このDVDの収録内容の一部をご紹介すると…
第1部:歯みがきおばさんでいいじゃないか!
- 「歯みがきおばさん」には絶対なりたくない!
- 臨床実習先の院長に、「訪問に興味がある」と伝えると…
- 自分の力で何でもできる、「スーパーハイジニスト」に絶対なるんや!
- 病院に就職するも…業務内容は「普通の口腔ケア」ばかり!
- なぜか上から目線で教科書的な知識を振りかざし
- 独りよがりな食支援
- ある一件の訪問依頼〜在宅〜
- ①口腔乾燥への対応
- ②口腔カンジダ症への対応
- しかし翌週…驚きの変化が!!
- 思い起こせば、ミールラウンドでも
- 高齢者の生活を見て初めて気づかされる
- 乳がん終末期(脳転移)のチエさん(53歳)
- 実際に言語聴覚士の嚥下評価を見て納得
- 言語聴覚士の神技(食環境の整備)
- 誤嚥性肺炎の予防を目的とした守りの口腔ケア
- チームプレーが必要不可欠
- 最低限の医療知識は必要だけど…
- 看護師はブリッジと義歯の違いも知らないし、お医者さんは歯式も読めない!
- マジメなDHさんほど躊躇するが…
- 歯学部6年生でさえこのレベル
- あるリハビリ病院にて
- 70代男性〜統合失調症で歯が磨けない〜
- DHが週1回ブラッシングで介入〜半年後〜
- 訪問先で私たちに求められているのは、ごく当たり前の歯科医療と口腔ケア!
- 私が初めて在宅で訪問口腔ケアを担当したマスエさんのお話
- 週1回、ブラッシングのため家に通う
- ケアの手技より大切なことは…世間話!
- 訪問はテクニックではない
- 最も大事なスキルは、「あなたになら来てほしいと言われる力」=「人を大事にする力」
- 訪問口腔ケアを拒否するキミエさん(94歳)
- とにかく仲良くなろう作戦!
- 口腔ケアの後はこたつに潜って…1時間近く世間話
- やりがちなのは「説得」だが…
- Oさん(在宅、82歳男性)
- なぜ、望み通り自宅で暮らすことが叶わなかったのか?
- 地域ケア会議など、多職種が集まる場に積極的に参加しよう!
- ミッションその1:「顔の見える関係」を構築せよ!
- ミッションその2:「本音で話せる関係」を目指す!
- アルツハイマー型認知症、独居のチエコさん
- 家中、いたるところに張り紙が
- 「これは薬剤師の仕業だな…」
- ヒトは「同じ」だから連携する
- 従来の他職種連携の考え方は
- 私たちが目指すべき「最終目標」を共有しよう!
- 訪問歯科衛生士の脳内
第2部:住民の望む暮らしを守れ!
- 脳出血で入院していた私の祖母
- 医療的には正しくないことなのかもしれないが…
- 特養に入所している88歳の女性Sさん
- ミキサー食に形態を下げ、エンシュアを追加!
- 何のための「医療」か?
- 「生きる喜び」を守るような支援を!
- 誤嚥性肺炎を繰り返す83歳の男性Yさん
- 誤嚥性肺炎を患い入院
- 経口摂取は禁止、点滴のみでの栄養になるも…
- 「あの人は、ワガママな患者やから」
- 患者さんを「ひとりの人間」として扱えなくなっていく
- ひとりの「人間」としての悲痛な叫び
- ここは家。本来なら誰もが自由に好きなことをしていい場所
- 我々に何の権利があって、「口から食べちゃダメだ」と禁じているのだろう?
- 他の職種と連携しよう!
- そこで、得意の「口腔衛生管理」
- 病院時代の私は、ヒトを、ヒトとして見ていなかった…
- 「望む暮らしを叶えること」が最大の目的
- 頭はクールに、心は熱く!〜両者のバランスをどう取るか?〜
- コメディカルにより必要なのは「共感力」
- 希望があるから、ヒトは生きられる
- 救うことはできなくても、「癒す」ことはできる
- 私たちとKさんの出会いは約2年前
- 歯科医師による義歯調整と歯科衛生士による口腔衛生管理
- 嚥下機能の低下により誤嚥性肺炎を発症
- 舌機能は、ばっちり。「食べられない口」ではなさそうだが?
- 嚥下評価の結果、直接訓練を開始!
- ある日の歯科訪問時、なんと…
- 何度説明したって、理解できないもんはできない!
- 【結論】在宅生活は管理できない!
- 「これでいいのか?」と悩みながらも…在宅生活に正解はない
- サービス担当者の連携SNSにて
- 「事故したら危ない!」それはもちろん正論なのだけれど
- 医療はアート&サイエンス!
- 何より優先すべきは本人の気持ち
- 「言語以外のメッセージ」を肌で感じ取れ!
- 「最期まで口から食べる=正義」…ではない!
- 「食べること」以外に夢がある!
- 歯科衛生士の仕事はもちろん「守りの口腔ケア」だが…
などなど。
このDVDを観ることで得られることは…
- 訪問歯科衛生士としての自信と誇りが持てるようになります
- 訪問歯科衛生士の悩みを解決するヒントが得られます
- 真面目な歯科衛生士ほど、多職種連携がギクシャクする理由。あることに心掛けるだけでスムーズに連携できるようになります
- あらためて気付かされる、口腔ケアの威力とは?
