このDVDの収録内容をご紹介すると…
第1部 摂食嚥下障害の概要
- 摂食嚥下の流れ
- 嚥下のSTAGE
- 摂食嚥下障害
- 摂食嚥下障害の原因疾患
- 脳血菅疾患
- 脳血菅疾患概要
- 要介護の原因疾患
- 脳血菅疾患による摂食嚥下障害
- 摂食嚥下状況レベル
- 球麻痺と偽性球麻痺
- 嚥下内視鏡検査(VE)
- 嚥下造影検査(VF)
- 球麻痺の嚥下障害
- 偽性球麻痺の嚥下障害
- 球麻痺と偽性球麻痺の嚥下障害 まとめ
- 口腔の感覚障害
- 咬傷防止
- 神経疾患
- パーキンソン病
- パーキンソン症候群
- パーキンソン病と摂食嚥下障害
- タイミングも大事
- 筋萎縮性側索硬化症:ASL
- ALSと摂食嚥下障害
- iPm(Ishizaki Press Method)
- 認知症
- 中核症状
- 周辺症状:BPSD
- FAST(Functional Assessment Stating)
- 認知症終末期
- 8020運動
- 8020達成率年次推移
- 残存歯を多く持つ認知症患者が増加する
- 管理が難しい時期
- 加齢・老衰
- サルコペニア
- オーラルフレイル
- 第1レベル 口の健康リテラシー低下
- 第2レベル 口の些細なトラブル
- 第3レベル 口の機能低下
- 第4レベル 食べる機能の障がい
- 口腔機能低下症
- 何を評価しているのか?
- ① 口腔衛生状態不良の評価法
- ② 口腔乾燥の評価法
- ③ 咬合力低下の評価法
- ④ 舌・口唇運動機能低下の評価
- ⑤ 低舌圧の評価法
- ⑥ 咀嚼機能低下の評価法
- ⑦ 嚥下機能低下の評価
第2部 摂食嚥下障害患者への歯科的対応
- 摂食嚥下リハビリテーション
- 食品調整:液体の粘性を増す(とろみ)
- 嚥下前の誤嚥(45度リクライニング位)
- 嚥下前の誤嚥消失(30度リクライニング位)
- 体位設定
- 頭部挙上訓練
- 嚥下おでこ体操
- 押し運動 pushing exercise
- のどのアイスマッサージ
- 歯科特有の摂食嚥下リハビリテーション
- 摂食嚥下リハビリテーションはTrans-disciplinary approachが重要
- 口腔内装置の作製
- Palatal Augmentation Prosthesis:PAP 舌接触補助床
- PAP特徴
- 超音波診断画像
- PAPの効果(VF)
- 脳梗塞後遺症患者のPAP
- PAP:保険請求
- PAPの適応判断
- PAP作製手順
- PAP問題点
- 試しに作製してみるのもよい
- 症例:61歳男性
- PAP
- PAP効果
- 症例まとめ
- ⑤低舌圧の評価法
- 舌圧改善効果
- マノメトリ
- 舌根部嚥下圧改善効果
- 嚥下のSTAGE
- PAP作製時に関するちょっとしたコツ
- Palatal life Prosthesis:PLP 軟口蓋挙上装置
- 可動型PLP 特徴
- 可動型PLPの効果
- 症例:68歳男性
- 可動型PLPの効果
- 可動型PLP 作製手順
- 症例:31歳男性
- 可動型PLP効果
第3部 摂食嚥下障害者の口腔ケア
- 口腔の機能
- 機能低下した口腔
- 口腔機能低下は口腔内状況悪化に繋がる
- この口を見てどう思いますか?
- 観察できること
- 予測できる原因
- 口腔は全身を映し出す鏡である
- 医科疾患と口腔の関係
- 口は体の入り口
- 有病者・高齢者の口腔内
- 有病者・高齢者の口腔は管理が必要
- 口腔の管理
- 歯科受療率
- 平均寿命と健康寿命
- 管理できない口腔は汚染源・感染源になりうる
- 機械的清掃とバイオフィルム
- 機械的清掃の重要性
- 口腔ケアは誤嚥性肺炎予防になる
- 誤嚥性肺炎患者の口腔
- 誤嚥性肺炎
- 唾液誤嚥
- 口腔ケアは情報が重要
- 口腔乾燥の原因
- 同じように見えるけど対応が変わる
- 口腔の観察
- 観察方法のポイント
- 口腔ケアのコツ
- 口から食べてません口腔ケアしなくてもいいですか?
