このDVDの収録内容の一部をご紹介すると…
第1章 嚥下のメカニズム
- なぜ、動物は誤嚥しないのか
- 馬の喉頭近傍の矢状断面観
- 呼吸時と嚥下時における鼻腔・口腔・食道(馬)
- なぜ、人は誤嚥するのか
- ヒトの頭蓋顔面の断面
- 乳児と成人での気管口の位置
- 乳児嚥下とは
- 仰臥している成人での液体の流れ
- 問題1
- 問題2
第2章 訪誤嚥防止のためのシーティングとリクライニングのポイント
- 咀嚼モデルと嚥下モデル
- 摂食咀嚼嚥下過程(先行期)
- 食の履歴・経験
- 元の食事は何でしょうか?
- 1日生活リズム―自宅療養者
- 準備期
- 咀嚼機能の低下と食事内容の変化
- 咬合力≒体重
- 最大筋力に対する要求筋力の比率と筋力増加率の関係
- 顎関節,顎骨,咀嚼筋(閉口筋)
- 姿勢と開口量
- 正立位
- 後屈位
- 仰臥位
- 重力
- 仰臥位と横隔膜
- 口腔期
- 正常な嚥下
- 口蓋帆挙筋,口蓋舌筋の活動量と嚥下量(ニュ-トン流体)
- 咽頭期(前半)
- 咽頭期(後半)
- ここでのポイント
- 頭位の影響
- 誤嚥防止姿勢(3点セット+1)
- 椅子での座位
- 喉頭挙上運動が抑制される状態とは
- 車椅子での3点セット+1
- 安価で便利な踏み台
- (事例動画)車椅子における誤嚥防止姿勢の調整方法
- 椅子とテーブルに気をつけろ
- 食後すぐのソファは
- 人的因子(家族,介助者)の改善
- ベッドではどうする?
- 30度神話?
- ベッドでの姿勢
- 夫婦湯呑茶碗は愛の印か?
- バーカウンターではコリンズグラスのプースカフェが飲めないのはなぜか
- カクテルグラスがラッパ型の理由
- 寿司屋の湯呑の口が大きいのも
- 問題1
- 問題2
第3章 誤嚥を防止するための食べ物の特性
- 改訂水飲みテスト?
- 低粘性液状食品の粘性の相違が嚥下時口蓋帆挙筋活動に及ぼす影響
- ニュートン流体嚥下時の筋活動:同量の水と牛乳
- 食物調理法の決め方
- どれが一番咀嚼回数が多いでしょうか?
- 舌-口蓋の圧迫力(性状の相違-液体と固形)
- とろみ食品(キサンタンガム系)
- 治具(φ12mm)の落下時間(sec)
- 治具12mmの塩分添加の落下時間
- 咀嚼運動とは
- 咽頭通過時間
- 食道期
- 問題1
- 問題2
- まとめ
などなど。
このDVDを観ることで得られることは…
- 摂食嚥下メカニズムがわかりやすく解説されているので、患者さんの状態に応じた適正なポジショニングや適正な食形態が理解できます
- 乳児嚥下と成人嚥下の違いとは? 高齢者に誤嚥が多い理由
- 寝たきり患者さんの口腔ケアで誤嚥させないための秘訣
- なぜ、70歳以上の男性に誤嚥が多く、女性には少ないのか?
- 食事介助を行う際に確認すべきこと。これができていないと十分な食事摂取ができません!
- 入院中に絶食になっていた患者さんの訪問の際に最初にやるべきこと
- 経口摂取を再開する無歯顎患者さんに最初に入れるべき義歯は上顎? それとも下顎?
- なぜ、姿勢の3点セットにプラスワンが必要なのか?
- 施設の食事観察で注意すべきこと。あることに注意するだけで、むせを減らせることがあります
- ベッドでの食事や口腔ケアは30度ギャッチアップが良いとされているのか? 実は、何の意味もありません!
- 注意! 食後にソファで休んでいる患者さん。胃食道逆流の危険があります
- 刻み食なら安心と思っていませんか? 残念!間違いです
- なぜ誤嚥するのか? 再確認したい嚥下メカニズム
- 注意! とろみ剤は食物の物性や塩分の存在などによってとろみが変化します。そのためにやるべきことがあります
- 在宅療養患者さんにありがちな誤嚥の原因とは?
