まずは、米永先生のメッセージをご覧ください
この冊子の特徴
介護食を作るときに絶対知っておきたい内容を網羅
「なぜとろみをつけるのか」から「食べさせ方の極意」まで、介護食を作るときに絶対知っておきたい内容を掲載しています。介護食を作る上ではもちろん、患者さんやご利用者に食形態のアドバイスをする際にも資料として活用することができます。
コンビニやスーパーで手に入るものだけで作れるメニュー
冊子に掲載されている15のメニューの材料は、作り方も簡単なら材料の購入も簡単です。どの材料も、コンビニやスーパーで手軽に購入できます。
準備するもの、使用する道具、作り方がひと目でわかる
15のレシピはすべて、「準備するもの」「使用する道具」「作り方」の3つで構成されています。また、レシピは「コード1からコード4」に分類されています。この分類は、嚥下機能を表したもので、「嚥下調整食学会分類2013」を参考にして作られています。同じおかずでも、嚥下機能に応じて作り方を変えることでおいしく安全に食べられるようになります。
見開きで料理しながらレシピを確認できる
1つのレシピが見開き2ページで掲載されています。作りたいレシピのページを開いてキッチンの傍らに置いておけば、作り方を見ながら料理を進めることができます。
実際の作り方を動画で見ることができる
レシピのページにあるQRコードをスマホで読み取れば、介護食の作り方を動画で確認することができます。オレンジジュースやみそ汁などは、とろみの加減がイメージできるよう敢えてスプーンですくうシーンを入れるなど、動画ならではの表現にこだわりました。
こちらの動画をご覧ください。
レシピ動画のサンプルをご覧いただけます。
介護職の方に渡すと・・・
協会スタッフが介護事業所の方にこの冊子をお渡しし感想を集めました。コンビニやスーパーのレトルト食品でも介護食が作れるという驚きの声や、料理経験が少なく苦手でも取り入れやすいといった喜びの声が寄せられています。一番下のレビューをご一読ください。
内容の一部を紹介すると・・・
介護食をつくるときに知ってきたいこと
- なぜとろみをつけるのか?
- 嚥下調整食のコード分類
- 介護食づくりに必要な準備物品
- 材料配合の目安
- 介護食 作り方の極意
- 食べさせ方の極意
- ソフティアの購入方法
介護食のつくり方
- ごはん
- カレー
- 牛丼
- オムライス
- ハンバーグ
- さばの味噌煮
- しょうが焼き
- から揚げ
- ほうれん草のおひたし
- うどん
- おしるこ
- トマトゼリー
- みそ汁
- オレンジジュース
- 経管栄養剤
東京都 サービス付き高齢者向け住宅フルール細田 荒井範泰 –
ムース食や刻み食などの介護食は、食材業者にお任せしていましたが、この本を紹介していただき簡単に介護食が出来る事がわかりました。もっと色んなメニューに取り組んでみたいので第2弾、第3弾を期待します。別冊でおやつ用もあれば嬉しいです。
秋田県 秋田聖徳会居宅介護支援事業所 中道えり子 –
市販されている介護食は飽きるとの声も聞かれます。料理経験がなく苦手な方でも道具や材料の数が少なく手間が簡単で取り入れやすい内容と思われました。食べさせ方の極意のページは写真でとても分かりやすかったです。命をつなぎ、人生の最大の楽しみである食事を最後まで楽しめる助けになる冊子だと思います。
宮城県 宇宙心ステーション 佐竹喜久枝 –
むせこみ等が目立つようになってきており、トロミ剤を使用し始めた方もいます。一人一人の状態に合わせた食事提供の難しさがあり、職員間での意識の差もみられます。この冊子を活用して、「食べる」ということについての勉強会を行ないたいと思いました。
秋田県 ほほえみ介護ネットワーク 安保奈都子 –
嚥下の段階に応じた食事の形態が写真で紹介されているのがわかりやすく、調理にレトルトの食材を使っているのも手軽さを感じられる部分ではないかと思いました。とろみ剤とゲル化剤の違いも表記されていて、初めての方でもわかりやすいと思います。介護食が必要な事で在宅生活を諦めてしまう方が、これを見て在宅での生活を前向きに検討できると良いなと思いました。
岡山県 山本整形外科デイケア 酒本由紀子 –
とろみ剤、ゲル化剤のちがいや、コンビニやスーパーで購入したレトルト食品でもとても口あたりの良いソフトな介護食ができる事を知り勉強になりました。美味しいと言ってもらえるよう努力していきたいと思います。
神奈川県 ひとつなぎ矢向 蔭山拓哉 –
この本を読んで、食事のときの姿勢が大切だと再発見しました。これからもご利用者さんの姿勢に注意していきたいです。
東京都 リハビリデイSKiP滝野川 藤田裕 –
とろみにコード1~4があるのは知らなかったです。細かい分類があるのを知ったことで、これを指標にして口腔体操など取り組むことが出来ると思いました。コードの分類をご利用者も知ることで喜びを感じられると思います。
東京都 日生デイサービスセンターきずな赤羽台 榎本和子 –
介護食は、家族の方が作る場合どういう風にしたらいいか分からず全部混ぜておじやで食べさせているケースが多いです。ですが、この本を見ればいつどういう状況で食事を食べさせたらいいか分かりますし、ご飯を食べる楽しみも書いてあり良かったです。
岡山県 美咲デイサービスセンター 赤澤幸恵 –
食事は楽しみの1つであり、健康ですごすために大切なものだと思います。安全においしく食事をするために、個人の咀嚼能力に合せた形態で提供することの大切さを改めて感じました。調理法もわかりやすく、今後に活用していきたいです。
宮城県 愛の家グループホーム石巻開北 末永さおり –
市販のお惣菜を使って簡単に介護食を作れるということで、料理をしたことのない人でも簡単にでき、ハードルが下がり、口から食べることを続けられる可能性が広がったように感じます。