栄養管理から新型コロナまで、変化する歯科の役割と職域を徹底解説

訪問歯科衛生士の摂食嚥下障害への対応 〜訪問先で専門性を発揮するために〜

講師:九州歯科大学 口腔保健学科 多職種連携教育ユニット 教授 藤井航先生

(16 件のレビュー)

42,000 (税込 46,200)

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まずは、収録セミナーの一部をご覧ください

要介護高齢患者さんの摂食嚥下障害診療で重要なこと

要介護高齢者の多くは、加齢や基礎疾患などの様々な原因により摂食・嚥下機能が低下しており、その症状は徐々に変化していきます。このため、摂食嚥下障害への対応にあたっては、患者さんの状態を的確に把握して、状態に応じた治療・リハビリを選択することが重要とされています。

しかし、要介護高齢者の摂食嚥下障害診察は容易ではありません。身体の麻痺や認知機能の低下により問診やスクリーニング検査などを十分に行うことができないケースもあります。そこで重要になるのが摂食場面観察です。食事開始から終了までの一連の観察により、摂食嚥下機能の様々な情報を数多く入手することができます。

このDVDでは、摂食場面観察の機会が多い訪問歯科衛生士が身に付けておきたい、摂食嚥下障害の基礎知識と摂食場面観察のポイントなどを具体的な症例をもとに解説しています。

このDVDの収録内容の一部をご紹介すると…

第1部:摂食嚥下障害患者への対応の変化

  • 歯科医療の役割の変化
  • これからの(高齢者)歯科
  • 摂食嚥下の各期
  • 嚥下の回数
  • 摂食嚥下機能の発達と衰退
    • サルコペニア
    • フレイル
    • ロコモティブシンドローム
    • オーラルフレイル
    • 口腔機能低下症
  • 口腔(咀嚼)機能低下の悪循環スパイラル
  • 味覚異常
  • 摂食嚥下障害の臨床の流れ
  • COVID-19と歯科
  • 緊急事態宣言下における訪問歯科に関する調査報告
    1. 歯科訪問診療の実施状況
    2. 歯科訪問診療先
    3. 歯科訪問診療で行った主な診療内容
    4. 歯科訪問診療で実施した感染防止策
    5. 歯科訪問診療を行わなかった理由
    6. 歯科訪問診療のキャンセルの有無
    7. 稼働は緊急事態宣言前の何割?
  • COVID-19と摂食嚥下障害
    • COVID-19禍における摂食嚥下障害に関連する調査報告
  • COVID-19に対する注意喚起
  • 九州歯科大学行動指針
    • 防護具の着用
  • 医療従事者の注意点
  • 訪問診療時の手順
  • 遠隔診療への期待

第2部:摂食嚥下障害患者を理解する

  • こんな質問をされたら?
  • 摂食場面の観察
    • 食形態
    • 姿勢
  • 嚥下訓練の基本は摂食場面の観察
  • 訓練内容の決定
    • 症状に応じた対応と訓練
    • 座位保持訓練・歩行訓練
    • 嚥下体操
  • 九州歯科大学附属病院 訪問摂食嚥下リハ
  • 症例紹介
  • 歯科訪問診療で対応することが多い疾患
  • 廃用症候群
    • 廃用症候群患者の摂食嚥下障害
  • 認知症
    • 軽度認知障害:MCI
  • 認知症の摂食嚥下障害
    • アルツハイマー型認知症
    • 脳血管性認知症
    • 前頭側頭型認知症
    • レビー小体型認知症
  • パーキンソン病
    • パーキンソン病患者の摂食嚥下障害
  • 筋萎縮性側索硬化症
    • 筋萎縮性側索硬化症患者の摂食嚥下障害
  • 栄養アセスメント
    • 身体計測
    • 必要エネルギー量の決定
  • 栄養管理はなぜ必要?
  • これからの歯科訪問診療と摂食嚥下障害

