このDVDを観ることで得られることは・・・
- 嫌がられない口腔ケアを行う力がつく
- 認知症の症状別に注意する点がわかり、口腔ケアを安全、スムーズに行うことができる
- 認知症の患者さんとのコミュニケーションのコツがつかめる
- アルツハイマー病特有の法則と対応方法が学べるので現場で役に立つ
- 認知症の予防になるケアのポイントが理解でき、患者さんに喜ばれるケアができる
収録したセミナーの内容の一部をご紹介すると・・・
- 認知症の方とのコミュニケーション、まずは正しい知識から
- 問題は利用者側にあるのではない
- 勝手な思い込みはやめる
- 自分の不勉強を棚にあげない
- 認知症という疾患はない?
- 「認知症」は疾患名ではなく「状態」
- ベテラン専門職こそ注意しよう
- 「血管性認知症は階段状に悪化」は間違い
- 五年前の医学知識はもう役に立たない
- ご本人、家族の認知症に対する誤解、偏見が問題
- DSM-ⅣからDSM-Ⅴへ
- Dementiaという用語は使われなくなった Major Neurocognitive Disorders
- 診断に必須の項目であった「記憶障害」が必発でなくなった
- 認知症の診断基準:以下の6つのうち、1つ以上の能力が低下した場合に認知症と診断される
- 複雑性注意(注意機能)
- 実行機能(遂行機能)
- 学習および記憶
- 言語
- 知覚、運動(失行、失認)
- 社会的認知
- 社会的認知障害
- 表情などを見て、他人の気持ちを理解する能力の低下
- 他人の心の痛みを自分の痛みとして感じる能力の低下
- 相手の気持ちを推し量りながら自分の行動を決める能力の低下
- みんなで協力して、物事を行う能力の低下
- 自己の感情や欲望を適切に抑制(我慢)する能力の低下
- 自分を振り返り反省する能力の低下
- 日常生活での注意障害
- ものごとに集中できない
- すぐ飽きる
- 効率がわるく、ミスが多い
- 指示をしても、自分勝手でずっと話し続けて聞いてくれない
- 何かが気になると、そのことが頭から離れなくなる
- 幾度となく声掛けや指示が必要になる
- 複数のことを同時進行できない
- 日常生活での遂行機能障害
- 自分で計画を立てられない
- 約束の時間が守れない
- 行き当たりばったり
- 新しいことがうまくこなせない
- 生活の上で周囲の助けが必要なのに自覚がない
- 臨機応変の対応が困難になる
- 日常生活での記憶障害
- 話したことを覚えておらず話が空回りする
- 何度も同じことを聞く
- 記憶障害が重度になると「作話」が起きる
- 「今日は調子が悪い」など取り繕い反応が出る
- 答えに困ると同伴者を見る(振り返り現象)
- 失行と失認
- 認知症は原因疾患に応じたケアが必要
- 変則性認知症
- 皮質性認知症(アルツハイマー病、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症など)
- 皮質下性認知症(進行性核上性麻痺、認知症を伴うパーキンソン病など)
- 辺縁型認知症(神経原線維変化優位型老年期認知症)
- 脳血管性認知症
- 大脳皮質病変型
- 皮質下病変型
- 重要部位病変型
- 血管炎
- 脳内病変による認知症
- 正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍 など
- 感染症:単純ヘルペス脳炎、AIDS脳症、クロイツフェルト・ヤコブ病 など
- 自己免疫疾患:多発性硬化症 など
- 頭部外傷後遺症
- 全身疾患に伴う認知症
- 認知症の6割がアルツハイマー病と脳血管障害の合併型
- 血管性認知症の方への対応のコツ
- レビー小体型認知症の方への対応のコツ
- 前頭側頭型認知症の方への対応のコツ
- 進行性核上性麻痺の方への対応のコツ
- 大脳皮質基底核変性症の方への対応のコツ
- ハンチントン病の方への対応のコツ
- アルツハイマー病の方への対応のコツ
- アルツハイマー病の法則
- 自己有利の法則
- 記憶障害の法則
- まだら症状の法則
- 感情残存の法則
- こだわりの法則
- 作用・反作用の法則
- 症状の了解可能性の法則
- 衰弱の進行に関する法則
- 軽度認知障害(MCI)
- 認知症は予防できる
- 物盗られ妄想の心理的背景
- 認知症を発症させる「5悪」
- 高齢者の生きる力を奪う3つの病
などなど。
他にも盛りだくさんの内容となっています。
Y. K. –
認知症のタイプにより、ひとつひとつ対応の仕方が異なること、対応法を学べて、とても勉強になりました。
K. H. –
訪問で口腔ケアを行うにあたり、患者様(高齢者の方)ほとんどに何らかの認知症をお持ちなんだろうなという認識を持ってとりくんでいるつもりですが、今までは自分の中で、認知症をひとくくりに考えていた部分があり、今回の講座を受講し、改めて原因障害の違いによって対応を変えていくことが必要なのだと認識を改めることができたと思います。
S. K. –
訪問歯科で働きはじめて1年目なのですが、認知症についてあまり理解できていなかったのですが、認知症の種類によっての対応がわかりました。
M. S. –
認知症の考え方が変わる講座でした。一つ一つの症状について学び直しをしなければ、相手を認知症にしてしまうリスクもあるのだと怖くなりました。
安田 美沙季 –
認知症というものを全てのくくりにして考えていたことが間違っていた。
芦田 浩子 –
認知症には様々なものがあり、その人個人がどの認知症なのか知ったうえでの対応、今後心がけたいと思います。福祉の大学で学んだことの復習ができました。とても分かりやすいお話、ありがとうございました。
水村 絵理 –
認知症=物忘れだと思っていたので、違う事がわかってよかったです。先生の体験談がとても参考になりました。
R. S. –
認知症といっても様々な原因、症状があるということ、それらに対する対応がちがうことなど、とても勉強になりました。
A. N. –
認知症についての知識がほとんど一般の方と同じレベルぐらいだったので(アルツハイマーなどの種類は知っていましたが)、今日、全体的に聞かせていただいて、今までの考えが180度変わりました。学生時代の講義でもここまで深い話を聞けなかったので、とても勉強になりました。
R. Y. –
認知症に対する誤解がたくさんあった事に気づきました。常に認知症の勉強をし、知識の向上をしていく事が大切だと思いました。
松本 香澄 –
本日はありがとうございました。とても参考になる内容ばかりで充実したセミナーを受けることができました。対応も事細かく記載されていたので今後の参考にさせていただきます。
堀田 幸子 –
患者さんに認知症の症状が発症されたり、具体的な対応がわかりました。否定しないで、誘導しながら口腔ケアをしたいと思います。介護される奥様の対応もストレスにならないように気をつけていきたいと思います。
N. H. –
貴重なお話をありがとうございました。30年ほど前に聴いた知識を一新し、改めて勉強し直したいと思います。現在、関わっている認知症の方々に良き診療ができるよう考えたいと思います。
M. K. –
単に認知症というだけで、対応のパターンを同じにしないようにしようと思った。すごく奥が深い疾患だと思うので、理解できるようにもっと勉強したい。
森 法子 –
認知症の知識があまり無いところからの受講でしたので、すべてが目からうろこの話ばかりでした。特に患者への人との関わり、また、医療従事者の対応が症状を軽くする、予防できることを知り、明日から取り入れてみたいと思いました。
A. T. –
認知症の認識がまたくズレておりましたので、一度リセットして勉強しなおしたいと思います。再度、見直し、これからの仕事に役立てたいと思います。大井先生のお話はとても聞きごこちよく入ってきました。ありがとうございます。