歯科衛生士が知っておくべき嚥下機能の評価方法と訓練方法

講師:藤田医科大学病院 看護長 摂食・嚥下障害看護 認定看護師 三鬼達人先生

(14 件のレビュー)

39,800 (税込 43,780)

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まずは、収録セミナーの一部をご覧ください

摂食嚥下リハビリ・チームの多職種と協働する際に必要な知識とは?

現在、摂食嚥下リハビリなどのリハビリ・チームは、Transdisciplinary Team Model(相互乗り入れチームモデル)と呼ばれる形態が多くなっています。

これは多職種間との意見交換ばかりでなく、多職種間の業務を相互乗り入れして行う形態です。まず第一に、患者のリハビリ目標が存在し、その目標達成に必要な業務を多職種で区分して担当しますが、状況に応じてその役割が変動するスタイルです。それぞれの専門性を活かしつつ、法を超えない範囲で他の職種の業務をやっていきます。

ですから、この形態のチームをうまく機能させるには、各職種を尊重し、多職種の業務内容を理解し、良好なコミュニケーションの元で情報を共有していく必要があります。

チーム医療の形態は、そもそも病院内のチーム形態から進化してきたため、医師、看護師、栄養士、ST、PTなどは互いの業務内容を理解し、共通の言葉でコミュニケーションも良好です。しかし、そこに突然、歯科が入ることになると、多職種との認識の差が生まれて、ギクシャクした関係になることもあります。

このため、摂食嚥下リハビリ・チームなどで多職種と協働する歯科衛生士は、摂食嚥下機能の評価方法から訓練方法まで、一通りの知識が必要となります。それも、単に嚥下スクリーニングテストの方法や間接・直接訓練の方法を知っているだけでなく、患者さんの摂食嚥下障害の状況を把握した上で、必要な訓練方法を選択できたり、患者さんの観察結果を多職種と協議してリハビリ目標を達成できる能力が求められています。

このDVDでは、摂食嚥下リハビリ・チームなどで多職種と協働するために必要な嚥下機能の評価方法と訓練方法をVF動画や具体的な事例を用いて詳しく解説しています。

このDVDの収録内容の一部をご紹介すると…

Part1:ベッドサイドでできる嚥下機能評価

  • 摂食・嚥下障害に関連する病歴
  • 不顕性誤嚥に関する研究
  • 観察と質問紙
    • 観察ポイント
    • 嚥下障害の症状
    • 摂食・嚥下障害の質問紙
    • EAT-10
  • フィジカルアセスメント・観察
    • 嚥下に関わる脳神経
      • 三叉神経
      • 顔面神経
    • 実際の顔貌
    • 片麻痺患者の口腔内
    • フィジカルアセスメント
      • 軟口蓋・咽頭側壁
      • 舌下神経
    • 構音の評価
      • 構音の簡易スクリーニング
    • 発声の評価(嗄声)
  • 摂食・嚥下障害スクリーニングテスト
    • 反復唾液飲みテスト(RSST)
    • 改訂水飲みテスト(MWST)
    • フードテスト(FT)
    • 30ml水飲みテスト
    • 咳テスト
  • 口腔・嚥下機能評価の流れ
  • 口腔・嚥下プロトコール
    • 食事開始後の評価チェック項目
    • 食事アップ基準(1週間毎)
  • まとめ

Part2:間接訓練と直接訓練

  • 摂食嚥下とは?
    • 嚥下の2様式
    • 咬むとうま味(汁)が多量に出るもの
    • 不顕性誤嚥
  • 摂食嚥下リハビリテーション
    • 食べること
    • 訓練開始の絶対条件
  • 間接訓練
    • 間接訓練の進め方
    • 頚部・肩の運動
    • 呼吸筋ストレッチ
    • 頬の運動
    • 口唇の運動
    • 舌の運動
    • 舌のストレッチ
    • 息をこらえる体操
    • 嚥下運動訓練
    • Thermal tactile stimulation;TTS
    • 嚥下おでこ体操
    • 舌骨上筋群の訓練(シャキア訓練)
  • 直接訓練
    • 食べる前の準備
    • 直接訓練の視点
    • 咀嚼・嚥下に適さない食品
    • 誤嚥しにくいモノ
    • 嚥下学会分類2013(食事)
    • 嚥下学会分類2013(とろみ)JSDR
    • お粥の経時的変化
    • 姿勢調整
      • 基本姿勢
      • 頭部屈曲位と頚部屈曲位
      • 安全姿勢
      • 座位とリクライニング位の違い
    • 認知症の先行期の問題
    • 良くない介助方法
    • 食事の対応
      • 摂食開始の状況
      • 中断の有無
      • 摂食行動の乱れ
    • 認知症の人の食事援助で大切なこと
  • まとめ

