このDVDの収録内容をご紹介すると…
第1部 口腔機能・嚥下機能評価
- 訪問歯科における口腔リハビリテーション
- 基本的知識
- 高齢者の口腔機能の特徴
- 口腔粘膜の萎縮
- 舌の異常運動
- 口腔乾燥
- 舌骨部の筋肉
- 舌骨に付着する筋肉
- 蠕動
- 生物の進化
- 無顎類と顎口類の登場
- 両生類と爬虫類
- 顎の獲得と脳の進化
- 哺乳行動と本能
- 口腔の進化・発達・老化
- 身体の約60%は水分
- アクアポリン
- 睡眠剤の作用
- 嚥下障害を来たす薬物
- 摂食機能の評価
- 摂食・嚥下機能に関する評価
- 口腔の問題
- 浮腫みやすい体質・体位
- 口腔領域の浮腫
- 寝たきりで上半身の圧が高くなる
- 口腔領域の水滞:「歯が浮く」
- パルスオキシメーター
- 頚部聴診
- ディアドコキネシス
- 「パンダのたからもの」発音の誤りと対応
- 摂食機能療法の機能評価
- 口腔乾燥の自覚症状
- 湿潤度検査紙
- 嚥下困難感と湿潤度(区分)
- 健口体操による舌上湿潤度の変化
- 反復唾液嚥下テスト(RSST)
- 反復唾液嚥下テスト(保湿後)
- 保湿によるRSSTの改善
- 保湿によるRSST改善効果
- 改訂水飲みテスト(MWST)
- フードテスト
- 評価の流れ
- 嚥下造影検査(VF)
- 障害者の嚥下造影
- 嚥下内視鏡検査(VE)
- 摂食・嚥下能力のグレード(藤島)
- 臨床の現場で食べる機能を評価する
- 摂食嚥下障害の判断と問題点
- まとめ
第2部 病態に合わせた機能訓練
- 患者さんの病態を理解する
- 舌から分かる咀嚼習慣
- 顎の咀嚼側と非作業側の関係
- 下顎骨と外側翼突筋
- 下顎骨は筋肉で動く
- 浮腫みやすい体質・体位
- 口腔領域の浮腫
- 開口筋のコリと口唇閉鎖
- 筋肉をほぐす
- 筋肉のコリは「浮腫」
- 寝たきり高齢者における義歯調整の問題点
- 義歯調整のポイント
- 義歯調整がうまくできない
- 高齢者の義歯に注意!
- 高齢者の義歯不適合
- 義歯が合わなくなる原因
- 義歯難症例の主な原因
- 口腔と義歯の関係を理解する
- 食事時だけ総義歯を使用
- 通常は、舌が義歯をサポート
- 寝たきりでは舌のサポートができない
- 顎の安定に歯が役立つ
- 義歯を入れたら、正常機能?
- 嚥下力を高める義歯改修
- 摂食嚥下補助床(PAP)
- 口から食べない時こそ義歯!
- 義歯不安定の要素
- 咬合の安定
- 義歯の不安定と残存歯
- 寝たきりでも使える義歯、咬める義歯
- 義歯難症例の義歯調整・対応
- 通常の義歯調整は研磨で良い
- 歯周疾患と部分床義歯の安定
- 唾液腺マッサージ
- ブローイング・口唇閉鎖訓練
- 舌体操・唾液腺マッサージ
- ケア・リハビリに応用できる漢方製剤
- 咬筋
- 拇指による咬筋のストリッピング
- 四指による咬筋のストリッピング
- 内側翼突筋・外側翼突筋
- 翼突筋の圧迫
- 側頭筋
- 拇指による側頭筋のクロスファイバー・ストローク
- 触診による舌骨の位置の確認
- 舌骨と付着筋肉
- 舌骨上筋群のストリッピング
- 舌骨下筋のストリッピング
- 顎二腹筋と茎突舌骨筋
- 顎二腹筋のストリッピング
- 胸鎖乳突筋
- 胸鎖乳突筋の二指圧迫法
- 棘上筋
- 棘上筋のストレッチ
- 自然治癒力を考慮した病態の把握
- 糖尿病
- 糖尿病の病態
- 糖尿病への対応
- 脳血管疾患
- 脳血管障害
- 寝たきり高齢者の原因疾患
- 逆流性食道炎
- 唾液の嚥下~空嚥下~
- 唾液は食道の逆流胃酸からの防御に大切
- 口腔乾燥感と嚥下困難感
- 麻痺と神経痛
- ケア・リハビリに応用できる漢方製剤
- 意識障害
- 高次脳機能障害
- 認知症
- まとめ
第3部 看護師、歯科衛生士、リハ療法士への指示出し
- 歯科医師と他職種との連携
- 口腔ケアと適切な歯科治療・指示
- 連携の心構えと考え方
- 病態の理解
- 患者を診る視点を同じに
- ケアの医療連携
- 服用薬剤と体位の影響
- 治りにくい高齢患者が増えた?
