このDVDの収録内容の一部をご紹介すると…
① 認知症患者とのコミュニケーション術
- はじめて訪問デビューした患者さんのエピソード
- 訪問口腔ケアの成否はコミュニケーションで9割決まる!
- Q. どうすればYさんにお口を開けてもらえるでしょうか?
- 悩んだ末、私が選んだ行動は…
- しかし! 大失敗で
- 訪問先での患者対応において、マジレス&正論は厳禁!
- その後、一人でめそめそしていると…
- 相手の言うことを否定しちゃダメ
- 現場で学べ! 介護士さんの神対応
- ある日、施設の中を回っていると
- 気になって事情を聞くと…
- 嘘をつくのは良くないこと?
② 訪問を拒否する患者とのコミュニケーション術
- 骨折後、歩けなくなった在宅患者さん
- しかし、翌週お家を訪ねると…
- Q. どうすればOさんに口腔ケアを受けてもらえるでしょうか?
- 意外とやってしまいがち!? 「口腔ケアの必要性について説明する」
- 訪問先での患者対応において、マジレス&正論はNG!
- 歯のことなんて一回忘れちゃいなさい!
- ある日、診療所に事務機器の営業の若い女性がやってきて
- 彼女は営業をしない営業マン!
- だんだん仲良くなったところで…
- マニュアル的な対応では人の心は動かない
- まずは一人の人間として気に入ってもらうことから!
- 相手の言うことは絶対に否定しない
- お年寄りの心を開くコミュニケーション術
- とことん質問責めしまくれ!
- なんでもいいから褒めちぎれ!
- 主に聞き役となることが大事!
- 「おしゃべりは投資」と心得よ!
- 「歯のことをちょっと知ってる友達」くらいがちょうどいい
③ セルフケアをサボる患者とのコミュニケーション術
- 脊柱管狭窄症で寝たきりの在宅患者さん
- 知人の作業療法士に相談すると…
- しかし翌週
- Q. 歯科衛生士としてどのように対応しますか?
- ぴかぴか新人時代の私が考えたこと
- 行動変容を促そうとすればするほど不機嫌になる一方で
- 相手を変えようとしてはいけない
- パーキンソン病の在宅患者さん。ある日カンカンに怒っており
- 昼食の焼き魚がかたくてほぐせず、困って介助を要求すると
- 「履き違えた自立支援」ほど危険な思想はない
- その人の心の奥底の心理を想像し、「ただ見守る」だけでいい
- 「もう来ないでほしい」と思われたらオワリ!!
④ こんなときどうする!? 〜訪問先での頂き物編〜
- 基本喜んで「いただきます」
- 「あれ? 何しにきたんだっけか??」
- 誕生日などにまとめてお返し
⑤ ケアの手順をすぐ忘れる独居認知症患者とのコミュニケーション術
- 看護師「ベロしわしわばーちゃんを見てほしい」
- 薬を16種類飲んでおり、重度の口腔乾燥
- ケアマネ「1日に何度も手順がわからんって電話がかかる」
- Q. 歯科衛生士としてどのように対応しますか?
- さまざまな貼り紙
- 視覚的にパッと見で理解できる工夫を!
- 看護師「りんごが食べられるようになった!!」
⑥ 義歯を一日中つけっぱなしにしてしまう在宅患者さん
- 在宅患者のKさん アルツハイマー型認知症
- Q. 歯科衛生士としてどのように対応しますか?
- なぜそうなる!? 後輩の珍回答
- ベストアンサーはこれ!!
- 他職種に口腔ケアの介助をお願いする
- DHによる「口腔衛生管理」が必要!
- まずはケアマネに連絡を!
- 一番大事なのは感謝の言葉!
- DH独りで頑張りすぎない! 人に頼る心がチーム連携を強くする
⑦ 何度やっても暴れ叫んで口腔ケアを拒否する入所者
- 若手時代、ある特養で
- DH二人がかりで半ば押さえつけて口腔ケアをすると
- Q. この状況、どうすれば未然に防げたでしょうか?
- 事前に介護さんから情報を得るべきだった
- 教える側ではなく教えてもらう側に立とう!
- 普段から気軽に相談して話しやすい関係を作っておくと…
⑧ 看護師に「歯科衛生士のせいで熱が出た」と言われたら?
- Q. この状況、どうすれば未然に防げたでしょうか?
- 人は親しみをもつ相手には否定的な感情を抱かない
- はじめて連携する事業所にはしっかり挨拶を!
- 「この衛生士はええやっちゃな」と思われたら勝ち
- 連携とは仲良くなること
⑨ もし嚥下の事など分からないことを聞かれたら?
