このDVDの収録内容をご紹介すると…
第1部 This is Suction Denture!
- 吸着下顎総義歯のコンセプト
- 80%を完全吸着させよう!
- 吸着検査時の頭位
- 当歯科医院における下顎総義歯”吸着”調査40症例
- 辺縁封鎖漏洩の原因
- 舌下ヒダ部からの封鎖もれ
- レトロモラーパッド部からの封鎖もれ
- 吸着しない口腔内条件
- 凹凸のない平らな顎堤形態
- 密着のメカニズム
- 吸着のメカニズム
- 凹凸が必要
- 柔らかく変形するレトモロラーパッド
- レトロモラーパッドの構造
- レトロモラーパッドの動き
- たるみのない太鼓の皮状舌下ヒダ
- 後顎舌骨筋窩に義歯床延長できない
- 舌下ヒダ部からの漏洩の原因と対策
- 舌の後退位の割合
- 舌下ヒダ部の漏洩の原因=舌の後退位
- 舌下ヒダ部の空間を埋めるような床形態
- 吸着下顎総義歯の製作法
- 吸着下顎総義歯製作の流れ
- 概形印象
- 邪魔にならない空間
- 辺縁封鎖しうる空間
- 使用器具・材料
- 概形印象術式
- 高流動性アルジネート印象材の流し込み
- トレーの挿入
- トレー前方部の圧接
- 舌を突出し、戻してから7秒間停止
- トレー臼歯部の圧接
- 上口唇を跳ね上げながら閉口
- 頬の撫で上げ
- トレーの位置調整
- 舌の後退位を考慮した精密印象
- 完成義歯が入った状態の口腔内空間を採得
- 床は部分的に1〜2mm程度の厚さを付与
- 精密印象法
- 1次印象
- 機能運動
- 吸着検査
- 舌側添加
- 2次印象
- スタンダード症例と舌側添加症例の印象比較
- 症例
第2部 吸着Dentureと訪問歯科診療 7つのポイント!
- 現在のそしてこれからの高齢者像
- 高齢化の国際動向
- 健康寿命と平均寿命
- 延命治療は行わず「自然にまかせてほしい」が91.1%
- 下顎吸着義歯と従来型の義歯
- 下顎吸着義歯の封鎖のメカニズム
- ① 内外側二重封鎖
- ② 舌下ヒダによる内外側二重封鎖
- ③ 後顎舌骨筋窩の代償性封鎖
- ④ レトモロラーパッド部封鎖
- 下顎吸着義歯の吸着のポイント
- 後方部及び頬側部のポイント
- 舌側のポイント
- 概形印象
- 咬合床
- ロウ堤付各個トレー
- 下顎吸着義歯精密印象
- ポイント1:舌を後退位にとってしまう
- もっと良い入れ歯にしたい
- ソフトライナー印象
- エグザデンチャー印象
- 完成義歯
- 通法印象・2つの基本動作 吸着比較
- 完成義歯・舌下ヒダ部の比較
- プレスケール比較
- ポイント2:ソフトライナー後に吸着が弱い
- 舌下ヒダ
- ソフトライナー後の吸着
- 舌の後退
- エグザデンチャーボーダー+2つの基本動作
- ボーダーの内面処理
- エグザデンチャー印象
- エグザデンチャー印象後吸着
- 完成義歯吸着
- ポイント3:開口すると下顎義歯が後方に
- 下口唇を排除して試験
- 下顎前歯部頬側凹面形態に
- 下顎義歯が安定
- ポイント4:開口すると下顎義歯が浮き上がる
- 舌をミラーで排除して試験
- 舌の安静を考慮した舌側研磨面形態を与える
- 下顎義歯が安定
- ポイント5:旧義歯修理で使用の時の注意点
- カンジダ等口腔内衛生環境
- 口腔ケアが必須
- ポイント6:下顎吸着義歯「対面印象」
- 印象採得時にはマスクを外して正面から
- ポイント7:うーいーうーいー体操
- 日常生活の多様な口腔の動きを再現
第3部 下顎無歯顎高度吸収顎堤症例の特徴とその対処法
- レトロモラーパッドの変形 下顎骨筋下部のあたり
- 概形印象の目的
- レトロモラーパッドの変形
- 柔らかく変形するレトロモラーパッド
- 顎舌骨筋線下部のあたり
- 顎舌骨筋腺
- 舌圧の抵抗
- 2〜3mmの延長
- 嚥下時の舌骨と顎舌骨筋の動き
- フィットチェッカーにて嚥下時の当たりをチェック
- 開口時の口腔底の迫り上がり
- 開口時の口腔底形態の分類
- 開口する口腔底が迫り上がる
- 舌下腺の組織的位置
- 個人トレー
- 機能印象材
- 機能運動
- 2次印象
- 顎堤の平坦化・粘膜の菲薄化
- 義歯床全周を粘膜で辺縁封鎖する
- 咬合、あるいは嚥下する
- 吸着のメカニズム
- 顎堤に一箇所凸があるケース
- 迫り上がる口腔底がガイドとなる
- 密着できる咀嚼粘膜面積の狭小
- 適合の精密化により密着度を向上させる
- ソフトライナー法
- 辺縁形成
- 粘膜の細かいヒダの印象
