実務の視点から整理する 訪問歯科 診療報酬 介護報酬 「超」理解2022

2,600 (税込 2,860)

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こんなときには、何を算定するの?

日本訪問歯科協会では、年間4,000回を超える医療事務相談を受けています。

その中でも多い質問が、「こんなときは、何を算定できるのか」というものです。

さらに、「こんなとき、これを算定してもいいのか」という質問もあります。

これはレセコンで表示されてくる加算算定候補の項目が混乱を生じさせているようです。

訪問診療の保険請求のルールがわかりにくい理由

訪問診療の保険請求がわかりにくい理由は、保険のルールの構造にあります。

保険請求のルールは、告示、通知、事務連絡など、重層的な構造をしています。

そのため、一つの疑問点を調べようとすると、3階層に渡って読み込む必要があります。

また、算定できる項目の存在を知らなければ、そもそも、その点数を算定することはできません。

まとめれば、よくわかる!

実を言うと、本書は日本訪問歯科協会の医療事務担当者の早期戦力化のために作った資料集が元ネタなのです。

というのも、日々、入ってくる会員からの様々な質問にスピーディーに答えられるようになるには、歯科点数表のどこに何が書かれているのかを知らなければなりません。

しかし、算定項目の名称を正しく覚えていなければ、目次から調べることすらできないのです。

だから、質問の多いテーマを一つのキーワードで横断的に整理し直した「超」理解資料が必要だったのです。

たとえば、

  • 20分の時間の縛りがあるものはどの点数か?
  • 歯科衛生士がいると算定できる点数はどれか?
  • 管理計画書や提供文書が必要な点数は何か?

などなど。

こうした切り口で、質問をグループ化していくと、バラバラだった知識が結晶化して、理解が深まり、応用が利くようになりました。

こんなに便利な資料なら、訪問診療に取り組まれている忙しい先生方のお役に立つのではないかと考え、今回、出版することになりました。

実務の点から視点から整理する訪問歯科 診療報酬・介護報酬
「超」理解 読者の声

これで間違いがなくなると安心しました

モリ歯科(三重県松阪市)院長 森 晃史 様

最近、特に困ったことは、歯科訪問診療料と訪問歯科衛生指導料の「単一建物」と「同一建物」の点数配分の考え方を勘違してレセプト1か月分の返戻数が多くなってしまったということがありました。

「単一建物」と「同一建物」の区分の方法を調べ直していたときに、ちょうどこの本を見たら、さらに詳しく載っていたのでこれで間違いがなくなると安心しました。

また、グループホームのユニットごとに算定することや居宅でご夫婦を診た場合などの特例が多すぎて非常に混乱することが多かったですが、かなり詳しくまとめられているので、非常に助かります。

他社の本では、項目ごとに細かくは書いてはあるのですが、いろいろと関連したところを探そうと思うと、目次や見出し、裏の索引を探さないといけないので、ものすごく手間がかかっていました。

この本は、実際に訪問現場に行かれている先生達の質問をもとに作られているので、関連した内容がまとめられており、分かりやすいです。
受付の方や医療事務の担当者には、まずは、この本から調べてもらえれば時間短縮につながりますね。

迷いや不安がなくなりました

大塚歯科医院(神奈川県横浜市)院長 大塚 亨 様

訪問歯科診療を始めたばかりのころは、迷ったり、不安になることが沢山ありました。

例えば、診療はどのような場所で行うのか、介護保険とは、ケアマネジャーへの報告方法は、請求方法は、など、いろいろと調べたりして大変でした。

この本を見れば、訪問先や対象者の確認から始まり、提供文書や請求方法などが項目ごとに簡潔に載っていますので、訪問診療の流れがこれ1冊で十分理解ができる内容です。

また、「か強診」の施設基準や点数の比較表は、訪問に限らず外来でも使えるので、こらから訪問歯科を始める先生や「か強診」の届けを出される医院は、ぜひ参考にしていただきたい本です。

実際の訪問現場で役立つ本

弓削歯科医院(神奈川県三浦市)副院長 弓削 淳 様

訪問歯科は、外来と比べて、訪問歯科特有の点数やカルテ、レセプトの記載が必要なりますので、理解するのに時間がかります。

特に、訪問歯科を始めたころは、「同一建物」「単一建物」の違いを理解するのに大変で各所に問い合わせをしていました。今は、グループホームも訪問することになり、ユニットごとの算定方法など詳しく書いてあるので助かります。

この本では、訪問現場からの質問を整理して、まとめられているので、実際の訪問現場で役立つ内容になっていると思います。

例えば、公費負担がある方の居宅療養管理指導費の請求方法など意外とどこに確認すればいいのか悩んでしまうことも分かりやすく記載されているので参考になりました。

これから訪問歯科を始める先生は、この本から読まれてはどうでしょうか。

この本の内容

第1章 訪問診療と訪問先

  1. 訪問診療の対象者
  2. 外来と訪問の違い
  3. 往診と訪問診療の違い
  4. 保険で訪問診療を行えるエリア
  5. 訪問診療を行う在宅等とは
  6. 訪問診療にかかる交通費

第2章 訪問診療の患者数と報酬

  1. 人数による区分によって点数(単位)が変わるもの
  2. 同一の建物に居住する患者
  3. 同一建物居住者の例外
  4. 単一建物診療患者(単一建物居住者)
  5. 単一建物診療患者(単一建物居住者)の例外
  6. グループホームと集合住宅が併存する場合
  7. 月途中で人数が変更になった場合