- 訪問歯科衛生士に求められる最も大事なスキル。ケアの手技ではありません
- 時には必要な「多職種連携の必殺技」とは?他職種と仲良くなれます
- 「口腔衛生管理」の本来あるべき姿。日頃の“手段”が“目的”になっていないかを確認できます
- 多職種連携で目指すべきこと。患者さんやご家族から信頼されるようになります
- 指導・助言したことを守ってもらえないと感じた時に思い出すべき真実。これを思い出すだけで心が落ち着きます
- 患者さんのケアで迷った時に、何よりも優先すべきこと
などとなっています。
K.S. –
とても大切なことを学べました。技術面以外にも大事なことがあることに気付かされました。毎日の自分の仕事にもこれから生かしていきたいと思います。
M.H. –
進路を決める際に、歯科衛生士か看護師かで悩んだ時期があり、歯科衛生士を選んでよかったのかと思う時もありました。でも、歯科衛生士だからこそできることがたくさんあるんだなと思えて、とても自信が持てました。医療としては正しいことでも、本人さんにとって良いことなのか、家族にとってはどうなのか、いろんな方法を考えて向き合っていきたいです。これから、知識を身につけていくのはもちろんですが、患者さんとご家族にたくさん寄り添って、愚痴を話してもらえるような近い存在になれるように頑張っていきたいと思います。ありがとうございました!
T.W. –
必ずしも衛生士としての業務だけを行うのではなく、訪問歯科の利用者様やご家族の気持ち、思いに寄り添って口から食べることの嬉しさや、その方らしい生き方のお手伝いをさせていただきいい人生だったと思っていただけるような関係性を私たちも築いていけたらいいなと感じました
Y.N. –
私自身も訪問歯科に思う事と重なって凄く頭に入ってきました。ありがとうございました。
A.N. –
沢山の症例がらありとても興味深い講演でした。患者さんご本人やご家族の方の気持ちに寄り添い、最期まで笑顔で過ごせるための支援をしていかなくてはいけないんだなと思いました。DHだけでは解決できないこともあるので多職種連携はとても大事だと分かりました。今後の訪問診療時にはDHとして口腔ケアはもちろん、沢山コミュニケーションをとり心のケアにも関わっていけたらなと思います。
E.M. –
訪問の衛生士と言う仕事が歯ブラシおばさんという様に一見見られがちなのかもと思わされる事が多い事に共感致しました。そこへの、考え方や向き合い方が今回のセミナーを通じて為になりました。
E.M. –
歯ブラシおばさんって言うところに、衛生士業務の必要性について悩む事もあるため、すごく気持ち的に共感させられる事の多いセミナー内容でした。また、分かりやすく更に目標や課題ができました。
F.M. –
若いのに、多職種連携のツボを押さえてらして、大変優秀な方なんだと思いました。病院とは違って自由度が上がる分、それぞれの患者様に寄り添うことの大変さとやりがいを感じさせて頂きました。
Y.K. –
訪問で最も大事なスキルは、「人を大事にする力」。多職種連携では、「その人が望む暮らしを守る」という最終目的を共有する。
N.A. –
現場でのありのままの講話で、共感しました。家族様とのやりとり、多職種連携についても改めて学ぶ事が出来ました。
H.U. –
今まで、口腔ケアの重要性を伝える時に、「誤嚥性肺炎の予防です」と言うていたが、もう少し患者さんに寄り添った言葉をかけたいと思った。このセミナーは本当に自分のためになった。
S.K. –
訪問歯科衛生士4年目です。訪問歯科に携わる者として一番悩んでいる部分・一番聞きたかったお話でした。私も最初「歯磨きだけをやる衛生士でありたくない」「なんで口腔ケアがこんなに大事なのに誰も分かってくれないんだ」と悲観的になっていました。(頭でっかちになって自分の知識だけを押し付けるとても嫌な衛生士だと改めて思いました。。。)他職種ともマウントの取り合いのようになり、良い関係が築けていないのも事実です。(恥ずかしい・・)先生がおっしゃっていたように、私は口腔のプロであっても他の分野では素人です。もっと他職種の方々に頼り、勉強させてもらいながから患者さんのために自分の持っている技術や知識を正しく利用していけたらと思いました。本当に色々と考えさせられました。貴重なお話をありがとうございました。また勉強させてください。
K.T. –
衛生士さんの立ち位置などがよくわかる、とてもよい内容でした。
T.M. –
患者さんや仕事に対する思いや悩みにとても共感しました。貴重はお話をありがとうございました。
M.K. –
訪問だと、どうしても対象の患者様の情報を得る事や口腔ケアを優先してしまいがちで依頼したご家族さんの気持ちに寄り添う事が私にはできていない部分がありましたので、ただ、口腔ケアをすればいいのではなく、患者様だけではなくご家族さんの気持ちにも気づければ良いと感じた。訪問=口腔ケアをしに行くだけという固定概念を変えていきたい。
Y.A. –
患者さんの考えに寄り添うには他の職種と連携してこそ寄り添えるんだなと思いました。
M.O. –
熱い思いが伝わってくる。こんな思いの衛生士にこたえられる歯科医師になりたい
A.T. –
他職種連携の大切さを改めて思いました。患者さんはもちろん、他職種の方にも寄り添って接していこうと思いました。
M.T. –
人の気持ちに寄り添うことの大切さが大事なのがよく分かった。