このDVDの収録内容をご紹介すると…
口腔の役割
- うちの主人…口がないんですけど、見てもらえますか?
- 口腔の役割(11個)
- 生命維持 & 意思疎通
- Q. 30回噛んだのはどっち?
- 食塊を形成する「噛み方」とは
- 「咀嚼」に必要な口腔の3大要素
- 咀嚼:患者さんや家族への説明方法
- 口から食べることの意義
咀嚼の効用(1)
- 「噛んで食べる」の意義は!?
- 卑弥呼の歯がい〜ぜ
- 「咀嚼」の効用と化学的根拠
- 効用1:唾液の分泌
- エビデンス① 食塊形成を補助する役割がある
- エビデンス② 食物の消化をサポートし、胃の負担を軽減してくれる
- エビデンス③ 口腔粘膜を保護し、味覚を敏感にする
- エビデンス④ 口腔粘膜からの細菌侵入を防御してくれる
- 効用2:脳を活性化
- エビデンス⑤ 咀嚼により感覚・運動機能が高まる
- エビデンス⑥ 咀嚼は学習機能に影響する
- エビデンス⑦ 咀嚼は認知症高齢者の生活の質を改善する
咀嚼の効用(2)
- 効用3:生活習慣病を予防
- エビデンス⑧ よく噛んで食べると、食後の血糖値上昇を抑制できる
- エビデンス⑨ 咀嚼回数は高齢者の食欲を調整する
- エビデンス⑩ よく噛まないで食べていると体重は漸増する
- 効用4:誤嚥性肺炎を予防
- エビデンス⑪ 咀嚼レベルから誤嚥性肺炎の発症を予防できる
口腔機能低下の原因
- 咀嚼・嚥下の中枢
- 脳幹
- 捕食から延髄へ
- 延髄から嚥下へ
- 各種筋肉の動き
- オーラルフレイル
- 口腔機能低下の原因
- 口腔機能低下をきたしやすい代表疾患
高齢者にみられる口腔の特徴
- 生理的老化による口腔の変化
- 寝たきり高齢者は頭部が後屈しやすい
- 咀嚼良好者の割合
口腔と全身のつながり
- 49歳女性の口腔
- 3つのフレイル
- 口腔機能低下をチェック!
- 唾液の役割
- 1日あたりの唾液量
- 口腔乾燥
- 口腔内細菌による菌血症
- 口腔内細菌が全身に影響!
認知症と口腔機能
- 「認知症」の分類
- 神経変性疾患
- 「口腔機能」と認知症に関するEBM
- 歯科から取り組む「認知症対策」
薬剤と口腔機能
- 医薬品による「食」にかかわる副作用検索
- 口腔乾燥を引き起こす薬剤
- 味覚異常を引き起こす薬剤
- 口腔機能低下を引き起こす薬剤
- 筋力低下・筋弛緩作用を引き起こす薬剤
- 薬剤関連顎骨壊死
- 72歳男性の症例
- 顎骨壊死が起こる薬剤・起こらない薬剤
- 薬剤関連顎骨壊死に注意が必要な薬
- 83歳男性の症例
- 「高齢者の医薬品適正使用の指針」
栄養と口腔機能
- 栄養素
- 微量元素・ミネラルの役割
- 脂溶性ビタミン
- 水溶性ビタミン
高齢者の口腔機能管理の位置づけと取り組み
- 「歯数」維持から「口腔機能」維持へ!
- 口腔健康管理
- かむかむチェックシート
- あいうえお ストレッチ
- リップタン トレーニング
- 唾液腺マッサージ
まとめ
確認問題
などとなっています。
このDVDを観ることで得られることは…
- 訪問診療に役立つ口腔機能低下に関する一連の知識が学べます
- 咀嚼に関する11のエビデンスの概要とポイントが把握できます
- こんなにある?! 15の口腔の役割
- 薬剤と口腔機能の関係が端的にまとめられているので臨床に役立ちます
- 噛んでいるから大丈夫、は間違い。認知症患者さんの食事観察のポイント
- 咀嚼に必要な口腔の3大要素とは?
