このDVDの収録内容をご紹介すると…
第1部 認知症の原因と特性を理解する
- 終末期における「健康」
- 生活(福祉)と医療
- 口腔機能の維持・向上によって健康を保つには
- 口腔機能からみた生活支援
- その方に起きている“何か”とは何か?
- 食事に関する訴え
- 患者さんの何かの変化に気づくには?
- 全身のアセスメント:高齢者の特徴
- サルコペニア=筋肉減少症
- 高齢者に多く見られる疾患
- 要介護になる主な原因
- 歯数と認知症発症
- 噛む機能と認知症発症
- 三大認知症
- 認知症は脳の変化にも特徴がある
- アルツハイマー型認知症
- アルツハイマー型認知症の経過
- アルツハイマー型認知症と食事
- 原始反射の残存の原理
- 脳血管型認知症
- 脳血管障害=脳卒中
- 脳血管性認知症の進行特徴
- 口腔周囲筋の機能低下
- バレー特徴
- レビー小体型認知症
- レビー小体型認知症と食事
- 主人が、女性と仲良くしているの…
- 前頭側頭型認知症
- 元々、軍隊に居たから早食いなんだ…
- 認知症の原因と主な特徴
- 認知症の原因と食事の特徴
- 最後に本日の確認
第2部 訴える症状の裏にあるドライマウス
- こんな訴えを経験したことはありませんか?
- 訪問診療で伺ってお口の中を拝見すると…
- 口腔環境受診患者の困りごと
- ドライマウスの直接的な症状
- ドライマウスによって間接的にも…
- ドライマウス患者の口腔内状態
- 口の中に泡が…唾液が出過ぎるのです。
- ドライマウスでは歯も変化
- 『かわく』といっても
- 他覚的乾燥所見の見方は?
- 臨床診断基準
- 口腔水分計
- ドライマウスの臨床診断分類
- 唾液の流れ
- 唾液分布異常の原因
- 舌を出すとその動きが分かる
- 頬のふくらまし
- 筋力のアンバランスで歯も動く
- 舌の痛み
- 舌痛症
- 舌浮腫による唾液分布異常の人は
- 唾液の分布異常:保湿力低下
- 舌乳頭の萎縮
- 舌苔
- 結局、角質です!
- 唾液の過蒸散
- 薬剤性口腔乾燥
- 高齢初診外来患者の服薬状況
- 舌粘膜部乾燥と服薬期間
- 舌粘膜部乾燥と服薬期間別リスク
- 服用薬剤と“口の渇き”の自覚
- ストレスと唾液分泌量
- 年寄りの唾は糊になる?!
- 要介護高齢者のドライマウスのリスク因子
- 外来護高齢者のドライマウスのリスク因子
- 口の乾きに関する自覚症状
- 口の乾きの自覚と臨床診断
- 介護現場で出会うカピカピは何?
- シェーグレン症候群
- 対応:ドライマウスの負のスパイラルを止める
- 口腔乾燥症への対応
- 歯科治療による咬合回復
- 生活指導
- 水分摂取の適正化
- 服用薬剤の見直し
- 口の中が痛くて、今にも死にたい
- 肩こりの改善、猫背の改善
- 猫背にならない座り方
- 肩こりの改善、猫背の改善例
- 機能的口腔ケア
- 機能的口腔ケアの例
- 舌をあげてもらう
- 閉口できるような筋肉の環境に
- 前頸筋
- 漢方薬の使用
- 九州歯科大学附属病院旧高齢者歯科での漢方処方
- 漢方薬による唾液分布異常による味覚障害の治療効果
- 舌の腫れぼったさ(舌浮腫)歯型(歯痕)
- 舌乳頭の萎縮
- 色の変化
- 血管の変化
- 口腔乾燥改善薬
- 口腔保湿剤による対症療法
- 保湿剤の使用目的
- 口腔保湿剤の使い方
- 口腔ケアの基本
- ドライマウスの口腔粘膜の細胞診
- 感染した粘膜の口腔粘膜の細胞診
- 保湿しながら口腔ケアを行うと
- 口腔保湿剤による対症療法
- まとめ
- 最後に本日の確認
第3部 本人や家族に寄り添う口腔ケアとは
- 口腔機能からみた生活支援
- 要介護度別認定数の推移
- 終末期における「健康」
- 生活(福祉)と医療
- 私の考える『食事』とは
- 自分らしく生きる証の口腔機能
- 最期までおいしい食事を実現するには
- 高齢者の嚥下障害の原因と対応
- 自分にとって一番大事なもの
- 疾病モデルだけで対応しても誰も幸せにならない!
- 認知症? うつ病?