- 全面加圧で粘膜を骨面に押し付けて適合度の向上
- 粘膜の菲薄化
- 間接リライン
- 辺縁カバー
- コート材でしっかりガード
- 下口唇の舌側への位置移動
- 前歯部人口歯排列の原則は“審美”を優先
- 下口唇が極端に後方位置移動している場合
- ティッシュコンディショナーの形通にリライン
- 高度吸収顎堤の特徴と対処法
- 吸着できない口腔内条件:低密着
- 密着面積が小さいと…
- 舌下ヒダ部からの封鎖もれ
- たるみのない太鼓の皮状の口腔底
などとなっています。
このDVDを観ることで得られることは…
- 吸着下顎総義歯製作の流れが動画で詳しく解説されているので、吸着力の強い義歯製作ができるようになります
- 下顎総義歯の吸着検査時に気をつけるべきこと。頭位によって吸着が変わります
- 義歯辺縁封鎖漏洩の2大要因。吸着しやすい下顎総義歯製作のポイントが理解できます
- 高度吸収顎堤患者さんの6つの特徴と対処法の症例が画像と動画で詳しく解説されているので、吸着下顎総義歯の製作に役立ちます
- 患者さんのレトロモラーパッドの動きに注目すべき理由とは?
- 下顎総義歯が吸着しずらい口腔内。術前の口腔内診査において吸着のリスク要因を知って治療計画立案が容易になります
- 義歯の密着・吸着のメカニズム。吸着しやすい下顎総義歯の原理がわかります
- ソフトライナー後の吸着確認で吸着力が弱いと判断された時に行うべきこと
- 無歯顎者に意外と多い舌の後退位。印象採得で嚥下と開口保持の2つの動作を行うことで舌下ヒダ部の封鎖が可能な義歯製作ができます
- 精密印象時に実施すべき機能運動とは? 義歯床全周を粘膜で封鎖するために、術者主導ではなく患者主導でやってもらう必要があります
- 吸着下顎総義歯に必要な4つの封鎖ポイント。この4つのどれかが欠けたら十分な吸着を得ることができません
- 訪問の現場で使える、開口すると下顎義歯が後方に動いてしまったり、浮き上がる患者さんへの対処方法がわかります
- 意思疎通が難しい患者さんの吸着下顎総義歯印象採得時に試してみたいこと
などなどです。
G.N. –
吸着しやすい症例とそうでない症例の違いが良くわかりました。
M.O. –
印象の採り方の動画を何度も見ました。あのようきれいな印象が採れるようにやっていきたいと思いました。デンチャ-が外れないための、吸着するためのポイントがとても理解しやすかったです。ありがとうございました。
Y.M. –
手技の動画・写真が多くわかりやすかった。
永井 敏 –
下顎義歯印象の実技が理解できました。
Y.A –
舌が後退する人への吸着義歯のための印象方法
E.I. –
辺縁封鎖のコツがわかりました。
A.K. –
吸着と安定の違い
M.S. –
顎堤が吸収されていても吸着が得ることができることがわかった。
M.Y. –
非常にためになりました。
M.O. –
吸着義歯をどのようにして作っていくかがわかった
M.M. –
実際の診療動画が見られてとても参考になった。
山田 雅夫 –
対面印象のやり方がわかり易く動画で見れた事が解り易く良かった。
T.W. –
下顎の吸着総義歯製作における印象採得テクニックはとても勉強になりました。日々の診療に少しでも取り入れられるよう精進したいと思いました。
T.A. –
日頃の臨床に役立つ内容でした。少しでも総義歯の患者様に吸着が得られるように頑張ろうと思います。
A.O. –
印象採得の方法が大変参考になりました。
R.M. –
開口時の舌の位置、何気なく見ていただけでした。老人施設への往診の困難な時期、もっと早く知っていればなん症例苦労がなかったのにと思っています。
H.M. –
下顎吸着義歯の印象の実際を知ることができ、日々の臨床に役立てることができます。ありがとうございました。自費の義歯セミナーに参加できた気分です。
K –
具体的な対応方法が動画と共に供覧されて、非常にわかりやすく、有用でした
Y.T. –
頭位によって吸着が変わることは知りませんで勉強になりました
K.M. –
高度吸収額堤症例の下顎吸着総義歯は、いつもかなり難しいと思います。
M.S. –
以前から興味のあった佐藤先生の講義でしたので非常に勉強になりました。
T.S. –
下顎吸着義歯の作製に必要な印象採得時に注意すべき要点についてお聞きしましたが、その他様々に現在の症例に思い当たる点がいくつもあったので明日からの臨床にすぐに反映させたいとおもいました。