第3章 訪問診療に関する時間と報酬

  1. 実施時間が算定要件になっている診療報酬項目
  2. 時間の重複が認められないもの
    1. 歯科訪問診療料の時間
  3. 訪問歯科衛生指導料の時間
  4. 在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料の時間
  5. 小児在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料の時間
  6. 摂食機能療法の時間
  7. 歯科衛生士等居宅療養管理指導費の時間

第4章 医科との連携と報酬

  1. 情報提供
    1. 診療情報連携共有料
    2. 電子的診療情報評価料
    3. 診療情報提供料
  2. 連携
    1. 栄養サポートチーム等連携加算
    2. 周術期の口腔機能管理
    3. 医科が歯科と連携することで算定する点数
    4. 在宅患者連携指導料と在宅患者緊急時等カンファレンス料

第5章 介護事業所の算定する口腔関連の加算と歯科医院の協力・連携

  1. 基本サービスに組み込まれた口腔衛生の管理
  2. 介護事業所が算定する口腔関連の加算
  3. 口腔関連の加算と歯科の協力
  4. 口腔衛生管理体制加算
  5. 口腔衛生管理加算
  6. 経口移行加算
  7. 経口維持加算

第6章 施設基準と報酬

  1. 歯科訪問診療を行う歯科診療所の形態
  2. 歯科訪問診療を行う歯科診療所の届出
    1. 歯科訪問診療料の注 13 に規定する基準を満たす歯科診療所の届出
    2. 在宅療養支援歯科診療所の届出
    3. 在宅歯科医療専門の在宅療養支援歯科診療所の届出
  3. 訪問診療に関する申請・届出の確認
    1. 歯科点数表の初診料の注1に規定する施設基準に係る届出
    2. かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所の施設基準に係る届出
    3. 在宅歯科医療推進加算の施設基準に係る届出
    4. 歯科訪問診療料の地域医療連携体制加算の施設基準に係る届出
    5. 歯科疾患在宅療養管理料の注4に規定する在宅総合医療管理加算及び在宅患者歯科治療時医療管理料の施設基準に係る届出
    6. 生活保護法及び中国残留邦人等支援法の指定申請
  4. 施設基準によって異なる評価

第7章 歯科訪問診療料に加算できる報酬

  1. 歯科診療特別対応加算
  2. 初診時歯科診療導入加算
  3. 診療時間加算
  4. 緊急歯科訪問診療加算
  5. 地域医療連携体制加算
  6. 歯科訪問診療補助加算
  7. 在宅歯科医療推進加算
  8. 歯科訪問診療移行加算

第8章 算定に制限のかかる訪問先(特別の関係)

  1. 特別の関係にある保険医療機関等への訪問
  2. 「特別の関係」とは

第9章 管理計画書と提供文書

  1. 歯科訪問診療料の文書
  2. 地域医療連携体制加算の文書
  3. 訪問歯科衛生指導料の文書
  4. 歯科疾患在宅療養管理料の文書
  5. 在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料の文書
  6. 小児在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料の文書
  7. 在宅患者連携指導料の文書
  8. 診療情報提供料(Ⅰ)の文書
  9. 診療情報提供料(Ⅱ)の文書
  10. 診療情報提供料(Ⅲ)の文書
  11. 診療情報連携共有料の文書
  12. 周術期等口腔機能管理計画策定料の文書
  13. 周術期等口腔機能管理料(Ⅰ)、(Ⅱ)の文書
  14. 周術期等口腔機能管理料(Ⅲ)の文書
  15. 退院時共同指導料1の文書

第10章 介護保険の算定に必要な文書

  1. 介護サービス提供に必要な届出
  2. 居宅療養管理指導費の算定開始に必要な文書
  3. 歯科医師居宅療養管理指導費の算定に必要な文書
  4. 歯科衛生士等居宅療養管理指導費の算定に必要な文書

第11章 併算定が認められない報酬

  1. 同月に算定できないもの
  2. 同日に算定できないもの
  3. 併せて算定できないもの
  4. 所定点数に含まれ別に算定できないもの
  5. 別に算定できないもの

第12章 歯科衛生士が関わることで算定ができる報酬

  1. 歯科訪問診療補助加算
  2. 訪問歯科衛生指導料
  3. 摂食機能療法
  4. 在宅等療養患者専門的口腔衛生処置
  5. 歯科衛生士等居宅療養管理指導費

第13章 患者の基礎疾患と算定できる報酬

  1. 歯科診療特別対応加算、初診時歯科診療導入加算
  2. 歯科疾患在宅療養管理料の在宅総合医療管理加算
  3. 在宅患者歯科治療時医療管理料
  4. 診療情報連携共有料
  5. 摂食機能障害を有する患者

第14章 リハビリテーションに関する報酬

  1. 在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料
  2. 小児在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料
  3. 摂食機能療法
  4. 摂食嚥下支援加算

第15章 居宅療養管理指導費と公費負担時の請求

  1. 公費の対象
  2. 公費負担者番号、公費受給者番号の確認方法
  3. 生活保護
  4. 被爆者援護法
  5. 難病法
  6. 特定疾患
  7. 中国残留邦人等

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ページ数

A5版109頁