- 認知症など要介護状態が進行した場合の治療計画
- フッ化物歯面塗布処置(F局)
- 病気のある人の“生きる”目標
- Going upstream!!
- 食事をしない
- 充実したコミュニケーションをはかるには
- 高齢者に対する適切な医療提供の指針
- 日本老年医学会「立場表明2012」
- 不要な治療を終了して看取ること
- PEG患者に対する口腔ケアによるグレリンホルモンの変化
- 患者さんの気持ちを良く聞く
- あなたは、あなただから大事なのです
- まとめ:専門的口腔ケアにおける協力体制
- 最後に本日の確認
などとなっています。
このDVDを観ることで得られることは…
- 要介護高齢者の生活支援を行う歯科医療者としてやるべきこと
- 高齢者の全身アセスメントを行う際の8つの視点
- 認知症患者の脳の変化。この変化を知っていれば、治療・ケア計画立案の際に役立ちます
- 脳血管性認知症の進行特徴とは?
- アルツハイマー型認知症の認知機能と身体症状の時間経過。先を読んだ治療・ケア計画が立てられるようになります
- 見落とし注意! ドライマウスの直接的・間接的症状
- よくわかる、ドライマウスの臨床診断分類。ドライマウスの原因究明の参考になります
- 顔面筋肉の凝りが唾液分泌異常の原因になる理由
- 義歯不適合や咬合違和感などの治療をする前に診査しておくべきこと。原因は別のところにあるかもしれません!
- 舌に違和感を訴える患者の場合、舌乳頭の萎縮を疑う必要がある理由とは?
- 注意! 「口が苦い」「口がすっぱい」と訴える患者への対応
- 肩こりや猫背の改善で舌痛症が治る可能性がある理由
- 約9割の味覚障害患者が治癒または改善した漢方薬。試してみる価値はあります
- 口腔保湿剤と口腔ケアは口腔乾燥症の対処療法だと思っていませんか?これらは正しく続けると原因療法にもなります
- 最後までおいしい食事を実現するためにアプローチすべき3領域
- 患者と周囲の希望に乖離が認められた時にお勧めのアプローチ方法
- 治療・ケア計画の決定の際に見落としてはいけないサインとは?
- 高齢者に対する適切な医療提供にあたって考慮すべき7つ事柄
- 不要な治療を終了して看取ることも大事な理由
M.Y. –
介護の基本は本人や家族に寄り添う事の重要性が良くわかる説明だった。看取りの人でも最後まで生きる力を与える事こそ大切である。それが出来るのが歯科医師・歯科衛生士で有る事がヒシヒシと伝わって来た
H.M. –
ドライマウスについて詳しく説明があり、興味深かった。音波ブラシで粘膜を刺激する方法を初めて知ったので、試してみたいと思った
M.O. –
遠藤先生のご家族のお話しや、患者さんの症例をもとに説明する内容は、非常に興味深く、わかりやすく共感できる内容でした。特にお母様のお話しは印象に残りました
T.W. –
臨床経験に基づいた認知症の説明は大変参考になりました。また、ドライマウスなのに普段の診療で舌痛症と判断している可能性があると考えさせられました
R.M. –
お母様のことを赤裸々にお話しくださり、どのように対応されたかなど参考になることばかりです。ドライマウスのお話は柿木先生のときにも詳しく教えてくださっていましたが、復習できてよかったです。患者さんだけでなくご家族のことも考えながらの訪問はいつも心がけていますが、今後ともしっかり寄り添えるようにしていきたいと一層思いました
T.A. –
認知症もドライマウスも終末期についてもどれも実体験をお話していただき、非常にわかりやすかったです
R.F. –
遠藤先生のご家族を通した経験、お話がとても現実味があり興味深く勉強させていただきました。口腔ケアの必要性、重要性本当に伝えていけたらと思います。具体的にお母さまが倒れられたときに、病院看護婦さんが興味を持たれたという口腔ケアについて、もう少し詳しくお聞かせいただければと思いました
M.O. –
ドライマウスの患者さまが多いように思います。原因を考え、対応していきたいと思います
K.M. –
バレー徴候など忘れていました。それと漢方薬の効果をみていると、使ってみてその効果を見てみたくなりました
Y.T. –
認知症の種類と特徴を再確認でき勉強なりました。これからも特徴を見極めて対処できるようにしていこうと思います
M.S. –
五苓散が万能に近いという話はよかった
M.U. –
その人の今の機能に合った生活をサポートすること、家族のサポートも同じに必要
T.S. –
認知症患者さんと向き合う事が多いので、お話のはしばしに患者さんの顔がうかびました