このDVDの収録内容の一部をご紹介すると…
第1部 嚥下のメカニズムと嚥下障害
- 高齢化の推移と将来推計
- 平均寿命の推移と将来推計
- 平均寿命と健康寿命
- 社会・患者像の変化
- 摂食嚥下とは?
- 嚥下関連の解剖
- 嚥下(のど)の筋肉
- 脳神経
- 嚥下反射
- 嚥下の2様式
- プロセスモデル
- Stage I Transport(第1期移送)
- 食塊の咽頭通過
- 食塊の流れ
- 食道への流れ
- 嚥下反射開始直前の食塊位置
- 咬むとうま味(汁)が多量に出るもの
- のど:ヒトと猿人
- ヒトののど:発声できる
- ヒトの嚥下の特徴
- 摂食嚥下障害への対応の難しさ
- 摂食嚥下障害により生じる問題
- 誤嚥性肺炎
- 肺炎・誤嚥性肺炎による死亡者数の年次推移
- 気道閉塞を生じた食物の誤嚥(H25)
- 不慮の事故年次推移
- 食べ物による窒息の原因
- 高齢者の窒息の要因
- 摂食・嚥下障害の原因疾患
- 摂食・嚥下障害の原疾患
- 一側性障害、球麻痺、偽性(仮性)球麻痺
- 一側性嚥下障害の自然経過
- 球麻痺
- バルーン法(バルーン拡張法、バルーン訓練法)
- 偽性(仮性)球麻痺
- 脳卒中患者の栄養状態
第2部 加齢による身体的変化と認知症による嚥下障害
- 65歳以上の認知症患者の推定者と推定有病率
- 加齢による身体的変化
- 加齢による喉頭の位置の変化
- 呼吸と嚥下の関係
- 高齢者の老嚥と嚥下障害
- サルコペニア
- サルコペニアの診断基準
- サルコペニアの悪循環
- フレイルと加齢
- 認知症
- もの忘れと認知症
- 認知症の症状
- 認知症を持つ人の嚥下障害の経過
- アルツハイマー型認知症
- アルツハイマー型認知症の特徴
- アルツハイマー型認知症の嚥下障害
- 脳血管性認知症
- 脳血管性認知症の嚥下障害
- レビー小体型認知症
- レビー小体型認知症の特徴
- レビー小体型認知症の嚥下障害
- 前頭側頭葉型認知症
- 前頭側頭葉型認知症の嚥下障害
- 食べる前の準備
- 咀嚼・嚥下に適さない食品
- 誤嚥しにくいモノ
- 嚥下学会分類2013(食事)
- 嚥下学会分類2013(とろみ)
- お粥の経時的変化
- 姿勢調整 基本姿勢
- 頭部屈曲位と頚部屈曲位
- 安全姿勢
- 認知症の先行期の問題
- 食事の対応:摂食開始の状況
- 食事の対応:中断の有無
- 食事の対応:摂食行動の乱れ
などなど。
このDVDを観ることで得られることは…
- 訪問診療の摂食嚥下障害患者さんの対応に必要な知識と技術が学べます
- 嚥下障害の患者さんには、咬むと汁が多量に出る食べ物を避けるべき理由。これに注意するだけで誤嚥を防止できます
- ムセがある高齢者がムセなくするためのちょっとした方法
- 嚥下を理解するための重要なポイント。水を飲む時とモノを咬んで食べるときは飲み方が違います
- 食事の一口量が多い患者さんが誤嚥する理由とは?
- 摂食嚥下障害患者さんでも流動食やゼリーなら窒息の危険はないですよね? 残念、間違いです!
- 嚥下障害患者さんが、小さく切った餅でも窒息する可能性がある理由
- 誤嚥する動物はヒトだけ! その理由は発声にあります
- 摂食嚥下障害の対応が難しい3つの理由
- 注意! 嚥下障害患者の約半数に不顕性誤嚥の疑いがあります。不顕性誤嚥を見分ける方法とは?
- 窒息を起こしやすい3つの高齢者の特徴。これに注意しているだけでも、窒息のリスクを低減できます
- 脳卒中患者さんの摂食嚥下障害3タイプとタイプ別の対応方法
- 高齢者の嚥下障害を予防するために必要なこと
- 認知症患者さんの一般的な嚥下障害の経過。数年後の状況が予見できるので、現在の適切な対応が可能となります
- 認知症患者さんの食事前に注意すべき4つのこと。認知症患者さんの安全な食事に役立ちます
- 4大認知症の摂食嚥下障害とその対応方法
- 注意! 嚥下障害があるからと言って、食事にとろみをつければ良いと言うわけではありません。とろみをつけなくても、ムセずに食べられるようになる方法があります
- 口に食べ物を溜め込んで飲み込まない患者さんに試してみたい「嚥下反射促通手技」とは?