- 乳がん終末期(脳転移)のチエさん(53歳)
- 「急にむせが強くなり、食事ができなくなった」
- 実際に言語聴覚士の嚥下評価を見て納得
- 「こりゃ、私にはできんわ」
- 言語聴覚士の神技(食環境の整備)で、1日3食の食事が再開できるように
- 誤嚥性肺炎の予防を目的とした守りの口腔ケア
- その人の望む暮らしを叶えるためにはチームプレーが必要不可欠!
- わからないことを素直に聞くことから連携ははじまる!
➉ しくじりから学べ! 〜過去の失敗談、暴露します〜
まとめ
確認クイズ
などなど。
このDVDを観ることで得られることは…
- 認知症患者さんに受け入れてもらうために絶対にやってはいけないこと。逆に言えば、これさえ注意していれば、受け入れてもらえる可能性が高まります!
- デキる介護士さんから学んだ神対応とは?
- 患者さんに嘘をついて許される場面とその理由
- 患者さんやご家族から訪問口腔ケアを拒否される前に確認しておくべきこと
- 注意! 口腔ケアの必要性を説明して良い場面と悪い場面があります
- 患者さんの心を開く極意。時には、医療者としての立場を忘れることも重要です
- コミュニケーションが苦手と思っている衛生士でも簡単にできる、高齢患者さんの心を開く2つのポイント
- 一見無駄に思える「あること」が、訪問診療で最高の投資になります。その「あること」とは?
- 患者さんやご家族との丁度良い距離感。これに心掛ければ、訪問診療も楽しくなります
- 思わず笑ってしまう訪問先のエピソード。でも、覚えておくと同じ場面に遭遇した時に役立ちます
- ケアの手順を忘れてしまう認知症患者さんとのコミュニケーション方法
- 他職種連携で一番大事なこと。この気遣い一つで、スムーズに協働できるようになります
- 暴れ叫んで口腔ケアを拒否する施設の入居者さんが、ケアを拒否した意外な理由
- 初めて連携することになった他職種と仲良くなるための方法とは?
- ちょっと恥ずかしい8つの失敗談
などとなっています。
S.M. –
「あなたになら来てほしい」「この人となら連携したい」と思ってもらえるような人間になること、というメッセージがありましたが、私もそうなりたいと思っているので全てがとても参考になる講演でした。衛生士歴は長いですが訪問の経験は少なく口腔ケア等の手技ばかりを気にしていましたがコミュニケーションの大切さを改めて感じました
Z.A. –
認知症の方とのコミュニケーションはいつも悩まされています。このような話を聞くことで、これでいいんだ、こういうコミュニケーション方法があるんだと実際の患者様をイメージしながらシュミレーションできました。明日からでも早速実施してみたいです
M.N. –
認知症の患者様の拒否の対応に悩んでいました。「否定はしない」、本当に大事な事だとおもいます。その人の世界に入り込み、人生の先輩である、高齢者患者様とのコミュニケーション作りに取り組んで行きたいです
R.A. –
患者さんだけでなく、ご家族や施設のスタッフ、その他の介入している他職種の方とのコミュニケーションが重要だと思いました
K.I. –
口腔ケアは、衛生士だけではなく他の職種の方にも協力お願いすると、うまくいきやすい。ヘルパー、ケアマネから患者さんの情報収集をしてから口腔ケアを進めると、失敗が少ない
T.M. –
すごく良かったです。出された物を有難くいただいてらした所のお話は衝撃でした
K.M. –
具体的な事例のお話はわかりやすかったです
A.N. –
講師の先生と共感する所があります。初めて訪問に関わる方には、勉強になるセミナーだと思います
A.K. –
自分自身がコミュニケーションとるの苦手だと思うので、訪問口腔ケアに行く時にドキドキしています。相手に寄り添った対応をとること、それが患者だけでなく、多職種の方とも同じようにコミュニケーションをとっていくことの大切さを改めて感じました。自分の仕事を全うする事に精一杯にならないように余裕もって行動できるように心がけたいと思いました。
N.K. –
実際に訪問先での出来事や失敗談を出して、解決策などを知れて良かったです。
Y.N. –
普段の訪問で起こってるリアルな事、教科書とかでは学べないようなことを教えて頂けたので良かったです。
M.S. –
訪問に行った時にどうやってコミュニケーションを取ったらいいか分からずとても苦労をしました。しかし、段々とコミュニケーションを取ることができるようになり、患者さんだけでなく他職種との連携話をすることの大切さを学び、感謝されることも増え毎日とても充実しています。これからもその気持ちを忘れず取り組んでいきたいと思いました