訪問歯科診療での義歯作製のすべて

57,600 (税込 63,360)

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まずは収録内容の一部をご覧ください。

なるほど! そうだったのか!

訪問診療歴30年あまり、60人以上の歯科医師を育てた、日本訪問歯科協会理事長の守口憲三先生に同行させていただき、一部始終をDVDに収録しました。重要ポイントにはわかりやすいCG画像解説を追加。訪問先でのスムーズな義歯作製の流れ、作製のコツなど、現場で明日から使える貴重なテクニックを公開いたします。

訪問歯科に関するセミナーや講習会では、摂食嚥下リハビリテーションやVEなど最先端のテーマが大人気です。

診療報酬改定でも、日本の超高齢化に伴う歯科治療のニーズの変化をとらえ「歯の形状の回復」から「口腔機能の回復」へという方向にあります。

しかし、訪問診療の治療の大半は義歯に関するものです。

「歯科は義歯に始まり義歯に終わる」と言われる通り、義歯の出来不出来が訪問診療での歯科医師の評価に直結します。

実際の現場では、「ちゃんと合う入れ歯を作れる歯科医師がいない」と、訪問歯科に対して不信感まで抱いている医療関係者や介護従事者は少なくありません。

訪問診療の患者さんの多くは、有病者であったり、麻痺があったり、意思疎通が困難です。そのため、義歯を作成する際に協力を得ることができず、外来とはまったく比べようのないほど様々な工夫が必要になります。これが訪問診療の義歯の作製が難しいと言われる理由です。

一方、義歯の上手な歯科医師は地域で絶大な信頼を獲得しています。

もし、訪問だから仕方がないと諦めているようなら、今後は訪問診療の依頼が減ってくるかもしれません。

一周回って基本に戻る

10年以上前から訪問診療に取り組んでいらっしゃる先生方は、在宅歯科医療のフロントランナーです。患者さんのために、義歯の修理から始め、口腔ケア、嚥下評価のためのVEなど熱心に勉強されています。

その熱心な先生方ほど、近頃は「訪問診療の義歯」の勉強に力を入れています。

摂食嚥下関連の領域ではさらっと「適切な義歯」とだけ触れられていた部分がとても重要だと再認識されてきたようです。

ベテランの先生に同行できれば・・・

訪問診療は、患者さんの生活の場でおこなうため、診療室のように治療環境が整っている場所ではありません。

そんな中で、患者さんに負担をかけないように義歯を作製するには、外来とは全く違う工夫が必要になります。

では、具体的にどうすればいいのか?

一番効果的なのは、義歯の得意なベテランの先生に同行させてもらい、実際の現場で学ぶことです。

どんな状態の患者さんにどのような義歯を入れるのか、どんな語りかけをしているか、どんな道具や工夫をしているのか、など等、半日でもたくさんのことを吸収できます。

しかしながら、訪問診療の同行させてもらうには、お互いの時間の調整や患者さん側の許可を得るなど様々なハードルがあります。

守口理事長の訪問の現場を覗き見る

日本訪問歯科協会の守口理事長のところへは、訪問診療の同行見学の依頼が絶えません。しかし、訪問診療は患者さんの生活の場でおこなうため、1回に1人の先生しか同行できません。そのため、守口先生の実際の訪問診療や義歯作製の場を見ることができるのは、守口先生のお弟子さんや、ごく限られた一部の先生だけだったのです。

