このDVDの収録内容をご紹介すると…
第1部 リスクマネジメント
- 症例1(75歳 女性 抜歯依頼)
- 1. 虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)
- 症例2(47歳 男性 レジン充填)
- 2. 血管迷走神経反射
- 症例3(24歳 女性 右下6番 RCT)
- 3.過換気(過呼吸)症候群
- 二酸化炭素による呼吸の調節
- 過換気症候群の発生機序
- 過換気症候群の治療
- 症例4 (58歳 女性 右下6番 麻抜)
- 4.カテコールアミンによる過剰反応
- アドレナリン(エピネフリン,ボスミン™ )
- 局所麻酔薬のエピネフリン
- 症例5 (72歳 男性 右上7番 RCT)
- 5.高血圧性脳症
- 血圧は何で決まるか?
- 症例6(68歳 男性 左下7番 抜歯)
- 6. アナフィラキシー
- エピペン®(アドレナリンの筋肉注射)
- 症例7 (70歳 男性 左下4番 CR充填)
- 7. 喘息
- 症例8(58歳 女性 インレー形成)
- 8. 脳梗塞(脳卒中)
- 歯科治療中の重篤な合併症
- 歯科治療中の偶発症
第2部 緊急時対応
- 歯科治療中の偶発症
- 救命の連鎖
- 心肺蘇生法とAEDの使い方
- 早期通報
- 回復体位
- 早期の心肺蘇生
- 心マッサージ
- 気道確保
- 人工呼吸
- 早期の除細動(AED)
- 除細動が必要な心電図波形
- 早期の医療機関への搬送
- 心肺蘇生法の注意点
- 合併症を起こさないために
- 治療を控えるべき症例
- 局所麻酔薬アレルギー
- エピペン®
- 局所麻酔薬によるアレルギー
- カートリッジ型局所麻酔薬
- バイタルサインの測定
- バイタルサインの測定方法
- Japan Coma Scale (JCS)
- Glasgow Coma Scale (GCS)
- 紹介(照会)状の書き方
- 麻酔のコツ
- カートリッジ型歯科用局所麻酔薬の一覧
- スキャンドネスト
- 精神的緊張を最小限にする信頼関係の構築
- 亜酸化窒素吸入鎮静法
- 静脈内鎮静法
- モニタリング
第3章 医療安全対策
- 医療安全の考え方
- スイスチーズモデル
- ハインリッヒの法則
- 医療事故の定義(新)
- インシデント影響度分類
- 誤抜歯(誤抜)
- ユニットのアーム破断
- 医療安全の考え方
- ユニットの不具合
- ユニットの扱いに問題
- 手術用顕微鏡の不具合
- 切削器具の不具合
- 切削器の不具合
- ガストーチの不具合
- 歯科医療の特徴
- 誤嚥
- 誤嚥とその予防
- 歯科治療中に起こりやすい(誤飲、誤嚥)
- Heimlich(ハイムリック)法
- その他の気道内の異物除去法
- 標準予防策と感染経路別予防策
- 標準予防策の遵守
- 標準予防策
- CDCガイドラインで示された新しい考え方
- 手袋を外した後に手を洗う理由
- ワンハンド テクニック
などとなっています。
このDVDを観ることで得られることは…
- 8つの合併症の原因、症状、処置が具体的にわかるので、合併症防止に役立つだけでなく、万一、合併症の症状が出ても慌てずに対応できるようになります
- 歯科医師が気付かないうちに起きている血管迷走神経反射。その症状を見分ける方法と対応の仕方がわかります
- 過換気症候群の処置として以前から有効とされていた「紙袋際呼吸」が勧められない理由
- 局所麻酔薬中のアドレナリンの量は体内のアドレナリンの約100倍です。万一、アドレナリン過剰反応が出た場合の対処法がわかります
- 患者さんが意識障害になった場合に注意すべきこと
- 歯科治療の痛みで血圧は上がる?下がる?そのどちらの可能性もあります。どんな場合に上がって、どんな場合に下がるのかがわかります
- アナフィラキシー時のアドレナリン投与に便利な筋肉注射とは?
