訪問診療患者さんの「食べる」を支援するために必要な知識が学べる

訪問歯科診療で特に配慮すべき全身疾患

講師:東京大学大学院 医学系研究科 イートロス医学講座 特任准教授 米永一理先生

(5 件のレビュー)

67,000 (税込 73,700)

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高齢患者さんの訪問診療に欠かせないこと

訪問診療の高齢患者さんの多くは、複数の慢性疾患を有しており、症状も典型的ではなく、個人差が大きくなっています。加えて、認知機能や免疫・栄養状態も低下しているケースが多く見られます。また、「食べる」ことに関する考え方、要望も様々です。

このため訪問診療においては、患者さんの全身状態を踏まえつつ、他職種と協働しながら、患者さんやご家族の要望等に沿った対応が求められます。

このDVDでは、高齢患者さんの訪問診療を実施する上で欠かせない全身疾患の知識や介入時の注意点に加え、患者さんの「食べる」を支援するための対応方法などを詳しく解説しています。

このDVDの収録内容をご紹介すると…

全身疾患を知るともっと歯科診療が楽しくなる

  • 情報づくりが、医療づくりとなる
  • 超高齢社会に求められる医療像
  • 高齢者における疾患の特徴
  • 高齢者診療の特徴
  • 軽度心身不調とヘルスケア介入の関係
  • 医食同源
  • ヘルスケア産業・栄養機能食品の海外情勢
  • 緩和・看取りのキーワードはNBM

訪問歯科診療で知っておきたい全身疾患①

  • 一万人コホート年齢階級別の認知症有病率
  • 認知症診断のフローチャート
  • 認知症概要
  • ユマニチュードの実践
  • 認知症の人への歯科治療ガイドライン
  • パーキンソン病概要
  • 高血圧症
  • 高血圧概要
  • 日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2019」
  • 糖尿病
  • 糖尿病概要
  • 糖尿病治療薬の概要
  • 月別平均HbA1c
  • 血糖測定器 FreeStyleリブレ®
  • 脂質異常症概要
  • 心房細動
  • 心房細動における抗凝固療法
  • 狭心症
  • 狭心症の分類
  • 心不全
  • 心不全概要
  • BNP、NT-proBNP値の心不全診断へのカットオフ値

訪問歯科診療で知っておきたい全身疾患②

  • 脳梗塞
  • 脳梗塞概要
  • 脳卒中治療ガイドライン2015(2021年に改訂)
  • 脳出血
  • 喘息
  • 喘息予防・管理ガイドライン2018
  • アスピリン喘息
  • アナフィラキシーショック
  • COPD概要
  • OSAS概要
  • パニック障害
  • 甲状腺機能亢進症
  • ステロイド内服
  • 腎不全
  • 慢性腎不全概要
  • 腎機能低下時の主な薬剤投与量一覧
  • 人工透析
  • 便秘…3日排便がないもしくは便が硬く排便困難がある
  • 排尿障害 VS 畜尿障害
  • 訪問歯科診療で知っておきたい全身疾患まとめ

疾患をざっくりとイメージしよう

  • 糖尿病のイメージ
  • HbA1ⅽのイメージ
  • 運動によるHbA1c低下効果
  • 栄養成分をチェック
  • 高血圧のイメージ
  • 主な食品の塩分量
  • 炎症のイメージ

在宅でこれを見かけたら一発診断!

  • 症例① 食欲がないんです
  • リードレスペースメーカー
  • 症例② 食後意識を失いました
  • 症例③ 声がかすれるんです
  • 症例④ 口の中が黒いんです
  • 症例⑤ 口から水がこぼれるんです
  • 症例⑥ 顔が腫れて痛いです
  • 症例⑦ 顔が腫れて痛いです…Part2
  • 症例⑧ 尿が紫色になりました
  • 症例⑨ ここ1ヶ月で物忘れがひどく、歩けなくなりました
  • 症例⑩ 義歯がなくなりました

オーラルフレイルだけじゃない! フレイルについて知ろう

  • 加齢に伴う慢性炎症と各年齢群における総死亡率の関連
  • 低栄養のタイプ(3つに分類する)
  • フレイルの3つの側面と食行動
  • フレイルの評価基準(診断基準ではない)
  • 改定日本版CHS基準(改定J-CHS基準)
  • 栄養とからだの健康チェック(総合チェックシート)
  • 指輪っかテスト
  • 「イレブン・チェック」11項目
  • フレイル欠損モデルの概念

『食べる』と全身疾患の関わりを把握しよう

  • 口腔機能低下症の概念図
  • イートロスとは『食べられない状態が続くこと』
  • 死へのイートロス多段階トラップ
  • メタボリックシンドローム・サルコペニア・ロコモティブシンドローム・フレイル・イートロスの関係図
  • 医市連携のための取り組み例
  • イートロス医学の役割
  • 医科歯科連携関連の保険算定早見表

食べられない理由に何がある?どう対応する?

