摂食嚥下障害対応のスキルアップに欠かせない知識が学べる

嚥下関連筋群に適した筋ストレッチ・マッサージ法

講師:九州歯科大学 名誉教授 柿木保明先生

(6 件のレビュー)

67,000 (税込 73,700)

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本当の問題は“むくみ”にあった!

摂食嚥下障害対応方法の一つである口腔リハビリ。摂食嚥下に関する筋肉が緊張していて、可動域が狭い場合には、筋ストレッチやマッサージが有効です。

ですが、この筋ストレッチやマッサージは、可動域を広げたい筋肉だけをストレッチするだけではなく、上半身の関連する筋群をストレッチすることが重要です。

また、緊張している筋肉の中心部分だけをストレッチしても効果がありません。最初は対象となる筋肉の筋頭と筋尾部分をストレッチすることがポイントになります。その理由は、筋肉の緊張(こり)は、筋肉中に水分や老廃物が異常に増えて膨れ上がっている“むくみ”が原因だからです。

むくんだ筋肉の筋頭と筋尾部分は内側に引っ張られて細くなり、余計に水分や老廃物を排出しにくくなっているため、最初のその部分をストレッチするのが有効です。

そのためには、摂食嚥下機能に関連する筋肉の部位、方向などを念頭にストレッチを行うとともに、そもそもの原因である“むくみ”を解消することが重要になります。

このDVDでは、摂食嚥下機能に関連する筋肉のストレッチやマッサージ以外にも、高齢患者さんの摂食嚥下障害対応に際して、適切な評価と対処を行う上で必要な知識と手法を詳しく解説しています。

このDVDの収録内容をご紹介すると…

第1章 筋肉の解剖生理と環境

  • ヒトは、5億年前、魚でした
    • 消化管の進化と腸管形成
  • 治療対象血圧と降圧目標値
    • 加齢で動脈硬化 → 高血圧
  • 6剤以上は口腔乾燥の高リスク
    • 高齢者と口腔乾燥の自覚症状
    • 薬で唾液減少
    • 口腔乾燥の要介護高齢者は1.7倍死亡
    • 健康習慣で口腔乾燥
  • 身体の約60%は水分
    • アクアポリン
    • 五苓散とアクアポリン
  • 神経伝達が生体反応を司る
    • 脳と神経伝達 伝達抑制薬に注意
    • メキャッチフレーズに注意!
  • 神経と筋の協調
  • 筋肉と神経伝達物質の分泌
    • シナプスで神経伝達する
  • コリは筋肉の浮腫
    • 筋肉のコリは「浮腫」
  • 舌骨を動かす筋肉群を理解する
  • 咀嚼筋の機能とリハビリテーション
  • 滑舌は舌骨の機能と関連
    • 舌骨の機能を良くするには
  • 嚥下に必要な舌骨の動き
    • 治りにくい患者が増えてきた?
    • 現代における疾患の病態
    • 現代社会の生活環境・食環境
  • 顎・口腔領域の特殊性
  • ストレス反応は防御反応
  • ワーク

第2章 摂食機能の基本

  • 摂食機能 = 捕食・咀嚼・嚥下
    • 摂食機能とは、生体反応
  • 感覚と神経伝達と筋活動
  • オーラルフレイル
  • 口腔機能低下症
  • 摂食機能障害
    • 口腔機能精密検査 記録用紙
  • 摂食機能の発達と老化
  • 姿勢で変化する舌の機能と舌骨の位置
  • 舌から分かる咀嚼習慣
    • 下顎骨の咀嚼側と非作業側の関係
    • 下顎骨の位置と外側翼突筋
  • 咬合による咀嚼筋の過緊張
  • 歯と顎骨は生体の一部である
  • 舌骨の機能を考慮する
    • 咀嚼は片側で、片側性咬合平衡
  • 摂食機能とは、生体反応
  • ワーク