- 知っておくべき、改訂水飲みテストの問題点
- なるほど! 寝たきり患者さんが閉口困難になって口腔乾燥する理由
- 筋肉のリハビリに丁度いい「筋力」レベルがわかるので、リハビリの効果を最大限に引き出すことができるようになります
- 誤嚥防止に役立つ姿勢とそれを保つための車椅子やベッドでの工夫
- お粥を食べている患者さんが途中からむせ出す理由
などとなっています。
H.T. –
誤嚥のメカニズムやポジショニングはよく学んできていたつもりでしたが、このセミナーは更に深く知識を深めることができました。適正なポジショニング、適正な食形態、それぞれの意味をしっかり理解することで診療にいかせることがあると思いました
S.Y. –
とろみ剤、ポジショニングに関して、臨床で疑問に思っていた事が解消されました
M.K. –
ケア時に鼻腔が閉鎖されていないか確認すること、食事、ケア時に適した姿勢など勉強になりました。ケア時に注意してしなければならないと思いました
T.K. –
食事をするときの姿勢、食事後の姿勢がとても大事だという事に気付きました。今後往診でも嚥下について関わっていくことも増えると思います。食事をしっかり飲み込む為にも誤嚥を起こさない為にもまずは姿勢から、という事を基本に覚えておきたいと思います
M.K. –
食事や口腔ケアのポジショニングがすごく参考になった。また、刻み食なら安心と思っていたが、刻み食は咀嚼回数が多いとのことは、意外だった。口腔機能回復のリハビリの大切さがわかった
A.Y. –
誤嚥防止になる正しい姿勢等について知ることが出来ました。動画がとてもわかりやすく参考になりました
R.M. –
世代による口腔機能の変化を詳細に解説頂き、非常に分かりやすく、またユーモアを交えた解説で、楽しく記憶に残る内容でした
I.I. –
今回もとても分かりやすくポイントをまとめた講義内容でした。また、テキスト(資料)を丸読みでなく、先生の言葉で詳しく解説して頂き、大変中身の濃い講義をしていただいて、受講した甲斐のある時間となりました。摂食嚥下は訪問をする上で自分にとって難しい内容なのですが、改めて頑張って理解を深めようと感じることができました
T.T. –
食事の時のポジションや姿勢が大切だと改めて思いました。患者様にも寝たきりの方がいるので家族の方にアドバイスできるようにしていきたい
M.S. –
姿勢の三点セット+1はとても分かりやすかった。湯呑の大きさも、嚥下に関わっているのは初耳でした。バーカウンターの例えがとても分かりやすく、講師の先生のユーモアがあって、記憶に残った
M.K. –
とても勉強になりました。特に動物は何故誤嚥しないか等、目から鱗でした。乳児の成長期から始まり発達についても説明してくださり、とても理解しやすかったです
E.F. –
嚥下のメカニズムの基本的な知識の再確認ができました。今まで、疑問に思わずにいた一般常識的な対応に今後の改善点が明確になりました
S.S. –
座位、ベッド上での、ポジショニングでの注意点がとても参考になりました。ベッド上での足底接地に段ボールを活用するといい事はとても勉強になりました
Y.K. –
動物と人間との構造の違いについてはとても興味深かったです。説明もわかりやすく、何度も見返しました
M.T. –
ポジショニングでむせが治まると言う話に関心しました。とても為になる良いお話でした
Y.Y. –
3点セット+1がとても覚えやすいと思いました。貴重なお話ありがとうございました
Y.K. –
うなずき頭位がとれているかどうか、というのが分かりやすくて、今後のケアの参考になりました
M.M. –
さまざまな誤嚥のメカニズムを学びました。誤嚥を防止するための食べ物に興味が湧きました
T.N. –
ブラッシング時も食事時も正しい姿勢にすると誤嚥を防げるという基本的なことがわかった
M.T. –
70歳以上の男女の誤嚥率差がある事を学ぶことができました。ミールラウンドを見る機会があるため、患者さんの姿勢だけでなく、介助者の工夫等にも着目していきたいです
A.E. –
介護職の方にも見て欲しいなと思いました。食事介助時の姿勢だったり、食べさせるスピードを見ていると詰まらせて死ぬのでは?と思うことが多々あるので
A.H. –
動物と人間でなぜ動物は誤嚥しないのかという説明がとても興味深く面白かったです
M.H. –
舘村先生のお話は、面白くてわかりやすく大変よかったです。座位も深く座らせることが多かったので勉強になりました
M.M. –
安全に食事を摂食嚥下するための具体的なお話しが非常に参考になりました。特にベッドでのうなずき頭位を採るための45~60度ギャッチアップするというのがよくわかりました。また、きゅうりの刻み方で粗食回数が刻み食の方が大切より多いというのは衝撃的でした。唾液のアミラーゼでおかゆをすくうスプーンで粘着度が変わるというのもびっくりしました
H.M. –
一般的に言われていることが実は誤っている場合がある実例を示して、わかりやすく摂食嚥下訓練についてしめしていただき、とても分かりやすかったです
A.T. –
女性の方が嚥下リスクが低いことや70歳男性~喉頭が引き延ばされるのだと勉強になりました。頭位の影響や位置には十分な配慮を心掛けていこうと思いました