フレイルサイクルの悪循環を止めてQOL向上に役立つ知識が学べる

オーラルフレイルの理解 ~訪問歯科衛生士はフレイル対策にどこまで関われるか~

講師:東京歯科大学短期大学 歯科衛生学科 准教授 菅野亜紀先生

(12 件のレビュー)

39,800 (税込 43,780)

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まずは、収録セミナーの一部をご覧ください

訪問歯科衛生士がオーラルフレイルに関わるべき理由

日本歯科医師会の『歯科診療所におけるオーラルフレイル対応マニュアル』には、施設入所者・在宅療養者の67%がオーラルフレイルだったという調査結果が示されています。

オーラルフレイルを放置しておくと、口腔機能低下だけでなく、低栄養やサルコペニアの増悪などのフレイルサイクルの悪循環を引き起こして、QOLの低下や死亡リスクを高める結果になりかねません。

オーラルフレイルの予防と対応においては、次の3つの理由から、訪問歯科衛生士の活躍が鍵になります。

  • 患者さんの様々な情報を集めやすい
  • 患者さんとの関係性が築きやすい
  • 多職種連携による改善がしやすい

このため、オーラルフレイルに対応する訪問歯科衛生士は口腔機能の観察力を磨くとともに、フレイル全般や栄養の知識を習得し、多職種連携に必要な専門用語の理解を深めることが重要になります。

このDVDでは、訪問歯科衛生士が身につけておきたいオーラルフレイルの知識の全てをわかりやすく解説しています。

このDVDの収録内容の一部をご紹介すると…

第1部:オーラルフレイルの基本知識

  • オーラルフレイルの定義
    • オーラルフレイル概念図2019年版
    • Friedらのフレイルの基準
    • 『イレブン・チェック』11項目
  • フレイルの多面性
    • ロコモティブシンドロームの定義
    • ロコモのしくみと対策
    • 孤食のリスク
  • サルコペニアの定義
    • サルコペニア診断基準(2019年AWGS)
  • 原因によるサルコペニアの分類
    • バクテリアトランスロケーション
  • フレイルサイクル
    • 日本の人口ピラミッドの変化
  • 健康日本21(第2次)の基本的な方向
    • 平均寿命と健康寿命の差
    • 要介護度別の要介護となった主な原因
  • 8020達成者率
  • 口腔機能低下症の定義
    • 口腔機能低下症の該当基準
  • 健康長寿のための3つの柱
  • フレイルドミノ
  • 栄養不良
    • 肥満者(BMI≧25)の割合
    • 低栄養傾向の者(BMI≦20)の割合
    • 高齢者におけるBMI 20以下の者の割合の年次推移
  • 高齢者の栄養を見直す
  • フレイルのアウトカム
  • オーラルフレイルのリスク
  • 高齢者の死因

第2部:在宅でのアセスメント

  • 食事中の様子
    • 「何でもかんで食べることができる」者の割合の年次推移
  • 性・年齢階級別にみた有訴者率(人口千対)
  • 性・年齢階級別にみた歯の病気通院者率(人口千対)
  • オーラルフレイル概念図2019年版
    • 栄養不良
  • 居宅療養者における栄養障害の背景と問題症状
    • 簡易フレイル・インデックス
    • サルコペニアの簡単チェック:指輪っかテスト
  • 栄養アセスメントの基本
    • 主観的包括的栄養評価(SGA)
  • 栄養不良の症状
    • 下肢の浮腫の確認
  • 栄養障害を疑う口腔内所見
  • BMI(ボディマスインデックス)
    • 身長、BMIの加齢変化
    • BMIと生命予後
  • 身長・体重の実測が困難な場合の算出法
  • 客観的栄養評価(ODA)
  • 栄養評価の血液データ
  • 身体測定の方法
  • 口腔機能低下症の評価
  • 呼吸・発声の簡易的評価
  • 症例
  • 咀嚼筋
    • 咀嚼筋の頬および舌の動き
  • 頬筋と口輪筋
  • 口腔機能
    • 口腔機能の観察
  • 歯科衛生士がフレイル対策に関わるには

などなど。

このDVDを観ることで得られることは…

  • 訪問歯科衛生士が臨床で理解しておくべきフレイルの全体像と詳細が理解できます
  • 問診でフレイルの疑いがあるかどうかを判断できる「イレブン・チェック」。この内容を知っておくだけでもフレイルに気付きやすくなります
  • 歯科衛生士が患者さんの食事に関心を持つべき理由とは?
  • 家族と同居していても食事に関して確認しておくべこと。このような状態の患者さんは鬱のリスクが高くなります
  • 訪問歯科衛生士が確認すべき居宅療養患者さんの栄養障害の症状
  • 健康寿命を伸ばすために歯科衛生士に求められている知識がわかります
  • 在宅患者さんの食事を見るときに必要な栄養。在宅患者さんの30%以上がこの栄養摂取が不良と言われています
  • 栄養障害を疑う口腔内所見とは?歯科医や他職種に情報提供して患者さんの栄養改善につなげていくことが可能になります
  • オーラルフレイル予防に役立つ日常生活上の観察のポイント。口腔機能低下にいち早く気付くことができるようになります
  • 硬いものが噛めない患者さんの風貌上の特徴とその原因

などとなっています。

オーラルフレイルの理解 ~訪問歯科衛生士はフレイル対策にどこまで関われるか~」への12件のレビューをご覧ください

  1. A.N.

    症例であったようにしっかりと噛める咬合で食事ができれば外見も変わってくるという事に感動しました。患者さんの口腔内だけで無く、外見や栄養状態などいろんな面から評価していけるようになりたいと思いました。フレイルの早期発見・対策に努めていきたいです。

  2. Y.A.

    私たち歯科衛生士がオーラルフレイルの早期発見をすることによって、フレイル対策にも繋がるとのこと。しっかり知識をつけて早期発見をしていきたいと思いました。

  3. Y.K.

    我々がフレイル対策に関わるには、栄養の知識を高めるとともに、日常生活の中で食べる、話す、歯を磨く等といった動作の注意深い観察から、口腔機能の変化を見いだせるようになることが重要となる。

  4. T.M.

    詳しく説明されていたので、内容がとてもわかりやすかったです。ありがとうございました。

  5. Y.K.

    オーラルフレイルと口腔機能低下症の違いがあいまいになっていたのでしっかり違いが理解できました。

  6. Y.N.

    栄養に関して衛生士でもできる事を学ばせていただきました。

  7. F.M.

    口腔機能へ注目して訪問する。診療室でも、口腔機能へ関心を向けてもらえるようなアプローチする必要性を感じました。予防にシフトすることが大切であると改めて感じました。

  8. T.F.

    オーラルフレイルと口腔機能低下症の話がうまくまとまめられていて良かったと思います。

  9. S.H.

    オーラルフレイルとサルコペニアの比較対象が面白かった。

  10. N.A.

    口腔機能の観察力の大切さ、栄養に関しての知識が必要との事。

  11. H.U.

    栄養障害を疑う口腔内所見を学べて、明日からさっそく活用できそう。

  12. S.K.

    オーラルフレイルに関して改めて理解を深めることのできるきっかけとなりました。どうしても口腔機能に飲み着目してしまい、視野が狭くなっていたので全身状態も含めて栄養に関する知識も増やしていけたらと感じました。

このように、多くの方から高評価を得ている内容となっています。

詳細情報

講師

東京歯科大学短期大学 歯科衛生学科 准教授 菅野亜紀先生

お届けするもの

セミナー収録DVD(2枚約85分)
セミナー資料(A4版44頁)
*内容、表紙デザインなどは、一部変更することがございます

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