収録したセミナーの内容の一部をご紹介すると・・・
第1部 要介護高齢者についての基礎知識
- 歯科治療の将来はこう予想されている
- 歯科治療だけではない要介護高齢者に対する歯科の役割
- 老化と要介護の関係を知っていますか
- これだけは知っておくべき高齢者に多い疾患
- 2つの脳血管障害
- 脳血管障害の患者に見られる口腔状態
- 注意!この2つの薬を飲んでいる人は出血が多い
- 休薬しないで抜歯をおこなう基準とは
- 廃用症候群なら、この病気も伴っている場合が多い
- 注目すべき不顕性誤嚥
- 専門的口腔ケアとは
- 口が汚れる原因は「口腔機能の低下」
- “施設“の分類と入居対象者があいまい?それならここで整理しましょう
- 介護保険施設は介護施設ではない その理由は?
- 増え続ける認知症患者 主な原因疾患をまとめて把握
- 認知症の症状とは 中核症状と周辺症状の違い
- 認知症が強いから入れ歯を入れられないワケではない 本当の理由は○○○です。
- この患者さん 認知症? 気づきのポイントはこれです
- 日常の診療でできる簡単スクリーニング法
第2部 要介護高齢者に見られる歯・口腔疾患
- オーラルジスキネジア患者のリスク回避法
- 入院患者のう蝕から起きること
- 長期入院患者で注意すべき挺出歯
- 義歯性潰瘍
- 脳梗塞後遺症患者が義歯を入れない理由
- 入れ歯をあきらめるとき。○○○○の出現は経口摂取の限界を意味している
- 治すことができない粘膜疾患 そのとき家族や施設の職員にどう伝えるか
- 訪問歯科医師が一番見つける確率が高い口腔カンジダ症
- 口腔カンジダ症の生体側要因と症状、病態
- 口腔カンジダ症の治療 ミコナゾールゲルの使い方
- 吸入ステロイドがカンジダを引き起こす例
- 口唇ヘルペス、疱疹性口内炎、帯状疱疹、扁平苔癬、白板症の対応
- 意外に多い顎関節脱臼 整復後にすべきことは
- 今後増えてくる顎骨壊死
- 2012年に改訂されたビスホスホネート関連顎骨壊死に対するポジションペーパー
- 初めての患者さんの病室に入ったとき、部屋の中の何を見るべきか
- 終末期の患者さん 口腔内の出血がひどい その対応のポイントとは
第3部 経口維持加算について
- 施設が算定する経口維持加算とは
- 経口維持計画書の中身
- 摂食・嚥下障害の語句の整理
- 誤嚥を疑わせるメルクマール
- 知っておくべき ヒトの嚥下の2様式
- 摂食・咀嚼・嚥下の各ステージの整理
- 直接訓練の実際 5つのポイントとは これはミールラウンドのポイントでもあります
- これだけは押さえておきたい代替栄養法の基礎知識
第4部 ミールラウンド実習
- 食事観察で見るべき21の項目
- 関係職種に何を聞くのか? 何を調べるのか?
- この事例の問題点はどこにあるのか?
- 【ケース1】80歳 女性 介護保険施設入所中
脳出血後遺症(57歳時) 認知症Ⅲb
性格は比較的めんどくさがりな性格
内服薬はアモバン1T/dayのみ
義歯の使用状況:家族が介助に来るときは義歯を入れて食事をするが、施設職員が介助すると義歯を入れない。 - 【ケース2】100歳 女性 介護保険施設入所中
脳こうそく後遺症 平成14年から介護保険施設に入所中。
左右の視力は殆どなし。
内服は酸化マグネシュウム1.5g/day
長年施設入所にて、家族は金銭的な負担が長期に渡ってかかっている。
家族としては100歳まで生きたので、このあとどの様な亡くなり方をしても構わないと考え、医師および看護スタッフには告げていて、了解済みである。
本人はおにぎりを半分食べるのみで、あとはメイバランス200mlを毎食飲んでいる。VFでは、誤嚥が認められ、経口摂取は困難であるがその旨を家族には説明して、家族は納得している。
- 【ケース1】80歳 女性 介護保険施設入所中
などなど。
他にも盛りだくさんの内容となっています。
H. Y. –
基本的なことから幅広くおさらいが出来てよかった。特にミールラウンド実習は我々がやるべきことであり、実践的でよかったと思う。
M. Y. –
とてもわかりやすく理解ができました。ありがとうございます。
T. N. –
患者さんの病室をみてまずどこを見るか、について。
K. O. –
ミールラウンド実習が興味深かった
A. H. –
口腔ケア、原始反射の話
K. K. –
なぜ口腔ケアを行うのか?の問いに悉皆回答できなかった。1、口腔機能が低下しているから2、ADLが低下して自立清掃が出来ないから→これを忘れずかかわっていきたい。
T. M. –
イグザレルトとエリキュースなどの抗凝固薬の新薬情報と口腔ケアが必要な理由について、あらためて認識した。
T. I. –
しか受信患者数が変化している。ミールラウンドの要点
N. I. –
高齢者に生じる病態を整理することが出来ました。ミールラウンドという摂食捕食の領域の判断や指示助言に対する歯科医師の役割が大きくなっていると感じました。
M. S. –
豊富な写真とデータから、より実践的な臨床に今後臨めると思いました。
M. N. –
ミールラウンド実習
A. F. –
勉強になった
T. O. –
具体例(実例)は参考になりました。
M. M. –
終末期の状態など興味深く聞かせていただきました。
山 顕子 –
認知賞の患者さんの診療を行う際には本人ばかりを見るのではなく(実際コミュニケーションをとるのが難しいので、これすら十分出来ないのですが)介護者や環境について考慮することが重要であることを改めて認識しました。多くの奨励を見せていただき、ありがとうございました。
樋口 亜由子 –
ミールラウンドについて実際の症例での観察のポイントが非常に勉強になりました。今後、ミールラウンドを行うときの参考にしたいと思います。
福本 和夫 –
サテライト会場での受講なので、システムトラブルは一番困ります。一番聞きたいところが聞けませんでした。
長谷川 浩之 –
認知症の方々の訪問に伺った時、何処をチェックするかどの様に対処するべきか具体的で分かりやすかったです。
成田 大紀 –
自身は訪問診療の初心者であり、新たに見るべき個所が増えたことをありがたく思います。
永井 敏 –
高齢者の持つ種々の問題および対応の基本的な考えについて、特に医療のみでない部分について分かりやすくお話いただき、理解が深まりました。
杉山 仁 –
ミールラウンドは勉強になりました。認知症の知識も増えてよかったです。
東川 和生 –
認知症でも友抗性認知症は義歯製作を依頼されたとき周囲の介護が望めないと思われたときはなんと申し上げて製作を断ればいいのでしょうか。
川崎 弘文 –
図や表の説明もよかったですが、臨床の動画や写真を使った説明がもっとあればうれしいです。大変ためになりました。
薗田 裕 –
午後からの中断が残念でした。中断後も講演は続いていたようなので聞き逃したところが残念。あとからやってくれたので感謝!