- やっぱり、ゆっくり食べるのが大事。唾液が胃の中で食物の消化をサポートしている証拠
- 唾液は十分にあるのに、高齢者の口腔内が乾燥している理由
- 血管新生を行い、傷口を再生する効果のある唾液に特異的に含まれる物質とは?
- 口腔機能低下をきたしやすい8つの疾患とは? 予め注意すべき患者さんがわかります
- これが証拠! 口腔ケアと食事管理で認知症高齢者のQOLが向上
- 咀嚼・嚥下の中枢である脳幹の機能と役割が理解できます
- 高齢者の診療に際して知っておくべき「老化による口腔の変化」
- 寝たきり高齢者で注意したい顎関節脱臼。介護者が気付かないケースが多く見られます
- 誤嚥性肺炎を発症しやすい患者さんを見分ける方法
- 義歯装着が認知症予防に効果があるエビデンス。高齢患者さんやご家族への説明に役立ちます
- 口腔乾燥が著しく、舌圧が低下している患者さんの服薬に関する注意点
- 口腔乾燥や口腔機能低下を引き起こす代表的な薬剤。患者さんの治療方針決定の参考になります
- 骨粗鬆症薬剤の中でも、顎骨壊死を起こさないとされている薬剤とは?
- 注意! 顎骨壊死を起こす薬剤には注射薬もあります。服薬を確認するときのポイント
- 歯科医療者に求められる服薬に関する視点
- 慢性関節リウマチ患者さんに歯肉に潰瘍が確認されたら、この薬剤を服用していないかどうかを確認してください。医師と相談して休薬すると治る可能性があります
- リハ医がお勧めの口腔機能リハビリ方法。患者さんやご家族の指導に役立ちます
- 口腔異常に関係のある栄養素とは? これらの不足が口内炎や口角炎、舌炎、味覚障害などの原因となっている可能性があります
Y.T. –
義歯を装着して嚥下しやすくなる、咀嚼(口が動いているだけ)嚥下出来ているからといって安易に判断しないことなど改めて勉強になりました。また認知症発症原因のところ、口腔衛生管理歯の喪失との関連性は印象に残りました
R.M. –
のっけからすごい症例を見せていただきました。咀嚼の効用の生活習慣病予防については患者さんにもっと発信すべきものと感じました。また誤嚥性肺炎の予測にも関わる指標になると思います。薬剤の副作用についてはかなりアンテナを張り巡らせて聞き取っていく必要性を感じました
K.K. –
薬剤と口腔機能の項目で、嚥下障害の患者さんが錠剤を飲み込めずに自身で噛んで飲んでいる方がいますが、潰瘍形成する薬に注意しなくてはいけない事を学びました
K.M. –
咀嚼。嚥下の中枢である脳幹の中脳、延髄、橋の詳しいことなどほぼ忘れていました。それと神経変性疾患の中の、パーキンソン病とレビー小体型認知症をレビー小体病と言うようなことはこの昨年からの訪問歯科協会のセミナーで初めて知ったような気がします
M.O. –
とても興味深く受講した。咀嚼の効用の論文紹介では、紹介のところをレジメに載せてほしかった。(あとで見ても思い出すように)
T.A. –
エビデンスに基づいて非常に分かりやすく多くの内容をご説明いただき、よく理解できました。今までの研修会で一番わかりやすかったかもしれないです
G.N. –
長谷先生のセミナーは順を追って非常にわかりやすく、とても勉強になります
T.Y. –
服薬が口腔内に残存していないか確認しようと思いました
M.Y. –
咀嚼の重要性をエビデンスを持ってわかりやすく再確認できました
M.Y. –
薬剤関連顎骨壊死に注意が必要な薬について分かりやすくまとめてあり、利用したいです
A.K. –
全てがよく理解でき、内容が素晴らしかったです
M.S. –
先生の話し方が非常に優しくて聞きやすかったです
K.A. –
咀嚼の効用に関してエビデンスが明示され、非常に説得力がありました
H.N. –
本日のトピックが細分化されており、学習しやすかった
M.S. –
基本的なことではあるが患者をいろんな意味でよく診るということ、服薬している薬剤に関してもアドバイスできるように知識を深めていきたい
H.M. –
噛めているように見えても、まったく噛めていないことがあることに注意する必要があることが分かった
S.A. –
薬剤と口腔機能が端的にまとめられ良かったです