最新の口腔機能管理に必要な全ての知識を動画等でわかりやすく学べる

口腔機能低下症のアセスメントと訓練 2021改訂版

講師:九州歯科大学 口腔保健学科 多職種連携教育ユニット 教授 藤井航先生

(17 件のレビュー)

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まずは、収録セミナーの一部をご覧ください

最新の口腔機能管理の知識をアップデート

高齢者の多くが口腔機能低下症である可能性が指摘されています。口腔機能が低下した患者さんに対しては、その症状を的確に把握して口腔機能訓練を実施することで口腔機能の維持・改善が期待できます。

そこで重要になるのが口腔機能低下症の診断です。口腔機能低下症の診断にあたっては日本歯科医学会の『口腔機能低下症に関する基本的な考え方』に基づくとされていますが、こちらは2020年に改定されています。例えば、口腔機能低下症の診断基準に用いられる7つの口腔機能精密検査については、原則としてすべての検査を実施することが明記されました。誤嚥・誤飲のリスクを考慮して、やむを得ず実施できない検査がある場合には、その理由を診療録に記載することになっています。

高齢者の口腔機能管理に限らず、最新の技術や状況、保険請求の内容などをアップデートとしておくことが重要です。

このDVDでは、口腔機能低下症の検査・診断のポイントから各種口腔機能訓練、栄養管理などの口腔機能管理に必要な知識を詳しく解説しています。

このDVDの収録内容をご紹介すると…

第1部 口腔機能低下症とは

  • 高齢化とは?
  • 現在の日本の人口
  • これからの(高齢者)歯科
    • 有歯顎者の増加
  • 摂食嚥下の各期
  • 嚥下の回数
  • 嚥下のはじまり
    • 摂食嚥下機能の発達と衰退
  • 口腔(咀嚼)機能低下の悪循環スパイラル
  • 味覚異常
  • サルコペニア
  • フレイル
  • ロコモティブシンドローム
  • オーラルフレイル
  • 口腔機能低下症(2018/4改正)

第2部 口腔機能低下症のアセスメントと診断

  • 口腔機能低下症(2020/4改正)
    • 歯科疾患管理料が算定可能
    • 65歳未満は疾患名を摘要欄記載
    • 歯管+口腔機能管理料
    • 歯管+口腔機能管理料+100点
    • 咬合力+咀嚼力機能 算定不可
  • 口腔不潔
  • 口腔乾燥
    • 口腔乾燥(代替法)
  • 咬合力低下
    • 咬合力低下(代替法)
  • 舌口唇運動機能低下
    • 舌口唇運動機能低下(代替法)
  • 舌圧の測定
  • 低舌圧
    • 低舌圧(代替法)
  • 咀嚼機能低下
    • 咀嚼機能低下(代替法)
  • 嚥下機能低下
    • 嚥下機能低下(代替法)
  • 歯科診察所におけるオーラルフレイル対策マニュアル2019年版

第3部 口腔機能維持関連筋群の訓練

  • 訓練法の基本要素
  • 嚥下体操
    • 頸部リラクセーション
    • 肩のリラクセーション
  • 口唇の運動訓練
  • 呼吸訓練
  • 構音訓練
  • 舌の運動訓練
    • 舌尖挙上訓練
    • 舌背挙上訓練
    • 舌圧の測定
  • Palatal augmentation prosthesis (PAP)
  • 舌前方保持嚥下
  • 下顎の運動訓練
  • 歯科と栄養管理
  • 栄養アセスメント
    • 栄養管理はなぜ必要?
  • 身体計測
  • 栄養必要量の決定
    • 必要エネルギー量の決定
    • タンパク質必要量の決定
    • 脂質必要量の決定
    • 炭水化物必要量の決定
    • 3大栄養素のエネルギー比率設定
  • ビタミン量、微量元素必要量の決定
  • 水分必要量の決定
  • では、臨床ではどこをみる?
  • 窒息の原因食品
    • 窒息時の対応(成人)
    • 窒息時の対応(小児)
  • 窒息を予防するためには