などなど。

このDVDを観ることで得られることは…

  • 摂食嚥下障害対応で訪問歯科衛生士に期待される重要な役割
  • 訪問歯科衛生が身につけたい、摂食嚥下障害が疑われる患者さんの摂食場面観察の5つのポイント
  • オーラルフレイルの可能性が高い患者さんの6つの特徴
  • 高齢者の咀嚼機能低下を引き起こす意外な原因。患者さん本人が気付いていないので厄介です
  • コロナ禍が摂食嚥下障害の臨床に及ぼす影響と対応方法
  • 新型コロナウイルス感染拡大防止のための九州歯科大学の行動指針
  • 訪問診療時の感染防止対策手順。手指消毒や個人防護具着用など以外にも注意すべき意外な盲点がわかります
  • 座位保持訓練や歩行訓練が摂食嚥下障害の予防や治療に効果的な理由
  • 嚥下体操で忘れがちな最も大切な動作とは? これを忘れると訓練の効果が激減します
  • 廃用症候群患者さんの摂食嚥下障害対応の基本的な考え方
  • 認知症の種類ごとの摂食嚥下障害対応のポイントがわかります
  • パーキンソン病患者さんの食事介助においてやってはいけないこと
  • 筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者さんの摂食嚥下リハビリの主な目的。これを理解していないとリハビリが失敗に終わります
  • 高齢患者さんの栄養アセスメントの基本
  • 訪問歯科診療で栄養管理が重要になる理由。せっかくの摂食嚥下リハビリが逆効果になる可能性もあります

などとなっています。

訪問歯科衛生士の摂食嚥下障害への対応 〜訪問先で専門性を発揮するために〜」への16件のレビューをご覧ください

  1. M.K.

    口腔ケア時に口腔機能の状態を観察すること、接触嚥下障害は食事場面を観察することが大切なことなんだと思いました。

  2. Y.A.

    個々の症状に応じた対応と訓練をするために、症状をしっかり見極める必要があると再度認識しました。

  3. A.N.

    摂食嚥下障害の患者さんにはその原因が一つではない事が分かりました。どこが障害されて摂食・嚥下が上手くできないのか摂食場面をよく観察し多職種と連携をして評価・対応をしていかなければならないと思いました。

  4. E.M.

    とくにありません

  5. Y.N.

    フレイルについて再認識できました。

  6. Y.K.

    日本の超高齢社会のさらなる進行に伴い、口腔機能低下症や摂食嚥下障害への対応は必須である。
    摂食嚥下訓練では、摂食場面の観察が重要であり、問題点の抽出を行い、訓練法の立案につなげる。また、訓練やリハビリを
    効果的にするために、栄養管理も必要である。

  7. Y.K.

    VE最近取り入れ始めたので参考になりました。

  8. T.M.

    VEの動画がわかりやすかったです。
    ありがとうございました。

  9. Y.N.

    とても分かりやすかったです

  10. T.F.

    表題とは別にcovid19の対応の方は参考になった

  11. K.S.

    嚥下訓練のことについて詳しく知ることができてよかったです。
    イラストもとてもわかりやすかったです。

  12. F.M.

    栄養管理も歯科衛生の業務であるとおっしゃっていました。実際に摂食場面を見せていただくことも少ない状態ですが・・・確かに必要なことだと思いますので、こらから勉強していきたいと思います。

  13. S.K.

    ミールラウンド時の注意点や認知症の摂食嚥下障害の具体的な内容が改めて復習できました。
    訪問している患者さんの中にはパーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症の方もいらっしゃるので歯科の介入方法やどのような摂食嚥下障害が起きやすいのか確認できてとても勉強になりました。

  14. H.U.

    ALS患者の特性もあったので参考になった。

  15. M.O.

    とてもよくまとまっていて、聞きやすく理解しやすかった。

  16. N.A.

    口腔機能管理が大切であること

このように、多くの方から高評価を得ている内容となっています。

詳細情報

講師

九州歯科大学 口腔保健学科 多職種連携教育ユニット 教授 藤井航先生

お届けするもの

セミナー収録DVD(2枚約97分)
セミナー資料(A4版56頁)
*内容、表紙デザインなどは、一部変更することがございます

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