第3章 口腔機能低下の病態

  • 現代の生活環境の問題点と課題
  • 超加工食品の摂取で死亡リスク増大
    • 超加工食品
    • 超加工食品でがんリスク12%増
  • 胃酸分泌低下薬(PPI)で過剰死亡の報告
    • 認知症患者における長期PPI服用者は肺炎が9割増加した
  • 睡眠剤使用者は、認知症リスクが高い
    • ベンゾジアゼピン系睡眠薬
  • 神経伝達抑制薬、とくに睡眠剤・安定剤の長期連用による口腔症状
  • 睡眠剤・安定剤の作用
    • 睡眠に秘められた黄金の90分
    • 睡眠の黄金の90分
  • 神経伝達と伝達抑制薬
  • なぜ口腔機能が低下するのか?
  • 機能を理解することから始める
    • 歯ぎしりと食いしばり
    • 胖大舌(舌浮腫)
    • 寝たきりで上半身の圧が高くなる
  • 薬剤多用、水分取りすぎ、寝たきりは、口腔領域の浮腫を生じやすい
  • 筋肉のコリは「浮腫」
  • 寝たきりは開口になる
    • 口腔周囲筋と頸部・肩部の筋
  • 浮腫みやすいヒトは咬合に要注意!
  • 口腔領域の水滞による影響
  • 上顎洞粘膜の浮腫が咬合に影響
  • ワーク

第4章 筋機能低下への対応

  • 筋肉・粘膜・咬合は常に変化している
  • 超高齢社会の義歯不適合
    • 義歯は、食べる道具だけではない
    • 通常は、舌が義歯をサポート
    • 寝たきりでは舌のサポートができない
  • 顎の安定に歯が役立つ
  • 義歯を入れたら、正常機能?
    • 正常とは? 咬合の高さのよる違い
  • 舌圧を考慮した摂食機能療法
  • 顎位の増加、舌圧の低下
  • 舌接触補助床(PAP)の応用
    • 嚥下力を高める義歯改修
    • 摂食嚥下補助床(PAP)
    • いろいろな舌接触補助床
  • 口から食べない時こそ義歯!
  • 義歯調整の基本的考え方
    • 義歯調整は100分の1ミリで決まる
    • 義歯の安定と粘膜浮腫
  • 粘膜浮腫は義歯不適を生じる
  • 口蓋粘膜の浮腫みやすい部位
  • 義歯は、食べる道具だけではない
    • 義歯不安定の要素
    • 義歯安定は咀嚼時が重要!
    • 100分の1ミリの義歯調整
  • 味覚と嗅覚
    • 鮭の嗅覚はヒトの100万倍
  • ストレス緩和とアロマ精油
    • 全身状態とアロマ精油
  • 口腔ケア・リハビリで応用できる漢方製剤
    • 顎・口腔疾患に対する漢方処方
  • 睡眠薬関連の嚥下困難感
  • 主な薬効植物の作用
  • ワーク

第5章 筋ストレッチ・マッサージ法

  • 筋肉と神経伝達を整える
  • 舌骨可動域を考慮した訓練・対応
  • 口腔周囲筋と頸部・肩部の筋
  • 咬筋
    • 拇指による咬筋のストリッピング
    • 四指による咬筋のストリッピング
  • 内側翼突筋・外側翼突筋
    • 翼突筋の圧迫
  • 側頭筋
    • 拇指による側頭筋のクロスファイバー・ストローク
  • 触診による舌骨の位置の確認
  • 舌骨と付着筋肉
    • 舌骨上筋群のストリッピング
    • 舌骨下筋の筋ストレッチ
  • 顎二腹筋と茎突舌骨筋
    • 顎二腹筋のストリッピング
  • 胸鎖乳突筋
    • 胸鎖乳突筋の胸骨頭のストリッピング
    • 胸鎖乳突筋の二指圧迫法
  • 棘上筋
    • 棘上筋のストレッチ
  • コリは筋肉の浮腫
  • ワーク
  • まとめ

