このDVDの収録内容の一部をご紹介すると…
第1章 治療前に準備しておくこと
- 患者情報を収集する
- 情報提供の一例
- 血圧の目安
- 脈拍の目安
- 医科・高次医療機関との連携
第2章 バイタルサインのモニタリング
- バイタルサインとは
- 脈拍、呼吸のモニタリング方法
- パルスオキシメーター装着の仕方
- パルスオキシメーター 訪問歯科診療での使い方
- パルスオキシメーター 正常値
- パルスオキシメーター 手で測れない場合
- 血圧のモニタリング方法
- 血圧の測り方実演
第3章 緊急時の対応
- 起こりうる急変に備える
- DNARの確認 流れ
- DNARの確認 実演
- 意識障害への対応
- 意識、呼吸の確認
- 意識障害への対応 実演
- 意識障害の4つの可能性(DONT)を確かめる
- 経口摂取ができる場合
- 経口摂取ができない場合
- 低血糖ではない場合
- 意識障害が続く場合
- 呼吸が苦しい(過換気症候群)
- 過換気症候群に対応する際の注意点
- 過換気症候群への対応 実演
- 冷や汗をかく
- バイタルサイン確認 実演
- 安静姿勢
- 安静姿勢の注意点
- 喘息発作(アスピリン喘息)
- アナフィラキシーショック
- 症状が収まったら
- 異物による気道閉塞
- 窒息の確認
- 重症度を判定しながら対応する
- 窒息の確認
- 背部殴打法
- 背部殴打法 実演
- 腹部突き上げ法
- 腹部突き上げ法 実演
- 心肺蘇生
- 心肺蘇生の注意点
- 人工呼吸の方法
- マウスツーマウス 実演
- 注意点:AED到着後
- AED(自動体外式除細動器)を使う際の注意点
第4章 備えておきたい救急用品
- 緊急対応のための必需品
- 訪問診療時に最低限持参いただきたいもの
- 緊急対応に最低限あるとよい医薬品
- 訪問診療時に最低限持参いただきたい薬剤
最後に 救急患者を診る際に重要なこと
- リアルタイムで記録をつける
- 歯科医師が指揮官となり采配をふるう
- 正しい知識と技術を身につける
などなど。
訪問歯科診療にたずさわる歯科医師だけでなく、スタッフの歯科衛生士にも是非とも身に付けておいていただきたい内容となっています。
このDVDを観ることで得られることは…
- 緊急事態が起きにくくするための事前準備がわかります
- 一見元気そうに見える高齢な患者さんの容態急変を察知する方法。これを知って実践すれば、患者さんの容態を正確に把握でき、早期に適切な処置が可能になります
- 訪問歯科診療の現場に合わせた正しいバイタルサインの測り方
- 患者さんが意識障害や心肺停止に陥ったときの救命処置であるBLSの手順が詳細に理解できます
- 患者さんが意識障害を起こした時に想定される4つの病態とは?(これを知らないと適切な処置ができなくなる恐れがあります)
- 過換気症候群に対応する際の2つの注意点。現在は、ペーパーバック法は推奨されていません
- AEDを使用する前に確認すべきこと(患者さん状態によってはAEDを使っても効果がありません)
- 訪問歯科診療時に持参したい必需品がわかるので、万一の病状急変時にも速やかに適切な対応を取ることができます
- 訪問歯科診療の緊急時に、歯科医師の最も重要な役割とは?(これができないと、医療事故の確率が増える恐れがあります)
学習効果が高まるワークブック付き
この「訪問歯科診療の緊急時対応マニュアル」には、ワークブックがついています。
DVDをご覧になりながら、気づいたことを書き込むワークブックです。注意点やポイントを書き込みながら見ることで、学習効果が高まります。
また、重要なポイントごとに質問が設定されているので、DVDを見終わったあとに、スタッフ同士で答えを書き込む勉強会用のツールとしても便利なブックです。