などとなっています。

このDVDを観ることで得られることは…

  • 最新の情報をもとに、口腔機能低下症関連の知識をアップデートできます
  • 口腔機能管理料の算定にあたって注意すべきことがわかるので、保険請求の返戻を防ぐことができます
  • 口腔機能管理料を算定するために必要な3つの口腔機能精密検査項目。ある項目の組合せ以外は保険点数を算定できます。
  • 口腔機能低下症と診断された場合の原因別の具体的な指導・対応方法が分かります
  • 口腔機能低下の悪循環スパイラル。これを知れば、口腔機能低下の疑いのある高齢患者さんの口腔機能の維持・向上に必要な対応が可能になります
  • 訪問先でも簡単にサルコペニアを診断できる方法
  • 3つのフレイルとは? フレイルは多面的な概念です。身体的なフレイルだけでなく、残り2つのフレイルにも注意を払う必要があります
  • 指定された機器がなくても口腔機能精密検査が実施できますが、その場合に注意すべきことがわかります
  • 舌口唇運動機能低下検査の際に注意すべきこと。高齢患者さんに多い、誤測定を防止することができるようになります
  • 健康寿命・介護予防を阻害する3大因子とは?
  • 舌圧検査でありがちな間違いとは? 無歯顎者、高口蓋者の検査時に注意すべきことがわかるので、正しい診断ができるようになります
  • 口腔機能低下症の診療を行う際に必要な3つの書類
  • 嚥下体操を指導する場合に一番大事なこと。舌を動かすだけでは十分ではありません
  • 舌突挙上訓練に使える義歯のアイデア
  • 高齢患者さんの栄養必要量算出で悩んでいませんか? 栄養必要量が簡単に算定できるようになります
  • どんな食品でも窒息の可能性があるのか?口腔機能低下症患者さんの嚥下VF、VE画像があるので食品による窒息のリスクが把握できます

などなどです。

口腔機能低下症のアセスメントと訓練 2021改訂版」への17件のレビューをご覧ください

  1. M.F.

    とても丁寧で分かりやすかった。在宅だと栄養士さんの関わりが無い方が多く、食事面のアドバイスができたり、体重減少の話ができるといいと思っていたので、良かった。

  2. E.I.

    訓練の説明が具体的でわかりやすかったです。

  3. 永井 敏

    保険請求との関連がわかりやすくまとめられていて役に立ちました。

  4. G.N.

    第3部の訓練が紹介されていて、分かりやすかったです。

  5. M.Y.

    口腔機能低下症について非常にためになりました。

  6. 山田 雅夫

    嚥下訓練方がわかり易くて良かった

  7. H.M.

    口腔機能低下症における訓練映像が見れたのは非常にためになった。

  8. M.S.

    口腔機能関連禁軍の訓練法が具体的に例示されて自分自身整理できた。

  9. M.O.

    口腔機能低下症を理解するためにはよかった。

  10. M.O.

    実際に映像で訓練を見せていただけて分かりやすかったです。

  11. T.W.

    これからの高齢者歯科の重要性について改めて実感し、臨床で役に立つ知識やスキルをしっかり身に付けようと思いました。

  12. R.M.

    嚥下体操の途中でゴックンを入れるというちょっとしたことが出来ていなかったように思います。施設などでは形式的に行っていますが、この部分を強調していきたいと思います。また、舌前方保持嚥下についても脳性麻痺児などは食べ物も口に入れたままよくやっている方法ですが、自分で舌をあまがみして嚥下すると確かに顎の下に力が入り機能を強化するのに役立つ方法として使うことを感じました。

  13. Y.M.

    口腔機能維持のための様々な訓練法について学習できた。

  14. K.M.

    口腔機能低下症をもう少し日々の臨床に取り入れなくてはいけないと思いました。

  15. A.O.

    口腔機能低下症についてのイメージが具体化できました。

  16. T.S.

    窒息に関しては嚥下機能低下に伴いリスクが高まるものよぼうにであると思いますが、日ごろの訪問時に少しでも訓練を取り入れ予防することが出来ればと思いました。実際に、窒息を起こした患者さんもいる為身近な事故であると感じているところでのお話でしたので、自分でできる範囲で患者さんの力になれればと思いました。

  17. K

    今までも口腔機能検査は行ってきましたが、歯科衛生士と共有できていない部分もありました。スタッフ全員で見て、細部を確認しあおうと思います。

このように、多くの方から高評価を得ている内容となっています。

詳細情報

講師

九州歯科大学 口腔保健学科 多職種連携教育ユニット 教授 藤井航先生

お届けするもの

セミナー収録DVD(3枚約124分)
セミナー資料(A4版6頁6)
*内容、表紙デザインなどは、一部変更することがございます

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