などなど。

このDVDを観ることで得られることは…

  • 口腔リハビリの効果をアップさせるための知識が学べます
  • 「高齢者の義歯調整は100分の1ミリで決まる」の意味とは?
  • 降圧剤服用患者の歯科口腔疾患に注意すべき理由
  • 注意! 安易なリベースは誤嚥の原因です
  • 神経伝達を抑える薬剤による様々な障害とは?
  • 筋肉のコリをほぐすためにやってはいけないこと
  • 注意! 「1日に2リットルの水分を摂る」の誤解
  • リハビリを考える際に理解しておくべき筋肉の病態がわかります
  • 舌骨の動きを改善する効果がある筋ストレッチ
  • 舌骨の機能改善に考慮すべき8つのこと
  • 現代社会の生活環境・食環境の問題点
  • 間違い! 高齢者の唾液が減少する主な原因は加齢ではありません
  • 筋肉のコリが、下顎骨や舌骨の位置を変化させる理由とは?
  • 摂食嚥下に必要な感覚・神経伝達・筋活動の関連
  • 口腔機能精密検査の舌苔の付着度検査で注意すべきこと
  • 本当?! 前屈みになると舌機能が低下しやすい
  • 関節円板の前方転位が生じやすいのは、咀嚼側、非咀嚼側、どっち?
  • 肺炎に注意! 胃酸分泌低下薬を長期服用の認知症患者さん
  • なぜ、寝たきり患者さんの睡眠剤服用に意味がないのか
  • 睡眠剤・安定剤の長期連用による口腔症状とは?
  • マウスピースでは歯軋りと食いしばりの改善効果がありません
  • 意外! 寝たきり患者さんが骨吸収しやすく、歯が移動しやすい理由
  • 上顎洞粘膜のむくみが咬合に影響するわけ
  • 高齢者の義歯が不適合になりやすい理由と対応策
  • 納得! 食事をしていない時にも義歯を使うべき理由
  • 義歯調整に役立つ、口蓋粘膜のむくみやすい部位とは?
  • 痛みや不眠、ストレス緩和などに効果のあるアロマ精油
  • 口腔ケアや口腔リハビリで応用できる漢方製剤
  • 知っていれば役立つ! 筋ストレッチの基本的な考え方と手法
  • 口腔周囲筋の機能向上のために、上半身の筋群を把握する必要がある理由
  • 寝たきり高齢者の開口防止に効果がある筋ストレッチとは?

などとなっています。

嚥下関連筋群に適した筋ストレッチ・マッサージ法」への6件のレビューをご覧ください

  1. M.R.

    薬剤が口腔内に及ぼす影響をその薬剤の作用機序からわかりやすく説明していただき、大変わかりやすかったです。また、舌の圧痕と浮腫との関連性、食いしばりとストレス、筋緊張の関連性への認識が新たなものとなりました。有難うございました

  2. Y.M.

    薬を6種類以上飲み過ぎると口腔内乾燥症になると言われた事がなるほどその通りだなと思った。また東洋医学についても触れられて良かった

  3. M.R.

    クリニカルマッサージできるところはやっていこうとしていますが、今一つどうするかはっきりしないところがありましたが、かなり理解できました。ただマッサージの力加減が今一つはっきりしません。そっと撫でるぐらいの力でいいのでしょうか。マッサージというとついつい力が入ってしまいます。親指を使ってやるとかなりの力が入りそうなのですが。総義歯のむくみの場所また傷ができる場所とむくみとの考え方明日からの臨床につかっていきたいと思います

  4. N.H.

    義歯の調整方法等ポイントをしっかり、簡潔でわかりやすかったです

  5. U.N.

    舌苔が口腔内の汚れだけでなく、消化管の原因でも舌乳頭が伸びて汚れやすくなるとは全く考えていなかった

  6. T.M.

    今までなんとなくわかったつもりでいた。筋肉、神経伝達と摂食行動との関係性が、解かりやすく解説していただけて良かったです

このように、多くの方から高評価を得ている内容となっています。

詳細情報

講師

九州歯科大学 名誉教授 柿木保明先生

お届けするもの

セミナー収録DVD(1枚 約101分)
セミナー資料(A4版75頁)
*内容、表紙デザインなどは、一部変更することがございます

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