち込んで緊張を緩和しながら処置
    • 作製した上下総義歯
  • 義歯の新規作製で対応した症例:80歳代 女性
    • 患者さんは上半身の機能は比較的保たれている
    • 左下3番は残根で保存 他は抜歯を計画
    • 残存歯を抜歯および削号したところ
    • 顎堤の状態
  • 上下の義歯印象
  • 外形線は目視で記入
  • 咬合採得
    • 後方からみて顎位の極端な偏位がないかチェック
    • 「バイトのエラー」を触診と目視で触知
    • パラフィンワックスでリマウントのためのバイトを採得
  • 塩田の「軟パラ法」によるチェックバイト
  • 技工士に再配列および重合仕上げの指示
    • 顎間(咬合)関係のずれもなく下顎の義歯も舌位置の良好な状態に
    • 義歯装着によって審美性も回復
  • 新義歯作製に踏み切る在宅診療での基準
  • 逆にこういったケースでは成功率が低く 避けた方が無難
  • 予後が難しいことを説明し、義歯なしでの摂食
  • 「ダメ元でいいから どうしても作ってください」

第3章 義歯の新規作製か 修理調整か
    あえて作製しないか その見極めについての演者の考え方

  • 義歯の主訴に対して調整・修理で対応する基準
  • 在宅の患者さんでさらに考慮すべき条件
  • 症例:80歳代 男性
    • 臼歯部の咬合接触点の喪失と咬合高径低下が明らか
    • 咬合関係の是正を主として調整・修理
    • 粘膜面の若干の不適合は直接リライニング
  • 症例:80歳代 女性 現状の義歯を調整で対応
    • 身体的な事情を考慮し咬合調整を主体に
    • 臼歯部を主体として咬合接触をするように調整
    • 少量ではあるが経口摂取もでき余命を過ごされることができた
    • この症例でのポイント
  • 高齢者や在宅の方の義歯調整・修理の原則
  • 現場対応が主となると、どんなケースが多いか
  • 義歯の調整・修理にあたって義歯の不調の原因を考える

第4章 どんな場面でも役に立つ義歯の適否の診断方法と調整方法

  • 義歯診療で術者に必要とされる技量
  • 咬合関係(顎間関係)の不備のチェックと是正
  • しつこく強調していること
  • 症例:「シリコン義歯」を装着するも不調で噛めず
    • 配列や床外径は許容範囲
    • 自力閉口をさせると一見きちんと咬合している
    • 義歯に指を添え固定してそっと合わせると右が空いている
  • 義歯の咬合関係診断の大きなポイント
    • 咬合紙で確認すると前歯と左側臼歯部が早期接触
  • 咬合関係の「ずれ」がわからないで治療を進めたらどうなるか?
  • 義歯の不調の原因を探ることが重要
  • 多数歯欠損の義歯の咬合関係の是非の判定の使用手段は重要順に
  • まずは早期接触に伴う義歯の全体の動きの基本パターンを確認
    • 総義歯でよくみられる下顎前歯の突き上げ
  • 「空いた口がふさがらない」
    • 触診で左側臼歯部最後方部位に「当たり」を感じた
    • 上下の義歯を口腔外に取り出して当該部の接触を確認
    • このケースでは下顎臼後パッドの後縁を削除
  • 片側臼歯部が早期接触 義歯がローリング
  • 臼歯部斜面同士が早期接触 前後的、左右的スライド
  • 一歯単位での早期接触のパターン
    • 垂直沈下する基本パターン①
    • 横スライドする基本パターン②
  • 最終的な噛み合わせの 「落としどころ」
  • 総義歯で望ましい咬合関係とは?
  • 最終イメージ:「お椀状の面対点」のリンガライズド「風」咬合
  • 実際の咬合関係(顎間関係)のずれの是正方法
  •  一番頻度の多い咬合調整について
    • 単純に高さが高い場合には下顎咬合面の中心窩をお椀状にえぐる
    • 頬舌咬頭がしっかり噛みこんでいるときは、まず斜線部を削除
    • 斜面対斜面で早期接触がみられる例では
  • 特に「触診」について意識すること
  • 咬合関係の診査のための義歯の触診のやり方
  • 症例:92歳 女性
    • 術者の両手の添え方に注意
  • 義歯の「触診」を主体として咬合関係の是非を診査
  • 症例:口腔内咬合調整で対応
    • 上顎総義歯 下顎臼歯部両側遊離端義歯
    • 両指の「触診」で前歯部の早期接触を感知
    • 早期接触を咬合紙で追加確認
    • リンガライズド「風」咬合接触に修正
  • 咬合調整の流れを再確認
  • 逆に臼歯咬合面を足す場合とは?
  • 症例:70歳代 男性 咬合面レジン添加で修理・調整
    • 下顎総義歯は咬合関係不安定
    • 切端咬合の下顎前歯は切縁を削除し、唇側の厚みも薄く
    • 暫定的にティッシュコンディショナーを貼り付け
  • 咬合関係の是非を術者の触診と視診でまず判断する
  • 部分床義歯で大事な維持装置と義歯床の適合診査の手技
    • 維持装置(クラスプ)の周囲の義歯床のガタ付き
    • 義歯が「シーソー」する時はどこが回転中心かをチェック
    • 維持装置の適合修正後、直接リベース+咬合調整
  • 動画:義歯床のガタ付きのチェック
  • 遊離端義歯の欠損部床のガタ付きのチェック方法
  • 動画:リライニング時の義歯床の押さえ方

