このDVDの収録内容をご紹介すると…
第1部 脳梗塞と高血栓療法
- 脳血管疾患
- 脳梗塞は時間の経過とともに病巣拡大
- 脳梗塞の臨床病型
- ラクナ梗塞
- アテローム血栓性脳梗塞
- 心原性脳梗塞症
- 抗血小板薬について
- 抗凝固薬について
- 血液凝固因子の種類
- 血液データ(凝固・線溶系)
- ビタミンK拮抗薬の作用機序
- PT-INR(Prothrombin Time-International Normalized Ratio)
- 抗血栓療法患者の抜歯に関するガイドライン
- ワルファリンを服用している口腔カンジダ症の患者には併用禁忌
- 症例:67歳女性
- 直接経口抗凝固薬(DOAC)
- 直接トロンビン阻害薬の作用機序
- 第Xa因子阻害薬の作用機序
- 直接経口抗凝固薬(DOAC)のバイオモニター
- DOAC投与中の凝固検査
- 脳卒中治療ガイドライン
- 止血の機序
- 一次止血
- 二次止血
- 義歯の下から突然の出血!?
- 歯科で頻用される止血剤
- セルロース関連止血剤
第2部 パーキンソン病
- 神経変性疾患
- パーキンソン病
- パーキンソン病と摂食嚥下障害の特徴
- Hoehn & Yahrの重症度分類
- パーキンソン病の好発年齢
- 認知症疾患治療ガイドライン
- 大脳皮質
- 黒質 – 線条体
- 骨格筋運動の仕組み
- 錐体外路症状(ESP:Extra Pyramidical Symptoms)
- 主な錐体外路症状
- 遅発性ジスキネジア
- ゆびガード(デンタルブロック)
- Camptocormia
- レボドパ含有製剤
- ドパミン作動薬
- レボドパ含有製剤とドパミン作動薬の使い分け
- 抗コリン薬
- アマンタジン塩酸塩
- まとめ
- 確認問題
第3部 薬剤関連顎骨壊死
- 薬剤関連顎骨壊死に注意が必要な薬
- 薬剤関連顎骨壊死
- BRONJ
- DRONJ
- ARONJ
- MRONJ
- 薬剤関連顎骨壊死の3条件
- ARONJの臨床症状とステージング
- ステージ1症例:ボナロン
- ステージ2症例:ゾメタ
- ステージ3症例:ランマーク
- なぜ顎骨に発生するのか!?
- 薬剤関連顎骨壊死の局所リスク因子
- 薬剤関連顎骨壊死の発症契機
- 「ARONJ」の発生頻度
- ステージ3症例:義歯の適合不良からBRONJ発症
- 侵襲的歯科治療前のBP休薬
- デノスマブ投与中患者の歯科治療
- 侵襲的歯科治療後の骨吸収抑制薬再開時期
- 「ARONJ」患者の医科歯科連携
- 歯科が医科に求める骨吸収抑制薬の情報
- 症例
- メトトレキサート
- 初診時CT所見
- 病理所見
- EBV陽性粘膜皮膚潰瘍
などとなっています。
このDVDを観ることで得られることは…
- 脳梗塞、パーキンソン病の患者及び薬剤関連顎骨壊死を起こす可能性のある薬剤を服用している患者に対する歯科治療上の注意点がわかります
- 薬剤の休薬・変更について処方医に確認あるいは協議する上で知っておくべき薬剤の基礎知識
- 3種類の脳梗塞。各々に処方される薬剤とその理由を知っておくと安全な歯科治療に役立ちます
- ワルファリンによる抗凝固療法のモニタリング検査としても用いられるプロトンビン時間とは?
