このDVDの収録内容をご紹介すると…
第1部 低栄養の診断
- 食べること
- 医師/歯科医師は栄養学の教育を受けていない
- 栄養介入の効果を実感していない
- 診断・治療効果判定マーカー
- 栄養状態と生命予後
- 最近の個別栄養サポート効果
- 低栄養診断方法
- 欧州臨床栄養代謝学会
- 1st STEP スクリーニング
- MNA-SF
- MUST
- Case 低栄養ですか?
- GILM定義低栄養
- GLIM重症度分類
- 低栄養の診断重要
- 栄養試算
- 現体重ベースで考える場合
- 標準体重ベースで考える場合
- 身長計測
- How to use Albumin
- 低栄養を見分けるには
- 低栄養は筋肉を診る
- スクリーニングとアセスメント
- アセスメント
- SGA
第2部 サルコペニアと摂食嚥下障害
- サルコペニアとは
- サルコペニアの有病率
- サルコペニアバブル
- サルコペニアの原因
- サルコペニアになると
- サルコペニアの診断
- AWGS2019基準
- 設備の整った施設/研究
- 臨床応用しやすい簡易サルコペニア診断
- 摂食嚥下障害の原因
- 摂食嚥下障害のメカニズム
- 神経学的メカニズム
- 舌、咀嚼
- オトガイ舌骨筋面積
- サルコペニアの摂食嚥下障害
- 発症パターン
- サルコペニアを量産/増悪
- APで背筋や舌筋が萎縮
- サルコペニアの摂食嚥下障害要因
- 摂食嚥下障害の原因
- サルコペニアの嚥下障害は予後不全
- 診断方法と分類
- SD回復に必要な栄養
- 入院後に発生する摂食嚥下障害
- 嚥下リハが変わる
- 入院するだけでサルコペニア
- 入院には活動と栄養
- 筋肉量、加齢変化
- ベッド上安静で
- 50%カロリー制限で
- サルコペニア対策の大前提
- 抗重力
- 首・体幹にかかる重さ
- 起床すると筋緊張が増す
- 口腔ケア
- 食・動・栄・起・口・機
- サルコペニアはBCAA不足
- ロイシンリッチなBCAAがベスト
第3部 誤嚥性肺炎と食べる支援
- 従来の医療=疾病モデル
- 高齢者モデル=個別ケア
- 平均寿命と肺炎死亡数
- 肺炎と誤嚥
- バランスを悪くする因子
- 予防と治療
- リハビリテーション
- 経腸栄養患者の口腔内細菌
- 経腸栄養患者の肺炎予防は?
- 誤嚥性肺炎といえば…
- 誤嚥性肺炎入院後の嚥下機能悪化
- 一般的な医師は何を診て何をしているのか
- 3食経口摂取できなかったリスク因子
- 誤嚥性肺炎で舌筋が萎縮
- 頸部可動域の確認
- とりあえず禁食にすると治癒に時間がかかる
- とりあえず禁食は嚥下と生命予後を悪くする
- 長期禁食はtube feeding退院を増加
- 経口摂取群は栄養摂取量が多い
- 栄養量不足で治癒日数が長くなる
- AP患者は低栄養・低活動
- 何が悪いのか?
- 誤嚥は多くの人にみられる
- 禁食は肺炎を避けられない
- 禁食患者は予後が悪い
- 日中起床
- 経口摂取促進ツールKTBC
- 視える化→情報共有
- 信頼性と妥当性検証済み
- KTBCを使用すると回復しやすい
- 食支援の多面的関わり
- 窒息リスクを最小限にする食べる場面のセーフティマネジメント
- 高齢者の栄養ケア 岐路に立っています
などとなっています。
このDVDを観ることで得られることは…
- 最新の低栄養診断や治療法が豊富なエビデンスをもとにわかりやすく説明されているので、臨床における栄養診断や患者さんや介護者への説明にも使えます
- 血清アルブミン値が低栄養診断項目だと思っていませんか?このデータからそれが間違いであることがわかります
- 信頼性/妥当性検証済みで、訪問診療の現場で即使える低栄養スクリーニングツールとは?
- 栄養診断に使われるBMI。寝たきり患者さんなどで通常の身長測定ができない患者さんの身長の測り方がわかります
- 低栄養を見分けるために最も注目すべきもの
- 最新のサルコペニア診断基準の詳細がわかります
- サルコペニアによる摂食嚥下障害の原因と診断及び対応方法がわかります
- なぜ、舌の厚さが薄いとサルコペニアの可能性があるのか?
- 高齢患者の摂食嚥下障害の対応で全身のリハビリと栄養改善が必要な理由がわかります
- サルコペニアによる摂食嚥下障害対策で絶対に忘れてはいけないものとは?
- 高齢者の誤嚥性肺炎の予防と治療に必要な3つの要素
- 誤嚥性肺炎入院後に嚥下機能が悪化する理由
- 誤嚥性肺炎発症による禁食が口腔、咽頭及び呼吸器に与える影響とは?
- 身体侵襲がなく簡易的であるため、多職種で患者さんの状態を総合的に評価しながら経口摂取を促進するためのKTBC®︎(KTバランスチャート)の概要と期待できる効果がわかります
などなどです。
M.S. –
栄養の話をされるときにサルコペニアによって消耗していく筋肉量の話が良かったです。
K.H. –
KTSMの詳しい説明や診療所でも出来そうな診断方法が聞けてよかった。
M.O. –
栄養評価については難しかったが、その他はとても分かりやすかった。
T.F. –
誤嚥性肺炎、禁食の流れは負のスパイラルに繋がることがわかりました。
S.H. –
誤嚥性肺炎でのMNA-SFや特にKTBCなど新しい概念で大変役にたちました。
G.N. –
抗重力位がサルコペニア対策の大前提であること。経腸栄養患者と経口食の人との口腔内細菌の比較が驚きでした。
T.M. –
MNA-SFもKTBCもあまり知らなかったので、多職種連携の場で恥をかかなくて済むと思いました。
M.Y. –
今まで大学では栄養学の講座が無くて開業してから独学で勉強してきました。前田先生の講座を受けて歯科医師は栄養指導が出来るまでの知識が必要だと痛感した。
K.U. –
経口のほうが誤嚥性肺炎を起こしにくいということがエビデンスを示していただきながら解説されていたので理解が深まりました。
T.T. –
低栄養から誤嚥性肺炎に至る道筋について分かり易く説明していただいたので大変参考になりました。
N.K. –
サルコペニアと口腔との関係がよくわかりました。誤嚥性肺炎についての考え方も理解できました。
Y.K. –
サルコペニアによる摂食嚥下障害は、予防できる嚥下障害であり、全身のサルコペニア対策や通常の嚥下リハビリテーションなど多面的な介入が重要であること。誤嚥性肺炎では、サルコペニア対策や高齢者に対する多面的アプローチが重要であることが理解できました。
E.I. –
可能な限り経口摂取する事の大切さがわかりました。
N.H. –
KTBCについて調べてみようと思います。起床の大切さ、筋肉の減少量の内容は印象に残りました。
N.K. –
KTBCについての知識が得られたのでよかった。
R.M. –
アルブミン値が低栄養の判定には関係ないとは知っていましたが、今回のお話でしっかりと説明できるようになりました。経口栄養をしていない人の口腔内にある多剤耐性菌が多く検出されていることには驚きました。口腔内を清掃してもらうように説得しやすくなりました。
A.H. –
あまり知らない栄養の話が勉強できてよかったです。