第5章 患者さんの納得する義歯の現場修理の実例の紹介

  • 義歯の修理の診療現場でのやり方
  • 義歯の修理のケース
    • 下顎前歯が自然脱落
    • 増歯する部分の表面を一層削除
    • 即時重合レジンのお団子を増歯すべき部分に貼りつけ
    • 口腔内である程度硬化させ「弾力性のある時期」で取り出し
    • 隣在歯に対してアンダーカットになるレジンのバリを削除
    • 綺麗に作りたければ光CRを使えばいい
  • 義歯の破折症例:60歳代 男性
    • 表面を一層削って即充レジンの接着を促す
    • 口腔外に取り出し、足りない部分をさらに盛り上げる
  • 破折修理の段取りのイラスト
    • 破折した義歯床
    • 口腔内に入れて可及的に元の位置に合わせる
    • いったん口腔外で接合予定面の表面を一層削除する
    • 口腔内に戻して削除した表面に即充レジンを目一杯厚く盛る
    • 粘膜面の破折線周囲を抉って新鮮面を出す
    • 粘膜面側からも即充レジンで修理する
    • 修理後バイトがずれていないか必ずチェック
  • 現場での即日増歯と暫定クラスプ設置の例
    • 主訴は鉤歯の破折とクラスプの脱落
  • 一旦修理しても破折を繰り返すことが予想される例
  • 本日のまとめ

などなど。

このDVDを観ることで得られることは…

  • 義歯の調整・修理で術者に必要とされる技量
  • 最重要! 咬合関係の不備のチェックと是正
  • 最終的な噛み合わせの「落としどころ」とは?
  • 在宅診療において新義歯作製が可能と判断する条件
  • 超重要! 触診について意識しておくべき6つのこと
  • 新義歯を作製しても使いこなせない患者さんの特徴
  • 「ダメ元でいいから入れ歯を作って」と言われた時の対処方法
  • 義歯の調整・修理で対応することが望ましいケースとは?
  • 終末期患者さんの義歯調整で考慮すべきこと
  • 在宅診療の義歯調整・修理における3つの原則
  • それダメ! いきなり咬合紙を使うこと
  • 総義歯に望ましい4つの咬合関係
  • 義歯の咬合関係診断の最重要ポイント
  • 破折した義歯を修理する際に考慮すべきこととは?
  • 咬合関係是正方法の基本パターン
  • 意外と多い? 咬合関係のずれの見逃し
  • 多数歯欠損義歯の咬合関係の是非を判断する5ステップ
  • 図解:早期接触に伴う義歯の動きの基本パターン
  • 現場対応が主となる義歯不具合の4ケース
  • 再度確認しておきたい、義歯の触診のやり方
  • 最も効果的な介護者への口腔ケアの指導方法
  • 義歯が咀嚼嚥下の補助装置と機能していない理由
  • たった2つしかない! 一歯単位での早期接触パターン
  • 強く噛んでしまう患者さんの触診時の指の添え方と誘導方法
  • 義歯の調子を見る前にチェックすべきこととは?
  • 動画解説:即時重合レジンを使って咬合関係を修正する方法
  • 食事姿勢の5つのチェックポイント
  • 既成人工歯を貼り付けるより簡便! 即時重合レジンの盛り方
  • 患者さんの食べる意欲を引き出す意外な方法
  • 咀嚼嚥下機能の簡易チェックポイント
  • アルーワックスを使用した下顎の咬合採得方法
  • 塩田の「軟パラ法」によるチェックバイト

などとなっています。

これならできる!在宅患者の義歯治療 ~診査・診断・調整・修理~」への13件のレビューをご覧ください

  1. M.R.

    感覚的アプローチしている咬合調整を、段階的に整理して解説頂いたことを有益に感じました

  2. Y.M.

    義歯の破折時咬合関係をしっかり見る事が大切。また義歯が落ちる場合も前歯部に手を当てて触診する事が大事だと今更の様に確認出来た

  3. A.T.

    義歯調整で具体的にどこに注意をしたらよいのか?症例を提示していただき、わかりやすかったです

  4. T.T.

    考え方、方法とも普段の自分の診療ととても似通っていて分かりやすく、大いに納得できる内容でした

  5. O.M.

    とても実践的で参考になった。すぐ実践できそうである

  6. K.K.

    訪問現場での義歯への対応だけでなく、一般臨床での義歯調整まで深く学べて良かった

  7. S.Y.

    実際の症例を大変細かく写真や図で説明して頂き、大変わかりやすかった

  8. S.M.

    すべておもしろかったですが、第3章が特に為になりました

  9. W.S.

    義歯新製に対して患者家族からの要望でも、予後が不良になるという事を伝える事の大事さを感じました

  10. T.Y.

    全体的に説明と症例が見られて勉強になりました。あとは実践していきます

  11. O.E.

    豊富な動画で大変わかりやすかったです。訪問の場のみならず、通常の外来でも大変参考になる講演でした

  12. M.K.

    義歯の咬合関係を触覚や視覚で判断するのは、慣れないとけっこう大変そうです

  13. K.K.

    訪問診療での義歯の調整、修理

このように、多くの方から高評価を得ている内容となっています。

詳細情報

講師

医療法人社団寛眞会 まつした歯科 院長 松下寛先生

お届けするもの

セミナー収録DVD(1枚 約162分)
セミナー資料(A4版123頁)
*内容、表紙デザインなどは、一部変更することがございます

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