- 口腔ケアの一例
- 呼吸理学療法と口腔ケア
- 結果:吸引分泌物重量の変化
- 放置された結果の咽頭
- 開口困難
- 開口困難な患者への対処方法
- 挿入する道具の工夫
- 下顎押し下げ
- K-point刺激
- K-pointを利用した口腔ケア
- 開口保持困難な患者への対処方法
などとなっています。
このDVDを観ることで得られることは…
- 訪問診療の患者さんに多い摂食嚥下障害の原疾患と特徴がわかります
- 球麻痺と偽性球麻痺の違いと対応方法がわかりやすく解説されています
- 患者さんの咬傷防止に役立つ2つのアイデア
- パーキンソン病患者さんの摂食嚥下リハビリで注意すべきこと。これを知らないと摂食や訓練実施に支障が出る可能性があります
- ALS患者さんや進行性核上性麻痺患者さんの嚥下反射を促す最新の手技
- 認知症終末期患者さんの摂食嚥下障害の特徴
- 歯科特有の摂食嚥下リハビリテーションとは?
- PAPの適応判断の目安。これに該当する患者さんにPAPを適用することで摂食嚥下障害改善が期待できます
- PAPの具体的な作製手順。初めてでもスムーズにPAPを作成できるようになります
- PAP製作時のちょっとしたコツ。効率的にPAPが作製できる可能性があります
- 嚥下運度を妨げにくい可動型PLPの作製手順
- 口腔汚染が激しい患者さんの原因を予測する上で忘れてはならないこと。これを見落とすとせっかくのケアの効果が減少します
- 脳梗塞予防のために口腔ケアが重要である理由とは?
- 効果的な口腔ケアの実施に必要なこと。これをせずやみくもに口腔ケアをしても思ったような効果が期待できません
- 呼吸理学療法に口腔ケアを組み合わせて得られる効果
- 開口困難な患者さんの対処方法として知っておきたい「下顎押し下げ」手法。下顎を押し下げるだけで簡単に口を開けてくれる患者さんもいます
などなどです。
E.I. –
球麻痺と偽性球麻痺の違いを理解しました。
M.Y. –
非常にためになりました。ありがとうございます。
K –
可動型PLPの具体的な製作手順が詳しくわかり、よかったです
山田 雅夫 –
誤嚥性肺炎で退院後口腔ケアで訪問した時に口腔内がバリバリに固まった上皮を見たがこれがタンの乾燥した物だと分かった、保湿剤で軟化して取り除いてあげたがその主義が正しい事も分かった。
G.N. –
PAP、PLPについて作製の仕方や使い方がわかり、タイムリーで助かりました。
M.S. –
PLPの具体的な製作法が提示されてとても参考になった。
T.W. –
PAP,PLPの効果についての話は、今後の訪問診療に活かせる機会があればチャレンジしたいと思いました。歯周病とがん発症リスク・心疾患発症リスク・脳梗塞患者との関係性についての話が印象に残りました。
M.O. –
PAP、PLP、たくさん勉強になりました。
M.O. –
口腔内装置の作り方が丁寧に説明されているところが良かった
N.K. –
少し難しい気もしましたが、第3部は非常に勉強になりました。
K.M. –
可動型PLPが面白かった。
Y.T. –
第2部のPAPの作製はまだ実践してないので機会があればやってみようと思います。
R.M. –
PAPは使うことが多く、いろいろな目的で作ったことがありましたが、PLPはなかなか手が出ていませんでした。PLPの作り方を丁寧に画像を交えての紹介があり印象に残りました。特に可動型のものはチャンスがあれば作りたいと思います。
T.S. –
嚥下障害をきたす疾患とその病態、対応について解説していただきわかりやすく拝聴させて頂きました。実際使用する口腔内装置についてもVFなどの検査画像も添えられていて作用機序についても再確認できました。実際、診療で行っている方法の再確認ができ、改めて明日からの診療を積極的に行っていきたいと思います。ありがとうございました。
T.Y. –
口腔ケア
M.S. –
OHATが順調に広まっているのを感じました。
A.O. –
摂食嚥下障害の病態を理解することの重要性を再認識しました。