そうした中、今回、患者さんや介護者の方の全面的なご協力をいただき、義歯治療の現場の全てを撮影することができました。

患者さんの治療をしながら詳しく、一つずつていねいに説明しています。

このDVDを見れば、あなたがその場にいて、治療の一部始終を覗き込んでいるようにわかります。

わかりやすくCGでも解説

現場での撮影映像ではわかりにくい部分は、3DのCG(コンピュータ・グラフィック)で映像化しています。

守口先生が石膏模型に手書きしている立体マニュアルもCGで見やすく表現しているので、ステップごとにしっかり確認できます。

内容説明の前に、実際にこのDVDをご覧になった先生の声をお聞きください

このDVDの収録内容

  • 第1章 訪問時に必要な装備
    • 訪問時に必要な装備
    • 装備の持ち運びの注意点
    • リスクマネジメントに必要な装備
    • 訪問先での廃棄物
    • 訪問先で必要な書類
    • 書類の提出先
  • 第2章 義歯製作の流れ
    • 一般的な義歯製作工程
    • 一般外来と訪問先での違い
    • 旧義歯を探してもらう
    • 旧義歯の確認(上顎と下顎)
    • 口腔内の観察(上顎と下顎)
    • 旧義歯がある場合の義歯作製(ケース1 リライン、リベースで済むケース)
    • 旧義歯がある場合の義歯作製(ケース2 旧義歯を各個トレーとして使用する)
    • 旧義歯がある場合の義歯作製(ケース3 旧義歯を顎に入れてスタモを採る)
    • 旧義歯を各個トレーとして使用する
    • 旧義歯が全然合わない場合と印象のポイント
    • 吸いつきを良くする方法
    • ペリモールドの使用方法
    • 旧義歯にレジンを足す
    • マージンが伸びていることを確認
    • 旧義歯が両方ない場合の義歯作製(ケース4 旧義歯がない場合)
    • 旧義歯が片方ある場合の義歯作製(ケース5 旧義歯が片側だけある場合)
  • 第3章 印象採得
    • 印象時の患者様の姿勢
    • 訪問先での印象剤の練和
    • 認知症の患者様の場合の練和
    • 口を大きく開けるのが難しい場合
    • 印象剤が咽頭へ流れた時の対処法
    • 義歯の三面学説
    • 各個トレーのときのラインを想像する
    • 一番大切なのは下のデンチャースペース
    • 印象剤の種類
    • イソコンパウンドの手順
    • ボーダーモルディングの手順
    • 日本製とイタリア製のトレーの違い
    • 実際のトレーの使い方
    • プレッシャーコントロール・インプレッションテクニックの手順
    • スタモを採る時のテクニック(3DのCG画像による解説つき)
    • 認知症患者の義歯製作
    • 簡単&効果的 旧義歯での印象採得
    • 使っている義歯の不具合を確認
  • 第4章 咬合採得
    • 咬合採得を成功させるコツ
    • 安静位の位置を決める
    • 正しい噛み合わせの位置
    • 実際の安静位の決め方
    • 中心咬合位の測定方法
    • 咬合床の決め方
    • ロー堤は長すぎても短すぎてもダメ
    • 上顎の咬合床の決め方
    • 横から見た時の出っ張り具合の決定方法
    • 臼歯部のロー堤はカンペル氏平面に平行
    • カンペル氏平面の決め方
    • 上顎のロー堤に下顎のロー堤を合わせる
    • 人口歯の水平的な幅を決める
    • 実際のロー堤と正中と口角への線の入れ方
    • パーシャルデンチャーの設計のポイント
    • 患者様・ご家族が義歯を上手に外せない場合のサービス
    • 片麻痺の人の咬合採得のテクニック
    • 顎位の安定しない人の咬合採得のテクニック
  • 第5章 試適
    • 義歯の観察ポイント(CG画像による解説つき)
    • 試適の前に
    • アンダーカットを落とす
    • 頬側咬頭と舌側咬頭(CG画像による解説つき)
    • 咬合調整の時におさえるポイント
    • 粘膜面と咬合面の調整
    • 咬合調整のポイント
  • 終章
    • 難しい「訪問での義歯作製」を上手く行うコツ
    • 外来診療と異なる点を理解する
    • 固定概念を捨てること
    • 義歯に満足してもらうために伝えること
    • 義歯作製のゴール

