このDVDの収録内容をご紹介すると…
第1部 高齢者の「食べる力」とは
- 「誤嚥・窒息」問題の過失を判断するポイント
- 高齢者にみられる様々な食事の悩み
- 高齢者の背景と「食べる力」のイメージ
- 生理的老化
- 疾病
- 食物認知・意欲低下
- 廃用進行(終末期)
- 薬剤
- 「食べる力」の低下をきたす背景
- 食支援の二面性
- 「食べる」ってなに?
- 「入れ歯」があれば食塊形成できる
- 食塊グレード分類
- かむかむチェックシート
第2部 「食べる力」の観察・洞察
- 観察力&洞察力
- 「OODA」ループによる食支援
- ミールラウンドに必要なポイント
- 観察
- 洞察
- 食事観察サポートソフト「い〜とみる」
- 「食べる力」のテコ原理
- 「食行動」と脳の役割
- 前頭連合野(前頭前野)
- 認知症の分類
- 神経変性疾患
- アルツハイマー型認知症と「摂食嚥下障害」
- ストループ効果
- レビー小体型認知症と「摂食嚥下障害」
- 前頭側頭型認知症と「摂食嚥下障害」
- 薬(種類・剤形・サイズ)にも問題が
- 内服しやすい処方剤形を
- 「高齢者の医薬品適正使用の指針」
第3部 「食べる力」のマネジメント
- 「食べる力」を評価するということ
- 高齢者は恒常性機能が低下する
- 食事から摂取している水分量
- 提供食形態と「OS-1ゼリー」の摂取状況
- 排便コントロールが影響して食欲が出ない
- ビフィズス菌BB12が含まれる機能性表示食品
- 「食形態」について整理しよう
- 「食形態」の呼称から生じたアクシデント
- 食形態の「呼称」とイメージ
- 「食形態」マップ
- 訪問歯科診療に「食形態マップ」を活用
- 「食形態」の段階的調整法
- かにやしろえび
- 環境
- 認知機能
- 薬剤
- 心理
- 老化
- 栄養
- 病気
- 口から食べることの意義
などとなっています。
このDVDを観ることで得られることは…
- 高齢者の食支援が難しい理由と臨床に即したアプローチ方法がわかります
- 高齢者の「誤嚥・窒息」問題に取り組む時に確認しておくべき4つのポイント
これを認識して対応できていないと過失と判断される恐れがあります - 摂食嚥下障害の対応において最も難しいこととは?摂食・嚥下機能以外の影響が大きい部分です
- 高齢者の「食べる力」が衰えていく概念と各段階における対応方法がわかりやすく整理されているので治療計画が立てやすくなります
- 「食べる力」が低下した高齢者に歯科が行うべき食支援以外の支援とは
- 臨床では摂食嚥下障害の原因が複雑に絡み合って混沌としているケースがほとんど。そのような場合にどこに重点をおくべきかのヒントが得られます
- 嚥下訓練食にタンパク質が含まれない理由。市販のものが使えない場合に知っておくと役立ちます
- 義歯を作製した場合、新しい義歯によってどの程度の食品が食べられるか評価できる「かむかむチェックシート」。咀嚼だけでなく、栄養バランスのアドバイスも同時にできます
- 簡易に誤嚥性肺炎のリスクを評価できる方法。内視鏡検査などを行わなくても、ある程度の目安が得られます
- 「食べる力」が低下した高齢者では脱水症状にも注意が必要な理由。摂食嚥下には問題ないにもかかわらず食事ができなくなる可能性があります
- 変性性認知症別の食行動の特徴。これを知っていることで食事観察の場面で役立ちます
- 高齢者の食支援を機動的に実施できる「OODA」の発想。 PDCAサイクルに比べて、日々変化する高齢者の摂食嚥下障害に適切に対応できるようになります
- ミールラウンドに必要な観察と洞察のポイント。これが不十分だと適切な対応方策の決定が難しくなります
- 食支援において多面的な観察・洞察・対応を実施する上で役立つ「かにやしろえび」。覚えやすく、忘れにくいので他職種と共有すると喜ばれます
などなどです。
E.I. –
食べる場面を見る大切さがわかりました。
S.M. –
食形態にあんなに名称があるとは知りませんでした。また、認知がひどい場合、入れ歯を入れない方が飲み込める事に驚きました。
K.H. –
食支援の進め方がわかりやすかったです。
N.K. –
大変分かりやすく、参考になりました。
M.O. –
プレゼンが上手。話が分かりやすくてよかった
T.S. –
施設により食形態の故障が異なり、関係者との話がうまくいかない経験があったので、話を聞いていて思い出しました。いまでは介護食の形態など市販されているものを例にとりこのようなものでと説明していましたが、食系治マップなどがあれば、周辺の施設ではどのようなものを提供しているのか比較しやすいと強く感じました。
M.Y. –
とてもためになりました。
山田 雅夫 –
『かには白エビ』の覚え方がよかった
T.F. –
他の嚥下のセミナーと比較して、特にVFの動画がわかりやすかったです。かゆいところに手に届く内容でした。
M.S. –
実際に食べている場面を見るということがとても重要であることがわかった。
M.O. –
高齢者の食事の全体のことがとてもよくわかりました。見方や、評価、気を付けることや工夫など深いことまで教えてくださりありがとうございました。先生のお話が聞けて本当に良かったです。
G.N. –
認知症のタイプ別の食行動が知れたこと。かにやしろえびの関係に配慮しながら食支援を行うと言うことが、勉強になりました。口から食べることの重要性を改めて確認出来たこと。
Y.T. –
第2部の食べるには特性と限界があるというところです。義歯を作って調整して食べられるようにするだけが歯科の介入ではなく食べられない可能性もあることを見極められるように観察力と洞察力を高めて患者(家族)にしっかり説明出来るように診療に取り組んでいこうと思います。
T.W. –
重湯や噛むと汁が出るものは誤嚥しやすいので、嚥下障害のある患者さんに出しては駄目。
町田薫 –
OODAによる食支援。それと食形態の呼称の違いは確かにあるので、統一基準ができればありがたい。
N.K. –
摂食に関してわかりやすかったです。
R.M. –
かむかむチェックシートや いーと みるはぜひ使ってみたいと思います。普段の臨床でも老人だけでなく、子供にもかむかむチェックシートはゆうこうにつかえるのではと楽しみです。各種認知症の特性も食事と絡めて具体的に説明頂き、より理解が深まりました。
K –
日ごろ施設などで相談されることは、単に医学的評価をすれば解決することではありません。「看取りの診断が出ているけれどなんとか最後まで食べさせたい」「誤嚥性肺炎を繰り返しているが家族は胃ろうを拒否している」などという場合、軟着陸を目指して支援することになるのですが、いつも非常に悩みます。今回の口座は医学的評価に偏りすぎず、生活全を支える食支援ということで日々の悩みの解決の鉾が見えてきました。
M.S. –
生きると活きる、深いなと思いました。
T.M. –
初めて聞くワードが多く大変勉強になりました。
Y.A. –
ミールラウンド、認知症、OODA、プロバイオ、かにやしろえびの内容はとても勉強になりました。
加地 彰人 –
全てにおいて良かった
A.O. –
咀嚼や嚥下の評価ばかりではなく、食行動をよく見ることの大切さを学びました。