内容についてご紹介する前に・・・
この「歯科衛生士の実践DVD口腔リハビリ集」をご覧になった方の声をお聞きください
【濃い内容が動画で確認できて、勉強になりました。】
本や資料で勉強することが多く、映像でみる機会が少なかったので、かなり内容が濃いというか、一個一個、わかりやすくて勉強になりました。私自身は、まだ機能訓練を実施しているわけではないので、するめや昆布を食べてもらうところで、ごくっと飲み込んでいいのかなと思っていたところがあったので、飲み込んではだめ、引き抜いて元に戻すというのは、「あ、そういうことしなきゃいけないんだ」とすごく勉強になりました。
唾液腺のアイスマッサージについて、刺激を受けたのですが、高齢者は唾液が少なくなるというイメージがあったので、逆に出るのをとめる刺激をしてあげるというのは目からウロコだったんですよね。口腔内のここにアイスをあてるというのも、術者目線でわかりやすく、今度、試してみたいなと思いました。
以前、平松先生の「DH肺炎を起こさないために〜守るべき幾つかのことがら〜」というDVDを観させていただいたのですが、基礎的なことをお話されているので、それを観てからこちらを観たので、すごく入っていきやすかったです。もう一回見直して、きちんと身につけていけるように、両方、見直していきたいなと思います。
(たく歯科 歯科衛生士 信太亜佑美 様)
このDVDを見るべき6つの理由
訪問診療で歯科衛生士の口腔リハが当然のこととして求められるから
「訪問歯科衛生指導料」の指導内容には「口腔機能の回復若しくは維持に関する実地指導」があります。この実地指導とは「口腔リハ」です。訪問診療では歯科衛生士が口腔リハを行うことが求められています。このDVDを活用すれば、歯科衛生士に求められる必須の技術を具体的に学ぶことができます。
29種類の口腔リハが動画で学べるから
口腔リハは教科書などの文字で学ぶだけでは身につきません。このDVDでは、ベテラン歯科衛生士によって、スクリーニングや口腔リハが実演されているので、見ているだけでコツがつかめ、実践できるようになります。
効果のあがる口腔リハができるようになるから
「口腔リハを行っているけど、効果があがっているかわからない・・・」。それは我流で続けているせいかもしれません。口腔リハの効果が出ないと、施設職員やご家族から「いつまで経っても変わらない・・・」と不信感を持たれてしまうこともあります。この動画で学べば、効果のあがる口腔リハをできるようになります。
いまさら聞けない、王道の口腔リハを実践するツボがわかるから
バンゲード法やアイスマッサージ、プッシング・プリング訓練・・・。「名前は知っているけど、どうやってやるの?」。このDVDを見ることで、いまさら聞けない口腔リハのツボを、こっそり学ぶことができます。
3つのスクリーニング法が学べるから
安全なスクリーニング法として多くの現場で用いられているRSST(反復唾液嚥下テスト)、口唇や舌の動きをみるオーラル・ディアドコキネシス、認知症などで指示の入りにくい患者さんの嚥下をチェックできる頸部聴診法。訪問の現場で役立つ3つのスクリーニング法が実演を見ながら学べます。
自院での研修で繰り返し使える教材だから
自院の歯科衛生士や医師に、口腔リハの実践方法を学んでもらう教材としても使えます。いっぺんに見ても60分で見終わりますが、嚥下障害の症状別に解説されているので、必要なテーマだけを抜き出して見たり、スタッフ全員で繰り返し学ぶことで、正しい口腔リハの技術を保つことができます。
このDVDの収録内容の一部をご紹介すると・・・
第1章 口腔リハビリテーションとは
- 口腔リハビリテーションを行うべき4つの障害
- 機能形態障害
- 能力障害
- 社会的不利
- 心理的障害
- アプローチ方法
- 治療的アプローチ
- 代償的アプローチ
- 環境改善的アプローチ
- 心理的アプローチ
- 訓練の種類
- 直接訓練
- 間接訓練
- 摂食嚥下機能とは
- 摂食嚥下の5期モデル(アニメーション)
- 先行期
- 準備期
- 口腔期
- 咽頭期
- 嚥下障害のサイン
- むせ
- 咳
- たん
- 食べ物が残留している感じ
- しっかりと咀嚼できない
- 飲み込みがスムーズにできない
- 湿性嗄声
- 食欲が低下
- 好物の変化
- 食事に時間がかかる
- 食事中に疲れてしまう
- 口腔内に食べかすが多くなった
- たびたび発熱する
- 体重が減少している
- 脱水していないか?
- 嚥下障害のスクリーニング法
- RSST(反復唾液嚥下テスト)
- 01 RSSTの実演
- オーラル・ディアドコキネシス
- 02 オーラル・ディアドコキネシスの実演
- 頸部聴診法
- 03 頸部聴診法の実演
- RSST(反復唾液嚥下テスト)
- スクリーニングから口腔リハビリへ
第2章 口腔リハビリテーション実践法
- ポジショニング:車いすの場合
- ポジショニング:ベッドの場合
- 嚥下障害の症状別口腔リハビリ法
- 【症状】口唇閉鎖が困難
- 04 バンゲード法の実演
- 05 用手的口唇閉鎖の実演
- 【症状】咀嚼が困難
- 06 咀嚼訓練の実演
- 【症状】食塊形成が困難
- 07 交互嚥下の実演
- 08 頸部前屈の姿勢の実演
- 09 舌訓練の実演
- 【症状】口いっぱいに詰め込む
- 10 一口の量の測り方
- 【症状】流涎が多い
- 11 唾液腺アイスマッサージの実演
- 【症状】随意的嚥下ができない患者全般
- 12 喉のアイスマッサージの実演
- 13 嚥下反射促通手技の実演
- 【症状】口腔内乾燥による嚥下困難
- 14 唾液腺マッサージの実演
- 【症状】食事中に食べ物の水分などが鼻から出る
- 15 軟口蓋拳上訓練の実演
- 16 ブローイング訓練の実演
- 17 鼻つまみ嚥下の実演
- 【症状】嚥下する力が不足している
- 18 シャキアエクササイズの実演
- 19 嚥下おでこ体操の実演
- 20 開口訓練の実演
- 【症状】嚥下のタイミングが合わずに誤嚥する
- 21 肩・頸部・胸郭可動域訓練の実演
- 22 顔面の脱感作の実演
- 【症状】水分でむせる
- 23 息こらえ嚥下の実演
- 24 横向き嚥下(頸部回旋)の実演
- 【症状】食事の前半にむせる
- 25 食前の嚥下体操の実演
- 【症状】食事中や食後に声が変わる
- 26 セキ払い訓練の実演
- 27 マサコ・マヌーバー法の実演
- 【症状】セキ払いがうまくできない
- 28 プッシング・プリング訓練の実演
- 29 呼吸訓練の実演
- 【症状】口唇閉鎖が困難
第3章 発語訓練
- パタカラ体操はどんな効果があるか
- 30 パタカラ体操の実演
- あいうべ体操はどんな効果があるか
- 31 あいうべ体操の実演
- 32 うーいー体操の実演
などなど。
盛りだくさんの内容となっています。