などなど。
盛りだくさんの内容となっています。

このDVDで学べることの一部をあげるなら・・・

  • 訪問診療に必要な装備を再チェックできる
    第1章では、訪問診療に必要な装備、リスクマネジメントに不可欠な装備、必要な書類などが紹介されています。装備が映像で確認できるので、ご自身や装備を準備するスタッフのためのチェックリストとして使えます。
  • 旧義歯の重要性、使い方が確認できる
    外来と違い、訪問診療ではコミュニケーションが困難な患者さん、体が不自由なため、口腔観察がむずかしい患者さんが多いものです。その際にとても役立つのが旧義歯。旧義歯を微調整するだけで患者さんの生活の質がアップすることもたくさんあります。旧義歯の観察方法から各個トレーとしての使い方、逆にまったく合わない場合の対処法も解説しています。
  • 印象採得のコツがわかる
    認知症の患者さんの印象剤の練和方法、口を大きく開けるのが難しい患者さんの場合など、訪問診療で多く出会う患者さんへの対処法を紹介。さらにインコンパウンド、ボーダーモルディングの手順も動画となっているので、とてもわかりやすいものとなっています。
  • 高齢者の咬合床の決め方が学べる
    口のまわりの筋肉が衰えた高齢者や、認知症の患者さんの測定は大変困難です。長年の現場での経験から編み出された方法で行えば、適正な咬合床の決め方が学べます。
  • 試適で注意すべき点がわかる
    せっかく、ていねいに作っても、はめた瞬間に「痛い!」となっては、患者さんやご家族の信頼を失ってしまいます。まずは、アルコールワッテでぬぐって気泡を確認することや、アンダーカットの注意点などなど。また、頬側咬頭と舌側咬頭などCG画像を用いて、調整のポイントを網羅しています。

さらに、DVDである利点として・・・

  • 短時間で勉強できる
    自院の勉強会の教材として使えば、新人のドクターが早く訪問に独り立ちできる研修教材として、また、歯科衛生士さんには「先生はいまこの作業をしているんだ」と、お互いの仕事を気づかう力が生まれ、スタッフ全員のレベルがあがります。

DVDの良いところは、何度でも繰り返し見られること。このDVDで勉強してから訪問診療に行くと、今までより現場での動きがスムーズになることを実感するでしょう。そして、半年後に、もう一度見ることで、自分の仕事を振り返り、さらに習熟度をアップさせることができます。

今、あなたの前には2つの道があります

一つは、いままでの状態で続けていくという道です。あなたは仕事熱心な方でしょうから、自分でいろんなことを経験し、その中で義歯作製についても、知識やノウハウを身に付けていかれることでしょう。でも、自分一人の経験には限界があります。様々なことが起きるたびに自分で考え、解決していかなければなりません。そして、その解決方法が必ずしも良い方法であるという保証はどこにもありません。

もう一つは、この守口先生のDVD教材で学び、訪問診療に欠かせない義歯調整の実践的で高度な技術を手に入れるという道です。

この教材で学べば、痛みの少ない義歯を効率よく作製することができ、患者さんやご家族から信頼されることでしょう。また、地域での口コミも広がり、集客につながるはずです。技術を自分のものとすれば、臨機応変に対応しなければならない訪問診療の現場も、もっとスムーズに運ぶことでしょう。

どの道を選ぶのもあなた次第です。あなたが次のレベルに成長するのに、多大なる労力は必要ありません。

短時間でスキルアップしたい、とお考えでしたら、今すぐにお申込みください。

実際にご覧になって、自分には合わないと思われた場合、返品すれば全額返金されますので、あなたにはリスクがありません。

詳細情報

出演

一般社団法人 日本訪問歯科協会 理事長 守口憲三先生

お届けするもの

1.DVD(1枚80分)
2.ワークブック(A4版118頁)

安心の返金保証

万が一、あなたが、この「訪問歯科診療での義歯作製のすべて」をご覧になってまったく価値がないと思われた場合には、商品受け取り後、2週間以内に着払いでお送りください。お預かりした全額を10日以内にご返金することをお約束いたします。

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