- 治療対象血圧値と降圧目標値
- 薬剤で唾液減少
- 嚥下障害を来たす薬物
- 6剤以上は口腔乾燥の高リスク
- 口腔乾燥の要介護高齢者は注意
- 神経伝達と伝達抑制薬
- 味覚刺激と圧刺激を考慮した機能的口腔ケアによるグレリンリズム改善
- 舌苔は除去すべきか?
- 手の反射帯刺激で舌苔変化
- 寝たきりで上半身の圧が高くなる
- 歯による口唇咬傷と残根状態
- 開口筋と閉口筋
- 薬剤多用、水分取りすぎ、寝たきりは、口腔領域の浮腫を生じやすい
- ストレスの口腔領域への影響
- リラックス反応
- 全身疾患とその特徴
- 介護の原因となる主な疾患
- 加齢と寝たきりによる口腔変化
- 障害者
- WHOの定義する「障害者」
- ICF(国際生活機能分類)
- 身体障害1
- 身体障害2
- 知的障害・精神障害
- その他心身の機能障害
- 高次脳機能障害
- 特定疾患(難病)
- 認知症
- 認知症の評価と症状
- 認知症の現れ方
- アルツハイマー型認知症
- 脳血管性認知症
- レビー小体型認知症
- 認知症の治療
- 認知症患者の歯科治療
- 義歯管理・取り扱いの注意
- 義歯の清掃と取扱い
- 義歯と保健指導
- 義歯不適合への対応
- 義歯の片側性咬合平衡を保持
- 義歯の支点を解消する
- 義歯の不安定と残存歯
- クラスプが緩い!?
- 動揺度のチェック
- 義歯不安定の要素
- 鼻腔・上顎洞の粘膜浮腫に注意
- 口腔ケアレベルの判断の観察点
- 患者の背景を知る
- 口腔清掃の自立度判定基準 BDR指標
- 口腔ケア介入レベル
- 修正ボルグスケール
- 口腔ケアレベルの評価
- 食べる動作と歯磨き動作
- 口腔と身体との関連
- 口腔症状にあった清掃法
- 脳血管障害と歯科保健指導
- 糖尿病と保健指導
- 認知症と保健指導
- 舌の清掃
- 摂食機能療法の目標
- 口腔機能と体位
- 摂食機能リハビリへの対応
- 口腔領域の特殊性
- 開口困難な患者への口腔ケア
- 口腔領域の筋トリートメントケア
- 指示とフィードバック
- まとめ
などとなっています。
このDVDを観ることで得られることは…
- 患者さんの全身状態、口腔状態、口腔機能を把握するための基礎から臨床に応じた具体的な対応方法までをこれ一つで理解できるようになります
- 所見で見逃しやすい摂食嚥下障害の症状がわかるので、早めに適切な対応が可能になります
- 摂食機能リハビリのポイントが分かります
- 高齢者に特有の「口腔粘膜の萎縮」。その原因と対策がわかります
- 口腔の進化・発達・老化の過程が詳細に解説されているので、診断が容易になって治療計画の立案に役立ちます
- 高齢患者に多い口腔領域の浮腫。義歯不適合、咬合違和感、口腔機能障害の原因になっている場合があります
- 反復唾液嚥下テスト前の保湿による影響とは?このデータを知るとテスト前にすべきことがわかるようになります
- 多職種連携を成功させるポイントと心構え
- 摂食嚥下障害の判断で他職種の多くが誤解していることとは?
- 寝たきり高齢者の義歯が合わなくなる原因と義歯調整のポイントがわかるので、臨床の現場で役立ちます
- 他職種に伝えるべき義歯の役割と効果
- 口腔ケア・口腔リハビリに応用できる漢方製剤。各症状に対応する具体的な漢方製剤がわかります
- 咬筋、翼突筋、舌骨上筋群などの位置とストレッチ方法が図解されているので、他職種連携の場で適切な助言ができるようになります
- 要介護高齢者に多い病態別の機能訓練法が分かります
- 高齢患者の服用薬剤の口腔への影響と注意点がわかるようになります
- 主な身体障害の症状と歯科治療計画立案上のポイント
などなどです。
A.F. –
面白いお話が聞けました
T.Y. –
義歯調整について多くの気付きを得られました
M.S. –
専門職への指示だしについてよくわかりました
N.K. –
肩こりについての話がためになった
S.Y. –
入れ歯と浮腫の関係性がよくわかった
T.S. –
舌に対する観察が大変重要であることがわかり、舌から様々な情報が得られることを知り、今後診察時に注意して観察しなければならないと思いました
H.S. –
義歯調整の話がためになった
E.I. –
要介護者の義歯不適合の主な原因がわかりました
M.R. –
筋肉のコリで舌の作業をよくする側に舌尖が偏位する理由がよくわかりました。開口したままの患者さんにコリを取る方法で口が閉じることができる経験もさせてもらい、介護者や施設の方にも伝えています
S.M. –
口腔に浮腫が起きることが興味深かった