このDVDの収録内容の一部をご紹介すると…
第1部 患者の疾患や生活環境を知り、口腔健康管理を実践する
- 多職種間での共通Word
- 口腔ケアとは…
- 歯科が求められているもの
- 65歳以上の要介護者等の性別にみた介護が必要となった主な原因
- どこでどのような介護を受けたいか
- 障害とは
- WHOにおける障害の概念
- 障害と健康
- 脳梗塞後遺症がある患者の歯磨きの例
- クオリティ・オブ・ライフ
- 障害のある人のQOLと歯科保健、歯科治療
- パーキンソン疾患者に歯周病管理を歯科訪問診療でおこなった症例
- 患者情報
- 基礎情報
- パーキンソン病とは
- 障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)
- 初診時口腔内写真
- 歯周精密検査
- 歯周ポケット内の細菌は4〜8週で再集落化する
- 手用スケーラーと超音波スケーラー 臨床効果の違い
- 治療戦略
- 歯周病管理の経過
- この症例から学んだこと
- まとめ
第2部 多職種連携と口腔健康管理
- 地域医療には、支え合う仲間がたくさんいます
- ナラティブベーストメディシン
- アセスメント
- 患者情報、全身状態
- 栄養状態、服薬状況、生活環境
- 口腔機能
- 観察ポイント! うがい(合嗽)
- まずは、アセスメントから始めましょう
- あいさつの時の反応
- 認知症状
- 身体に触れたときの反応
- 原始反射とは
- 口腔清掃の自立度判定基準(BDR指標)
- 口腔内総細菌数判定
- 口腔内細菌判定
- 在宅訪問診療風景
- 身体介護+医療的ケア
- アセスメントと歯科衛生判断
- 歯科で用いられる行動療法
- 治療を始めるにあたって、最初に行ってみる行動療法は?
- 系統的脱感作
- オペラント条件づけの利用
- ボイスコントロール
- 声かけの重要性
- 口腔健康管理をおこなう際に選択した行動療法
- 患者への指導
- 家族、多職種へむけての口腔ケア方法の提案
- 口腔ケア連携手帳の口腔ケアプラン実施マニュアル
- 口腔ケア連携手帳の記録紙
- 迅速な情報共有を実施するために MedicalCare Station
- 口腔ケア後の汚染物回収
- 介助磨きのコツ!!
- ケア中の唾液回収が重要!
- 在宅口腔ケア開始9ヶ月後
- BRD指標と口腔内細菌の変化
- 行動変容
- 歯科訪問治療における口腔健康管理を実現するために
- まとめ
などなど。
このDVDを観ることで得られることは…
- 患者さん、ご家族、多職種の主体性を引き出すための4つのポイント
- 他職種に協力を依頼する際に絶対にやってはいけないこと。これをするとスムーズな連携ができなくなります
- 円滑な多職種連携のために使えるようにしておきたい「日常生活自立度」
- 歯科衛生診断に役立つWHOにおける障害の概念
- 当たり前だが、今一度確認しておきたい訪問診療における口腔健康管理のポイント
- 脳梗塞後遺症患者さんの歯磨きを例に国際機能分類(ICF)が解説されているので、ICFの6つの因子が理解できます
- パーキンソン病患者さんで注意すべき服薬とその理由
- 訪問診療で患者さんや介護者を深く理解するのに役立つナラティブベースドメディシン
- セルフケア能力が発揮できるかどうかに最も影響のある要因とは?
- プラークコントロールが悪い状態の患者さんのルートプレーニング後、4週間を目安に確認する理由
- 認知症患者さんのアセスメントの実例
- 患者さんのうがい時の観察ポイントと診断
- 患者さんを知るために重要な挨拶の仕方と注意事項
- 認知症患者さんにありがちな原始反射とは?
- 訪問診療において口腔内細菌カウンターを用いるメリット
- 訪問診療の際に、最初に実施すべき行動療法とその概要
- オペランと条件付けの利用方法と注意点
- 口腔ケアの際のボイスコントロール事例
- 多職種連携に役立つ「口腔ケア連携手帳」の詳細と使い方及び注意点
- 情報共有ツールである「メディカルケアステーション」の使い方事例
- 多職種と協働しやすくなる介助磨き指導のポイント
などとなっています。
T.S. –
とても勉強になりました。患者さんの状態や生活環境などをよく観察、把握し本人や家族の方、介護職員の方のできる範囲の清掃を提案し、よりよい状態へ持っていけるようにしたいと思いました
K.S. –
日常的な口腔ケアと口腔衛生管理の住み分けを意識することや他職種と積極的に連絡を取り合い情報交換することが大事なのだと感じました。またセルフケアのやり方についてもご家族へ今後もう少しわかりやすく説明ができるようになりたいと思いました
A.Y. –
ICFについて勉強になりました。パーキンソン病の患者様もいらっしゃるので、当てはめながら考えていこうと思います。障害の知識も深めようと思いました。スモールステップで行うこと、ご家族や他職種にも協力してもらうことが重要であると勉強になりました。気軽に話せる環境作り、超音波など使用機材の持ち運びなど努力します
E.A. –
患者さんの人数が多いと数をこなすだけになってしまいがちなので、BDR指標等を取り入れてしっかり管理出来るのが理想だなと思います。
K.M. –
環境因子、個人因子を理解、把握し、ケアを行う時は意識しながらしたいと思いました。多職種と連携することが大切なんだと思いました
H.M. –
パーキンソン病の患者さんを診療させて頂くことがあるので、確認しておくべきことや、認知の低下など、可能性のある症状を知り、改めて確認することが出来ました
N.K. –
実際の生活環境や疾患ごとに計画を立てていくヒントをもらえたと思います
N.Y. –
80歳女性の症例がありましたが、1ヶ月どのような訓練をされていたのか気になります
S.M. –
最後の『歯科訪問診療における口腔健康管理を実現するために』をしっかり頭に入れて業務に取り組みたいと思います
K.M. –
口腔ケアの必要性と介入目的をケア介入者に共通認識させる重要性を感じた。ケア時、名前を逐一呼び、実況を交えながらの清掃はあまりできていないので実践したい。自分の知識不足によりわからない言葉(NBMなど)があり調べながらセミナーを受講したので大変勉強になりました
O.M. –
特に認知症には、行動療法を行いながら、スモールステップで行うことが必要であることを再認識した。最後の歯科完結型にしないことは、常に心しなければいけないと思った
M.S. –
訪問診療で障害を持っている方への口腔ケアを行っていますが、初めはなかなかお口を開けてくださらなかったり、拒否がある方もいて、とまどうこともありました。いきなりお口を触るのではなく、脱感作を行ってからケアを行い、そして何かできたら褒めることを行っていこうと改めて思いました
W.R. –
訪問治療、口腔ケアの際に、ほめたり声掛けをしながらやることの重要性を理解しました