内容について紹介する前に・・・
この「実録! 潜入DVD 歯科衛生士単独訪問マニュアル」をご覧になった先生の声をお聞きください
【菅鉢先生のコメント】
●歯科衛生士はもちろん、医師にも役立つ単独訪問マニュアル
率直な感想として、「すごくいい、役に立つDVD」ではないかと思います。自分たちが実際に仕事をしていくなかで、初めて訪問歯科をするときに、どういう風に歯科衛生士はやったらいいかとか、自分自身もスタッフに指導する場合に、なかなかわからない部分もありますので、そういったところが具体的になって良かったんじゃないかなと思います。実際に役に立つところとしては、ケアマネジャー様のほうから、口腔ケアにおいて、ただ毎回来て、歯みがき屋になるのではなくて、実際に口腔ケアをして、そこから読み取れること、気づいたことをきちんと伝えていってもらったり、ケアマネジャー様にきちんと指導をしていったり、連絡をしていくことが大事なことだと言われていたので、相手側が知りたいことをきちんと伝える、そこがよかったかなと思います。
また、歯科衛生士の訪問時において、注意しなければならないことや、担当者会議の様子もあげられていて、初めて取り掛かるときに、どういう風にやっていくか。やっぱりなかなか二の足を踏むような段階もありますので、具体的なところが良く見られて、いいDVDじゃないかなと思います。いろんな人たちが見て、勉強に役立てばいいかなと思いました。
(医療法人菅鉢会 ピュアデンタルクリニック 新大江歯科診療所 院長 菅鉢孝治先生)
【正畠先生のコメント】
●これから単独訪問を始める人にもすごくわかりやすい
これから歯科衛生士さんが訪問を行うにあたって、すごくわかりやすいマニュアルになっていました。あとから見直せるように、項目ごとに区切ってあるので、見直すことができるのが良かったと思います。平松先生が、歯科衛生士さんが単独訪問にかかる経費についてお話されていたんですけども、経費からすると収益性はそこまで見込めないが、再治療率のパーセンテージがかなり高い。歯科衛生士が継続的に単独訪問を行うことで、そういった治療に対しても、今後大いに取り組むことができる、ということが、すごくわかりやすく説明されていたと思います。
(正畠歯科医院 院長 正畠昌幸先生)
【桐山先生のコメント】
●歯科衛生士を単独訪問させる自信がつく非常に有効なツール
このDVDを見て思ったことは、歯科衛生士が単独で訪問を行う医院にとっては、非常に有効なツールになるのではないかと思います。ドクターは技量がありますから、なんとなくカバーできるのではないかと思いますけど、目の届かないところで、歯科衛生士さんが実際、何をすればいいか。また、その歯科衛生士さんが他の職種の人とどう関わりを持っていったらいいのか、そういうことに関して、明確に答えているものではないかと思います。たとえば、歯科衛生士さんが居宅におもむいていったとき、何をしたらいいのか。何を持っていくべきなのか。そういったことも如実に答えてくれています。そういったことがわからずに歯科衛生士さんの単独訪問に二の足を踏んでいる先生には、非常に有効なツールではないかと思います。このDVDは多職種連携についても述べられています。4月の保険改正をみますと、我々はミールラウンド等、多職種連携を深めていく必要があるのかなと思われます。そういった意味でも、いますでに訪問診療をなさっている先生にとっても、参考になる部分が多く含まれているのではないかと思われます。
(桐山歯科医院 院長 桐山立志先生)
このDVDの収録内容
第1章 歯科衛生士の単独訪問が必要な理由
- 歯科衛生士が頼りにされている
- ご家族の方インタビュー
- 歯科衛生士の単独訪問での問題点
第2章 訪問歯科診療の流れ
- 訪問歯科診療の依頼はどこからくる?
- 実際の新規依頼の様子
- 依頼時に確認すること
- ケアマネジャーへの連絡
- 初回訪問時の流れ① 主訴、症状を聞き、口腔内をチェック
- 初回訪問時の流れ② 介護保険証の確認ポイント
- 初回訪問時の流れ③ 治療やケア内容、今後の予定を説明
- 初回訪問時の流れ④ 後片付けで大切なこと
- ケアマネジャーへの報告 訪問歯科診療時の負担金、金額等の説明について
- ケアマネジャーからよくある質問① 口腔ケアは何カ月くらいかかるか
- ケアマネジャーからよくある質問② 居宅療養管理指導ってなに?
