このDVDの収録内容をご紹介すると…
第1部 義歯で補綴することの重要性
- 老年症候群「高齢者に特有な病的状態」
- 高齢者・有病者における栄養リスク指標
- 睡眠時呼吸障害
- 認知症の危険因子
- 高齢者にみられる食欲不振
- 義歯装着による味覚低下の要因
- 転倒
- 褥瘡とは
- 褥瘡の発生要因
- 歯科治療の需要の将来予測(イメージ)
- 経済財政運営と改革の基本方針 2017
- 歯の喪失により生じる弊害
- 義歯治療の目的
- 義歯治療の目的
- 義歯と摂食嚥下機能
- 食事のときにむせて義歯が飛び出す
- 歯を喪失したときの咀嚼能率
- 80歳地域住民の12年間にわたる生死の追跡調査
- 現在歯数と死亡率
- 咀嚼機能判定で使用した咀嚼可能食品名
- 咀嚼機能と死亡率
- 咀嚼能力と健康余命
- 普段の食事で噛み切れる食品のうち最も硬いものはどれですか?
- 平均余命
- 不健康とは
- 不健康余命
- 健康余命
- 低栄養予防のための食生活指針
- 食事の楽しみ
- かかりつけ歯科医をもつ人は長生き
第2部 評価に基づく治療方法の選択
- 義歯の診査
- 上顎義歯床縁のチェック
- ハミュラーノッチ
- 口蓋小窩
- 上唇小帯と頬小帯
- フラビーガム
- 下顎義歯床縁のチェック
- レトロモラーパッド
- 顎舌骨筋線 舌側床縁の位置決定
- 上顎義歯粘膜面の適合検査
- 下顎義歯粘膜面の適合検査
- 適合試験材
- 適合試験材の使い分け
- 咬合接触の診査・調整
- 下顎前歯部の突き上げ
- 義歯調整の原則
- 義歯床縁と研磨面形態
- 舌接触補助床(PAP)
- 義歯の破折の原因
- 破折した義歯のチェックポイント
- 十分な強度を持った義歯とは
第3部 義歯の修理,調整の要点
- 下顎無歯顎の解剖学的特徴
- 床縁の延長
- 下顎隆起部の被覆・リリーフにより疼痛消失
- インプレッションコンパウンドを使用する理由
- 上顎無歯顎の解剖学的特徴
- 上顎義歯が会話時に口腔外に飛び出してしまう
- 床縁延長
- ティッシュコンディショナーの使用上の注意
- 上顎部分床義歯の鉤歯破折症例
- 義歯後縁が長いので吐き気がすると言われたら
- 抜歯当日の増歯修理の症例
- 増歯修理は間接法で
- 破折した義歯の修理
- 上顎全部床義歯のリライン(直接法)
- 下顎義歯のリベース
- 咬合面再形成の適応症
- 咬合面再形成
- 咬合面再形成の要点
などとなっています。
このDVDを観ることで得られることは…
- 義歯の診査で必須となる検査項目と不適合の場合の処置方針がわかるので、訪問診療の際に素早く問題に気付けるようになります
- 上顎義歯床縁のチェックのポイントとは?適切な上顎義歯床縁位置がわかるようになります
- フラビーガムが認められた時の印象採得の要点
- 下顎義歯床縁チェックのポイント。咬筋の影響を確認する、レトロモラーパッドや外斜線、頬棚を義歯床で覆うなどなど。
- 義歯で補綴することの重要性を再確認できるようになります
- 上顎義歯粘膜面の適合検査の要点がわかるので、正確な適合検査を行えるようになります
- レジン床の補強線適用上の3つのポイント
- 部分床義歯と全部床義歯の適合試験材の使い分け。特に、部分床義歯の場合にはこの使い分けがポイントとなります
- 応力集中による義歯破折の主な原因。原因別の修理・調整のポイントがわかります
- 抜歯後に修理用の印象採得を行なった具体的な症例
- 床縁の延長手順と注意点。インプレッションコンパウンドを使用する理由もわかります
- 下顎義歯のリベース時の注意事項。無用なリベースのやり直しを防ぐことができるようになります
- 咬合面再形成の要点
- ティッシュコンディショナーの使用上の注意。特に、要介護高齢患者への適用は注意したほうがいい理由わかります
- 義歯後縁が長くて吐き気がするという主訴でも、安易に後縁を削らない方が良いわけとは?
- 破折義歯の修理手順と注意点がわかります
などなどです。
N.K –
直接リラインの仕方が良く分かりました。
I.S –
破折の原因を考えた修理法が印象に残りました。
K.K –
義歯の設計、特に床縁について分かりやすかった。
K.S –
全般的によかった。
N.N –
要介護高齢者の義歯は、外来診療では考えられない困難に出会います。咬合面再形成や要介護者のQOLについての授業も印象に残りました。
M.S –
内容は概ね存じ上げていますが改めて基本に立ち返ったように思います。
M.Y –
大変参考になった。毎回そう思います。
T.F –
義歯を装着することで咬合回復のみならず、心理面での改善がみられることがよくわかりました。
S.A –
義歯の作製意義。どうして必要なのかがよくわかった
T.T –
義歯治療の意義について改めて口腔機能向上が介護予防につながりQOLの維持向上に極めて大切なことを再認識いたしました。破折義歯の手法、不適合の対応など参考になりました。
M.Y –
大変ためになりました。
T.S –
義歯作製、修理について改めて再確認できた。訪問先にて急な修理、調整の機会も多く、講義内容を改めて臨床の対応に反映させたいと思います。
M.M –
破折した義歯の接着法は、参考になった。
T.S –
改めて義歯について勉強し直す機会を頂きました。ありがとうございました。
Y.K –
高齢者の義歯治療では、単に形態・機能の回復ではなく、高齢者の栄養改善、運動器の機能向上、介護予防、QOLの維持・向上、食べる楽しみまでを考慮し、義歯治療の基本技術を習得していく必要があるという点。
N.K –
義歯について再確認できました。
R.M –
最近の高齢者では有歯顎の方が増えてきてはいるが、このことでアルツハイマー型認知症の予防になることを積極的に伝えていきたいと思いました。高齢者においては義歯の作成や調整が往診でも多く、少しでも効率的にかつ、痛みがなく噛める義歯を目指すのに役立つ講義でした。
E.I –
義歯床縁について再確認しました。
S.M –
義歯の基本的な知識として参考になりました。
A.Y –
コンパウンドの利用法
T.M –
近年はインプラントの台頭もあり義歯を避ける傾向があると思っていましたが、訪問歯科診療における義歯の重要性を理解できた。
H.Y –
訪問診療をやっていると軟性裏層剤は結果的に予後不良を招きやすいことを感じておりましたが、先生も同じお気持ちでしたので、やはり共通認識なのだと思いました。