そのまま使える照会状のテンプレートもご用意しました
疾患別の「照会状(診療情報提供書)」の書き方がわかっても、実際に書こうと思うと、どのように書いたら良いのか悩んでしまいます。
そこで、患者さんの症状などに合わせて、ちょっとしたアレンジをするだけで、簡単に照会状が書けるようになるテンプレート(Word形式)をご用意しました。
また、医科医師に「照会状(診療情報提供書)」を送る際に必要な「送付状」のフォーマット(Word形式)もご用意しました。
ハンドブックをご覧いただきながら、必要箇所に入力していただくだけで、簡単に「送付状」と「照会状(診療情報提供書)」が作れて便利です。ぜひ、ご活用ください。
単なるハンドブックとテンプレートではありません!
これは安全に訪問診療を行うためのツールです。
ハンドブックは、常に携帯できるようにコンパクトなA5版にしました。患者さんの疾患名を聞いただけで、どのような症状があるかをすぐに理解できるようになります。また、治療前、治療中、治療後に確認すべき事項や治療上の注意事項などをすぐにチェックできるので、安全な治療に役立ちます。
さらに、診療情報提供書のテンプレートをタブレットPCなどに入れておけば、訪問の現場ですぐに診療情報提供書が作れます。診療情報提供書を作成するための重要な情報を聞き漏らすこともありません。
このハンドブックの目次
- はじめに
- 第1章 情報共有と照会状の書き方
- 情報共有のポイント
- 挨拶文の書き方・挨拶文の例
- 照会文の書き方
- 良い照会文の例
- 照会状の書式
- 照会状の送り方
- 第2章 医科歯科連携に係る診療報酬
- 診療情報連携共有加料 120 点
- 在宅総合医療管理加算 50 点
- 診療情報提供料(I)250 点
- 診療情報提供料(II)500 点
- 第3章 疾患別 情報共有と照会状の書き方
- 脳血管疾患(脳血管障害)
- 脳血管疾患とは/返書を理解するためのポイント
治療前・治療中・治療後の注意事項 - 照会状の例
- 脳血管疾患とは/返書を理解するためのポイント
- 虚血性心疾患
- 虚血性心疾患とは/返書を理解するためのポイント
治療前・治療中・治療後の注意事項 - 照会状の例
- 虚血性心疾患とは/返書を理解するためのポイント
- 高血圧
- 高血圧とは/返書を理解するためのポイント
治療前・治療中・治療後の注意事項 - 照会状の例
- 高血圧とは/返書を理解するためのポイント
- 糖尿病
- 糖尿病とは/返書を理解するためのポイント
治療前・治療中・治療後の注意点 - 照会状の例
- 糖尿病とは/返書を理解するためのポイント
- 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
- 慢性閉塞性肺疾患とは/返書を理解するためのポイント
治療前・治療中・治療後の注意点 - 照会状の例
- 慢性閉塞性肺疾患とは/返書を理解するためのポイント
- 喘息
- 喘息とは/返書を理解するためのポイント
治療前・治療中・治療後の注意点 - 照会状の例
- 喘息とは/返書を理解するためのポイント
- 肺炎
- 肺炎とは/返書を理解するためのポイント
治療前・治療中・治療後の注意点 - 照会状の例
- 肺炎とは/返書を理解するためのポイント
- パーキンソン病
- パーキンソン病とは/返書を理解するためのポイント
治療前・治療中・治療後の注意点 - 照会状の例
- パーキンソン病とは/返書を理解するためのポイント
- 摂食・嚥下障害
- 摂食・嚥下障害とは/返書を理解するためのポイント
治療前・治療中・治療後の注意点 - 照会状の例
- 摂食・嚥下障害とは/返書を理解するためのポイント
- 脳血管疾患(脳血管障害)
- Column 治療に役立つパルスオキシメータ
- おわりに
このハンドブックで得られることは…
- 訪問歯科診療に訪れた患者宅や施設で、介護者・関係者から疾患名を伝えられた際に、医師にどのようなことを質問したらよいのか、安全な歯科医療に必要な情報を提供してもらうためにはどのような照会状を書けば良いのかがわかります
- 医科歯科連携が取れて安全な歯科診療ができるようになるので、患者さんやご家族、介護者、施設の職員から感謝されます
- 受け取った相手が感心する礼儀正しい「挨拶文」が書けるようになるので、丁寧な返書をもらえる可能性が高くなります
- 照会状を送る際に必要な送付状や封書のフォーマットがあるので、そのまま相手の医院や自医院の情報を入れるだけで、すぐに最適な送付状が作れます
- 9つの疾患ごとに、「疾患の概要」「照会状の書き方」「返書を理解するためのポイント」「治療前/治療中/治療後の注意事項」が整理されているので、安全な歯科治療実施の参考になります
- Word形式の照会状のテンプレートと郵送用に送付状があるので、フォーマットを入力しなくても、患者さんの症例に合わせた改変だけで、すぐに使えるようになります
などなど。
さらに、「医科歯科連携実例集」をお求めの方には
次の無料特典をお付けいたします!
「医科歯科連携 訪問歯科診療の情報共有の仕方」座談会の収録動画(61分)
冒頭でご紹介した、深山先生と5名の訪問歯科先生の座談会を録画した動画を無料でご覧いただけます。この座談会で話されていた内容は次の通りです。
- 訪問歯科診療の現状について
- 摂食嚥下について
- 訪問診療で困ったこと・困った症例
- 用語が違う・わからない > 口腔に関する意識の違い > 有病者の抜歯
- 口腔がん > 悪性リュウマチ(非がんの緩和ケア)
- 抜歯からの感染症(歯性感染症) > 誤嚥性肺炎 > 義歯による窒息
- 食道のできものによる窒息
- これからの訪問歯科医療
医科歯科連携のための情報共有だけでなく、訪問診療の現場の悩みや工夫、どのようなことに取り組んでいるかといった非常に有用な情報が満載です。明日からの訪問診療のお役に立つ内容となっています。