- 心肺蘇生法とAEDの使い方と注意点がわかります
- 合併症を起こさないための4つの心得
- 歯科治療を控えるべき7つの症例。訪問診療の患者さんに多くみられるので、しっかりと状況を確認することで合併症の危険をさせることができます
- 照会状の書き方の注意点。これを押さえておけば、医科から信頼されて、正確な情報を聞き出すことができます
- 合併症を起こしにくい血管収縮薬・添加剤無配合のカートリッジ型歯科用局所麻酔薬とは?
- 医療安全の考え方やインシデントの分類の仕方などがわかりやすく整理されているので、スタッフ教育などにも活用でき、チーム全体でより安全な治療ができるようになります
- 医療機器始業点検チェックシート例がわかるので、自院のチェックシート作りの参考になります
- 実際にあったユニットや器具の不具合事例があるので、自院のユニット・器具点検に役立ちます
- クラウンを試適中に誤って口腔内に落として見失った場合に行うべき処置と注意点がわかるので、類似の状況が発生しても慌てずに安全な処置ができるようになります
などなどです。
A.F. –
アナフィラキシーについて理解が深まった
T.Y. –
すばらしい講義でした。
N.K. –
第2部はあらためて医院の確認が出来ました。
A.Y. –
症例があり、理解しやすかった。
S.M. –
具体的な症例は特に印象に残りました。
M.S. –
救急搬送の確率がゼロではなく、いつ自分の身に降りかかるかわからないことをあらためて感じました。
S.A. –
歯科診療の緊急時対応の処置法はよく理解できました。
S.S. –
あまり気にしていませんでしたが、老人の喘息に注意しないといけないと思った。呼吸器内科の先生と連携を密にする必要があると感じました。
M.M. –
日頃考えてないことがわかり、ありがたかった。
T.F. –
著名な大学病院でもこれだけのインシデント・アクシデントがあるくらいだから、小さな規模のクリニック、しかも環境の悪い訪問診療では、より一層注意しなければならないのだと改めて思いました。
M.Y. –
大変参考になりました。
Y.O. –
合併症を起こさないために危ない患者さんを見分ける判断基準がわかりやすかった。
K.K. –
日々の診療の中で、危険を考えながら治療に当たる必要性を再認識しました。また、スタッフともインシデントについて情報共有して、アクシデントを防止していきたい。
M.Y. –
緊急時対応を再度確認できて良かった。今までは頼まれると診療情報提供して自分でできる範囲でやってきたが、難しい内科疾患を持つ患者さんには連携できる総合病院にお願いする事も必要だなと思った
Y.K. –
「訪問歯科でも、余裕があればAEDを持参する」「診療中に生じた事象に対し、真摯に率直に、患者の安全のために改善策を考える」という点が参考になりました
T.T. –
心疾患のモニター心電図は日常臨床では見ないので興味深いものがあった。もっと理解していなければと思いました。早期の心肺蘇生のトレーニングも年に1回程度では役立たないと思いました。
T.S. –
実際の症例から始まり、自身の臨床でも十分起こりえることであり、身の引き締まる思いでありました。万が一に備えて常に対応なども頭において訪問診療を行わなければならないと自覚させられました。
T.S. –
心電図など改めて勉強になりました。
R.M. –
患者さんとの信頼関係の構築の大切さがよくわかりました。高齢者の喘息はあまり考えたことがなかったので注意が必要だと感じました。麻酔薬のスキンテストでの陽性がほとんどないのは驚きでした。また添加物がシャンプーに入っている材料であるのも印象に残りました。
M.O. –
第一部の心電図の経過が参考になりました。
I.H. –
症状別緊急対応が参考になりました。
T.M. –
緊急事態に遭遇した事はないですが、いざという時のために知っておく必要があると感じました
S.H. –
スイスチーズモデルの考え方が面白いたとえで興味深かった。