などとなっています。
S.M. –
摂食嚥下については歯科衛生士としてもとても重要なことであり口腔には食べる機能や味覚などさまざな機能があるので歯科衛生士としてう蝕や歯周病など誤嚥性肺炎の予防としてこれからも関わっていくことなのでこれまで以上に真剣に取り組んでいきたいと思いました。
H.A. –
嚥下について、認知症患者への対応などこれまで持っていなかった知識の習得ができました。食形態の重要性を改めて感じました。
A.E. –
訪問において1番理解しておきたかった摂食・嚥下なので、とても勉強になりました。配信終了まで何回も見て頭に叩き込みたいと思います。
K.S. –
日本人は咀嚼、嚥下に適さない食品を選ぶ傾向がある話が印象に残りました。この話を参考に訪問時、患者様に説明をしたいと思います。誤嚥性肺炎は年々増加してる傾向があるのですね。しっかりと予防できるようにこれからも知識技術向上を目指して頑張っていきたいと思いました。
Y.A. –
貴重なお話をありがとうございます。ヒトが水分と固形物を飲み込むときの違いがわかりました。脳系の疾患では嚥下障害が出やすいことが分かったので、診療室に来ている片麻痺の患者さんにも、何かアドバイスなど出来ないか考えます。人間は誤嚥しやすい生き物ということで、口腔清掃が大事だと再確認できました。その他にも姿勢、環境調整などについて、自分も積極的に関われたらなと思いました。
M.S. –
ヒトと猿人は舌根と喉頭蓋の位置関係が違っているのでヒトは元々誤嚥しやすい。高齢者の場合はしっかり息を堪えると飲み込みやすくなる。この二つが特に興味深かったです。
西村幸造 –
知りたい事を分かりやすくまとめて頂いて整理できました。色々な病態があり、それぞれに対してもっと理解していかないといけないと思いました。
M.K. –
老嚥から嚥下障害に移行し栄養状態が低下するまで注意して対応しなければならないと思いました。私が関わる高齢者の方も4代認知症の方が多いので特徴を理解して安全姿勢でやる事など勉強になりました。
Y.K. –
疾患と摂食嚥下障害の関係や特徴を理解し、全身状態、食環境、食形態を考慮し、食事時の問題に対応していく。
M.M. –
食物と水分では嚥下の仕方が異なる事を学びました。また不顕性誤嚥のお話は興味深かったです。
E.M. –
認知症の種類、またその対応がとてもわかりやすく理解しやすかった
T.F. –
同じ内容の演題でも、立場が違うと、微妙にニュアンスが違ってくるのがよく理解でき、かつ、講義内容がとても分かり易かった。とても良かった
T.M. –
丁寧でわかりやすく説明してくださるのでとても勉強になりました。ありがとうございました。
S.T. –
嚥下の仕組みや認知症の種類など基礎的なことが学べてとても勉強になりました。
M.K. –
専門的な内容でとても参考になりました。誤嚥=むせるというイメージがどうしてもあるので、五割の人が不顕性誤嚥ということや、流動食でも誤嚥や窒息のリスクがあることに驚きました。寝たきりの方は、顎が上がったままで飲み込みにくい。食事の前に首周りのリラクゼーションを図るために首周りの体操を行うといのは、訪問先でもアドバイスしやすいと感じました。
Y.W. –
むせていなくても誤嚥している可能性があるという話が印象深いです
A.T. –
レビー小体型認知症の患者さんには、幻視がみられるためふりかけを使用しない方が良いということを知り、勉強になりました。
M.H. –
食材によって、誤嚥しにくいだろうと勝手に思ってしまうことや、姿勢を正さずにケアを行なってしまうことがあり、今回のセミナーで改めようと思いました。なかなか摂食・嚥下機能回復など、携わることは今は少ないですが、将来増えていくことも分かりましたので、少しずつ勉強していきたいです。
R.D. –
認知症の人や車椅子の人などが誤嚥しないような食べ方の工夫を実践できるよう準備の参考にしたいと思います。