などなど。

このDVDを観ることで得られることは…

  • 多職種で嚥下障害患者にアプローチする場合に必要となる共通の基本的知識や技術を学ぶことができます
  • 摂食・嚥下障害の観察のポイントや主な症状がわかるので、早期に摂食・嚥下の異常に気付けるようになります
  • 摂食・嚥下障害の質問紙の使用上の注意点。これを知っておかないと、他職種とのコミュニケーションミスが発生して、摂食・嚥下障害を見逃す恐れがあります
  • 麻痺患者の顔貌や口腔内の観察動画をもとに、麻痺がある場合の摂食・嚥下への影響が解説されているので、麻痺患者へどのように対応すれば良いかがわかります
  • 構音の簡易スクリーニング方法と症状ごとの訓練方法がわかります
  • ベッドサイドで実施できる摂食・嚥下スクリーニングテストとその注意点
  • 摂食・嚥下スクリーニングテストは複数を組み合わせて実施する必要があります。医科大学で実施している組み合わせとその順番がわかるので、多職種連携の場で提案することができるようになります
  • 摂食・嚥下リハの効果が出て食事をアップする場合の目安がわかりますので、安全に食事アップできるようになります
  • 液体嚥下と咀嚼嚥下の違いがわかるビデオがあるので、嚥下をより具体的に理解することができるようになります
  • 摂食・嚥下訓練開始の絶対条件。安全な訓練実施のためにも、これは押さえておく必要があります
  • 症状別の訓練法が紹介されているので、どんな訓練を行えば良いかが一目でわかります
  • ベッドサイドでも実施できる摂食・嚥下訓練開始前のストレッチ法
  • 咀嚼・嚥下に適さない食品の特徴。これを知っておかないと、直接訓練で誤嚥するリスクが高まります
  • 本来なら嚥下しやすいはずのお粥で誤嚥の可能性が高くなる理由。これを見つけたら介助者に注意を促す必要があります
  • 認知症患者の食事介助の注意点

などとなっています。

歯科衛生士が知っておくべき嚥下機能の評価方法と訓練方法」への14件のレビューをご覧ください

  1. T.S.

    スクリーニングテストやスプーンについた唾液で食形態が変わる話が参考になった。

  2. M.F.

    摂食嚥下の訓練や食事に適さないものなど、具体的で分かりやすく取り入れやすいと思いました。

  3. S.K.

    スクリーニングテストの正しい方法や、症状別の訓練を具体的で分かりやすく教えていただけた。

  4. N.S.

    スクリーニングをどのように活かしていけばよいか参考になった。

  5. S.H.

    嚥下機能の評価、ケア・リハビリの組み立て方、応用の仕方がとても参考になりました。動画は解かりやすく良いです。

  6. Y.K.

    訓練の方法などが詳しく説明されていてよかった。

  7. T.M.

    動画など映像で確認できたため、理解しやすかったです。ストレッチ方法など、参考にさせていただきます。

  8. R.K.

    普段、嚥下機能の評価や訓練に携わっていないので今回もとても勉強になりました。嚥下、咀嚼に適した食事での訓練や姿勢の調整で誤嚥の軽減や防止など、直接訓練、間接訓練の行い方を身につけたいです。

  9. K.S.

    摂食嚥下機能訓練の評価や訓練がとてもわかりやすかった。動画を見て、色々な形態の食物の嚥下や誤嚥の状況が良く理解できた。

  10. M.N.

    本当に知りたかったことをしっかりと教えて頂いた最高の講義でした。臨床で明日から使えるスクリーニングテストと訓練を具体的に知ることができたので大変嬉しく思います。

  11. Y.Y.

    間接訓練と直接訓練を並行して行うのが理想ということ。食形態の話が参考になった。

  12. R.M.

    特に放射性同位元素を使った不顕性誤嚥に関する研究結果は、就寝中の誤嚥の頻度の高さを知ることになり、嚥下機能の維持が重要であることを改めて感じました。全体にとても分かりやすいお話でためになりました。

  13. S.H.

    お粥におけるアミラーゼは印象深いものがあった。

  14. M.O.

    評価と訓練が簡潔にまとまっていてよかった。

このように、多くの方から高評価を得ている内容となっています。

詳細情報

講師

藤田医科大学病院 看護長
摂食・嚥下障害看護 認定看護師 三鬼達人先生

お届けするもの

セミナー収録DVD(2枚約110分)
セミナー資料(A4版45頁)

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