- 抗凝固薬として使用頻度が増えてきている直接経口抗凝固薬。重篤な出血合併症が少ないとされていますが、意外と多くの出血が見られるようです
- ワルファリン服用患者の抜歯に際して知っておくべきプロトロンビン時間の国際標準比の至適域。これを超えている場合には、出血のリスクが高まります
- ワルファリン服用患者の抜歯後に原則として投与すべきではないとされている鎮痛剤
- ワルファリンを服用している口腔カンジダ症の患者に禁忌の薬剤とは?この薬剤を併用すると出血のリスクが高くなります
- 注意! 歯科で頻用される3つの止血剤。各々の特徴を知った上で選択しないと十分な止血効果が得られないかも知れません
- パーキンソン病による摂食嚥下障害の特徴。主に準備期、口腔期、咽頭期に障害をきたします
- パーキンソン病患者に見られる錐体外路症状とは?
- パーキンソン病患者が服用するレボドパ含有製剤の特徴。これを知っていないと安全な歯科治療に支障をきたす恐れがあります
- レボドパ含有製剤の効果をベースアップさせるドパミン作動薬の注意点
- 薬剤関連顎骨壊死の3条件。意外に別の原因による顎骨壊死が増えています
- 薬剤関連顎骨壊死に注意が必要な薬とは?
- 薬剤関連顎骨壊死の局所リスク因子。口腔因子は抜歯などの侵襲的処置だけではありません。義歯の不適合でも発症する可能性があります!
- 薬剤関連顎骨壊死のリスクがあっても抜歯せざるを得ない場合に歯科がやるべきこととは?
- ビスホスホネート顎骨壊死発生予防に極めて効果的かつ重要なことがわかります
- 骨吸収抑制薬関連顎骨壊死患者に対する医科歯科連携の3要点
- 歯科が医科に求める骨吸収抑制薬の情報とは?
- 慢性関節リウマチ患者の口腔粘膜に潰瘍があった場合に服薬を確認すべき理由。ある薬剤の場合には、服薬を中止するだけで治癒する可能性があります
S.T. –
パーキンソン病の患者さんも何人か訪問している中で、改めて病態について説明をしていただけた事がまた臨床においての対応にも役立つとおもいました
M.M. –
骨粗鬆症薬を服用している患者は日常診療でもいるため大変参考になった
M.K. –
EBV陽性粘膜皮膚潰瘍については全く知りませんでした。リウマトレックスを内服している患者もそれなりにいますので注意したいと思います
A.T. –
3部ともにすごく良かったです。脳梗塞・パーキンソンのメカニズムもわかりやすかったですし、骨粗鬆症の薬についてもわかりやすかったです
Y.M. –
血液凝固因子1から13の覚え方良いですね。パーキンソン病の作用機序よくわかりました。BRONJについてよくわかりました。EBV陽性粘膜皮膚潰瘍、この症例を診れた事が今後の診察にプラスになります
O.M. –
顎骨壊死にならないように抜かない選択肢だけではなく、メリットが大きい方を選択してよく説明することを考えたいと思います。パーキンソンもどういう病気なのかわかりやすく教えていただきました。血液抗凝固剤を飲まれている患者様も多く、知らなかったことをたくさん教えていただきました
W.T. –
抗血小板療法、抗凝固療法、BP製剤を処方されている方と日々の診療で出会わない日がほとんどないので、自分自身の知識をアップデートさせることができ大変良かったです
S.M. –
顎骨壊死における医科と歯科の立場の違いはわかりましたが、全く溝は埋まっていないように思えます
K.I. –
非常に整理されていてわかりやすかったです。ARONJに関しては処方時には問題がなくても、長期間経過するうちに、加齢とともに自己管理ができなくなったり、歯根破折を起こしたり様々なトラブルが起きてくる例にしばしば遭遇します。また、若年者の膠原病などで、ステロイド性の骨粗しょう症でBP製剤を使用する場合など、投与が長期に及ぶことが予想され、かつ高リスクであり、慎重に経過を見ていきたいと思っています
N.H. –
DLBとPDは、同一のスペクトラム上の疾患であるということ。パーキンソン病のことが本当によくわかった。血液凝固についてもよく分かった。症例提示もわかりやく説明されていた
M.Y. –
パーキンソン病・顎骨壊死についての説明が詳しく、勉強になった