  • 食事を口から食べないと
  • 高齢者体重減少・低栄養の病因
  • 食べれない要因は何か
  • 食べるを評価に関連する検査例
  • KTバランスチャート
  • 『食べる』には咀嚼、姿勢、呼吸状態が強く関係する
  • 低栄養かどうかを判断する
  • 七大栄養素
  • 栄養アセスメント
  • 数字で把握する
  • 食支援(イートロス支援)の実践のポイント
  • チームで進める食支援のポイント
  • チームで進めるケア浸透のための3段階
  • 嚥下評価関係の点数
  • 嚥下調整食コード分類(学会分類を改編)
  • 皮下補液・投薬方法(出血傾向、DICには禁忌)
  • VSED(Voluntarily Stopping Eating and Drinking)
  • 治療:誤嚥性肺炎でも早期リハビリが重要
  • 誤嚥性肺炎の原因

多職種連携のため在宅で知っておきたい Word

  • 在宅で知っておきたいWord
  • ① プライマリケア
  • ② プライマリケアの原則ACCCA
  • ③ リロケーションダメージ
  • ④ 多問題家族
  • ⑤ インフォーマルサービス
  • ⑥ 悪液質(カヘキシア)
  • ⑦ 廃用症候群と老年症候群
  • ⑧ ACP
  • ⑨ ナッジ
  • ナッジを利用した環境整備

全身疾患を知って歯科もお看取りまで介入しよう

  • 看取り直前までの口腔摂食嚥下管理が必要とされる理由①
  • 看取り直前までの口腔摂食嚥下管理が必要とされる理由②
  • 終末期医療における口腔摂食嚥下ケアの役割
  • 終末期の食支援の考え方
  • Palliative prognostic index(PPI)
  • 口腔内ウエットシート
  • 救急患者を診る際の最も重要なこと
  • 訪問診療では
  • 終末期の家族対応 ~クレームを受けないために~

本日のまとめ

結語

復習テスト

などとなっています。

このDVDを観ることで得られることは…

  • 高齢者医療の3つの視点。これがずれていると患者さんやご家族に納得のいく医療を提供できなく恐れがあります
  • 訪問診療において認識しておくべき高齢者における疾患の特徴
  • 内科医と連携する際の知識とポイント。これらを把握して実践すれば、スムーズな医科歯科連携が可能になります
  • 要介護高齢者の訪問診療のベースとなるNBMの考え方
  • 歯科医療者にとっての「医食同源」。今後の動向を知っておくと日頃の診療に役立ちます
  • 患者さんやご家族への指導の際に役立つ「ナッジ」とは?
  • 患者さんが認知症かと思った時、うつ症状がないかを確認してください。認知症症状が改善できる可能性があります
  • 知っておきたい認知症患者さんの対応方法
  • 循環器疾患を起こしやすい高齢患者さんの見分け方。安全な歯科治療に役立ちます
  • 心不全の既往歴がある患者さんの歯科治療を安全に行うためにおいて知っておくべき心不全のステージと治療薬
  • ワーファリン服用患者さんの歯科治療において確認すべき値とは?
  • 食事が進まない高齢者患者さんに疑うべき疾患。患者さんや周りが疾患に気付いていないケースが多いため、歯科が気づいてあげると感謝されます
  • 施設スタッフから、食事後に意識が朦朧としている利用者さんがいると言われたら、疑うべきこととその対象方法
  • 患者さんの口の中が黒いのは、ある薬のせいかもしれません。その薬のせいだと分かった時の対応方法とは?
  • 歯科医療者もフレイルに関心を持つべき理由
  • 患者さんやご家族とのトラブルを回避するために歯科医が行うべきこと
  • 患者さんの「食べる」を評価するための特に重要な3つのこととは? これらを見逃したら、適切な評価ができません
  • 意外と知られていない、高齢者に不足している栄養素。身体の動きに必要な栄養成分です
  • 訪問診療における多職種連携を成功させるためのマインド
  • これなら納得! 歯科医療者が理解しやすい嚥下調整食コード分類
  • 誤嚥性肺炎の約20%を占める原因。これを知っておかないと、いつまで経っても誤嚥性肺炎が続いて信頼をなくす恐れがあります
  • 訪問診療を行う上で知っておきたい9つのワードとその意味
  • 必見! あまり語られることのない、終末期の食支援の考え方
  • 終末期患者さんの対応の目安となる余命予測方法。たった5項目をチェックするだけでおおよその目安が得られます
  • 終末期患者さんやご家族の対応で気を付けるべきこと

訪問歯科診療で特に配慮すべき全身疾患」への5件のレビューをご覧ください

  1. M.S.

    先生のお話は現場の実情をふまえた上で、白黒つけきれない部分や情状に即した部分の話があるのでとても参考になります

  2. M.U.

    慢性疾患の処方薬の内容を知るっておくべきだと痛感した

  3. A.K.

    ユマニチュードのところが良かったです

  4. M.K.

    大変興味深いお話で、内容が盛りだくさんでした。

  5. T.A.

    全身疾患と看取りについて理解できた

このように、多くの方から高評価を得ている内容となっています。

詳細情報

講師

東京大学大学院 医学系研究科 イートロス医学講座 特任准教授 米永一理先生

お届けするもの

セミナー収録DVD(1枚約232分)
セミナー資料(A4版75頁)
*内容、表紙デザインなどは、一部変更することがございます

安心の返金保証

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