第3章 医療面接のポイント
- 医療面接とは
- 初回訪問時の医療面接ポイント
- 医療面接のテクニック
第4章 施設への訪問口腔ケア
- 施設訪問の流れ① 訪問前に確認する事項
- 施設訪問の流れ② 当日、確認すること
- 施設訪問の流れ③ ケアの後、スタッフにお渡しするもの
- ポイントと注意点① キーパーソンを見つける
- ポイントと注意点② 全員に挨拶をする
- ポイントと注意点③ 患者様の移動はスタッフに確認をとってから
- ポイントと注意点④ 治療や費用についてあらかじめ伝えておく
- ポイントと注意点⑤ 施設のみなさんに見られていることを意識して行動する
- ポイントと注意点⑥ 口腔ケアを押し付けない
- ポイントと注意点⑦ 相手に理解できる言葉で説明する
- ポイントと注意点⑧ 治療やケアの請求方法を相談しておく
- 定期的口腔ケアが必要な患者のご家族へケアの必要性と料金の案内文書でお伝えする場合
- 施設での問題解決事例① 患者様の治療内容を把握したい
- 施設での問題解決事例② 予約の伝え方
- 施設での問題解決事例③ 歯ブラシの保管、管理について
- 施設職員の方のインタビュー 口腔ケアで元気になった利用者さん
第5章 在宅への訪問口腔ケア
- 在宅訪問の流れ① 訪問前のポイント
- 在宅訪問の流れ② 訪問初日の口腔ケア
- 在宅訪問の流れ③ ケア後のポイント
- 在宅訪問の注意点① 訪問日時は極力、変更しない
- 在宅訪問の注意点② 介護ノートを読む
- 在宅訪問の注意点③ 部屋の状況を見る
- 在宅訪問の注意点④ 利用者さんの全身状態の確認
- 在宅訪問の注意点⑤ 脱水症状の見極め方
- 訪問先では「雑談」こそ大事
- ご利用者のご家族インタビュー 誤嚥性肺炎を起こさなくなった喜び
第6章 単独訪問時に注意すること
- 単独訪問時に注意すること① 誤嚥させない
- 単独訪問時に注意すること② 転倒させない
- 認知症で困ったときの対応① 予約日時を間違える
- 認知症で困ったときの対応② お金や物が盗まれた
- 認知症で困ったときの対応③ 口を開けてもらえない
- 認知症の方の口腔ケア① 口の中をさわられることに慣れてもらう
- 認知症の方の口腔ケア② 鏡を見せる、歯ブラシを持たせる
- 認知症の方の口腔ケア③ 苦痛がないように行う
- 認知症の方の口腔ケア④ 数をかぞえる
- 認知症の方の口腔ケア⑤ タイミングを合わせる
第7章 訪問診療の継続方法
- 継続的なな口腔ケアの必要性 説明時のポイント
- 口腔ケアの必要性や重要性を理解してもらうために 伝えるタイミングとアピール方法
- 定期的な口腔ケアを勧めるときのトーク例① 施設スタッフへのトーク
- 定期的な口腔ケアを勧めるときのトーク例② 在宅のご家族へのトーク
- 口腔ケアが必要な人とは?
第8章 歯科医院と歯科衛生士が直面する問題
- 歯科衛生士の単独訪問時に医院や歯科衛生士が直面する問題① 訪問する歯科衛生士の確保
- 歯科衛生士の単独訪問時に医院や歯科衛生士が直面する問題② 自家用車の使用
- 歯科衛生士の単独訪問時に医院や歯科衛生士が直面する問題③ ガソリン代
- 歯科衛生士の単独訪問時に医院や歯科衛生士が直面する問題④ 事故時の対応
- 歯科衛生士の単独訪問時に医院や歯科衛生士が直面する問題⑤ 手当
- 歯科衛生士の単独訪問時に医院や歯科衛生士が直面する問題⑥ 休憩や食事時間の短縮
- 歯科衛生士の単独訪問時に医院や歯科衛生士が直面する問題⑦ セクハラや暴力
- 口腔ケアの経費 1件あたりいくらかかるか
- ケアからの再治療率は90%以上
- 歯科衛生士は利用者の口腔内の異常に気づくことができる
- 定期的な専門的口腔ケアを継続させるコツ
- 訪問診療の依頼が増えるコツ
第9章 口腔ケアの内容と必要な書類
- 訪問歯科衛生指導で何をするのか?① ブラッシング、舌や粘膜の清掃など
- 訪問歯科衛生指導で何をするのか?② 発声練習の実施、呼吸訓練など
- 訪問歯科衛生指導で何をするのか?③ 終了時に記入する書類
- 歯科医師が行う居宅療養管理指導の流れ
- 歯科衛生士が行う居宅療養管理指導の流れ①
- 歯科衛生士が行う居宅療養管理指導の流れ②
- 歯科衛生士が行う居宅療養管理指導の流れ③
- 歯科衛生士が作成する書類について、よくある質問① 管理指導計画書について
- 歯科衛生士が作成する書類について、よくある質問② 情報提供の方法
- 歯科衛生士が作成する書類について、よくある質問③ 歯科医師の報告
第10章 多職種との連携
- 主治医への情報提供 連絡の取り方
- 担当者会議への出席① 歯科衛生士も出席していいの?
- 担当者会議への出席② 出席する際の注意点
- 担当者会議への出席③ 報告内容について
- 担当者会議の実際の様子
- 担当医師インタビュー 口腔ケアは必須 歯科衛生士に介入してほしい
- ケアマネジャーへの報告・連絡・相談① 口腔に関するもの
- ケアマネジャーへの報告・連絡・相談② 全身状態に関するもの
- ケアマネジャーへのインタビュー 口腔ケアで利用者さんの状態がみるみる改善
- 情報共有ネットワークシステムを活用する
などなど。
盛りだくさんの内容となっています。
このDVDで学べることの一部をあげるなら・・・
- 初回訪問時の流れ、ケアマネへの報告など、歯科衛生士が単独訪問をするときの基礎を学ぶことができる
- 歯科医師がこれを見ることで、単独訪問をする歯科衛生士に指導すべき点、指導方法が明確になる
- ご家族や施設スタッフに口腔ケアを継続してもらうための「伝わるトーク」の例が見られる
- 在宅、施設、それぞれの単独訪問の流れ、注意点などきめ細かく解説されているので、初心者もベテランも日々の訪問に応用することができる
- 実際のサービス担当者会議の様子が収録されているので、多職種連携の実態を学ぶことができる